大鹿村の青いケシ (南信州プチ旅)
2012年 6月23日
三馬トリオで、日帰りプチ旅・・・


山? 観光? グルメ?
この時期、どんな場所がいいのかな?

自分の遊びの引き出しの中でヒットした
のが、『ヒマラヤの青いケシ』

大鹿村ってどこ?
どうやって行くの?

地図を広げてアプロ−チを考え、
南信州のプチ旅に出発!

最寄のインタ−から新東名下り線を走り、
三ケ日JCの手前で三遠南信道路に
入りました。
三遠南信道路はまだ途中まで
ですが、無料です。 
鳳来寺まではずいぶん時間短縮
できるようになりました。
10:00  天竜峡 天竜峡十勝 龍角峯
大鹿村はR152号線沿線ですが、
道は狭く走り難いので、R151号線
を選びました。

愛知県からあっという間に長野県に
入って、『あれま〜長野ってこんなに
近かったの〜!』

南信州の旅は沿線の道の駅めぐり
から、(道の駅信州新野千石平)
新鮮野菜も格安で早くも両手に荷物。
おやき、五平餅、野沢菜漬けも売って
いるし、馬刺し、馴染みのないジビエ肉
の冷凍もありました。

沿線の景色も楽しみながらドライブ♪
飯田市に入ってきました。天竜峡の
看板を見つけてここにも寄り道。
前日までの雨(台風)で、残念。
鉛色の水でした。
遊歩道を歩き、30分ちょっとのお散歩
でした。その後はカ−ナビの指示通り
に走り、大鹿村に入ってきました。
天竜峡
大鹿村役場から中村農園まではまだ車
で40分かかるので、鹿塩温泉手前の
『塩の里』でお昼ごはんを食べましょう。

規模は小さいけど、中村農園の花や
農産物や特産物を売っています。
大鹿豆腐を売っている店舗の横の
『食事処ふじ』に入りました。

ここの名物は鹿肉を使った定食
鹿塩温泉をス−プに使った
鹿塩ラ−メンでした。
鹿肉もご当地ラ−メンも魅力でしたが、
ご当地の名物を盛り込んだ塩の里定食
にしました。
大鹿豆腐やイワナ、新鮮野菜の
揚げたて天ぷら。
どれもこれも美味しくて、
ごちそうさま〜(*^。^*)
12:00 ジビエメニュ−が豊富です    塩の里定食  900円
13:00 中村農園
鹿塩温泉を過ぎると道はますます狭くなります。山をどんどん登っていく道でした。
こんな山奥で≪幻の花、ヒマラヤの青いケシ≫が見られるの〜???
小さな売店もあり、車が10数台止まっていました。 ここで入場料500円を払って園内に入ると・・・いっぱい咲いています。
標高1500mの大池高原。栽培は難しいようでですが、ここの気候風土が適しているのですね。

台風の影響はほとんどなく、綺麗に咲いていました。こんなにたくさんの青いケシを見れたのは初めて!
ちょっと遠かったけれど、(自宅から車で4時間ちょっと)一番の見ごろの頃に来れて良かった(*^。^*)
青いケシ開花時期は 6月〜7月上旬のようです。

メコノプシス・グランディス

「天上の妖精」と称えられる透き通るような青い花。見ていると吸い込まれそうなくらい綺麗な青色です。

大池高原                    クリンソウ
中村農園から車で数分戻ったところにあるのが大池高原です。道端の駐車スペ−スに車を置き、
この池のまわりに付けられた遊歩道を歩いてみましょう。
大雨の後で、池の途中まで行ける橋は水没。 池にはナゼか?赤い金魚がいっぱい泳いでいました!。
青いケシとセットで見たいのが、大池高原のクリンソウです。
池の奥側にクリンソウの群生地がありました。オレンジがかったピンク色の花かんざしが、草地の上にゆらゆらしています。
静かな原生林の中で、なんでここに?。  い〜い雰囲気です。
青いケシを見にきても、ここに寄る人は少ないのかな? タダで見れるのにね〜
フタリシズカやイチヤクソウなどの山野草も見られました。
14:30  鹿塩温泉 山景館
再び、車のすれ違いも困難な山道を下り、鹿塩温泉に戻ってきました。
せっかくここまで来たんだから、やっぱり立ち寄らなくっちゃね。最初に山塩館に向かいましたが、時間が少し遅かったので残念。
その先の山景館に入りました。こんな山奥なのに塩味の温泉です。 
源泉は飲用できるようで、カメからすくって口にすると・・・ しょっぱくて、とても飲めないよ〜(@_@;)

Wikipediaによると
鹿塩温泉  含硫黄-ナトリウム-塩化物冷鉱泉  源泉温度14℃塩分濃度は、海水と同じ4パーセントであるが、含まれるミネラル分が異なることから、断層中央構造線)に閉じこめられた化石海水ではないとされている。
建御名方神が鹿狩りをしている時に鹿が塩水を舐めているのを見て発見したとか、弘法大師がこの地を訪れた時に村人が塩に困窮していることを知り持っていた杖で地面を突いたところそこから塩水が湧出したとの伝説があり、相当古い時代からこの塩水が利用されてきたことがわかる。
17:00  奈良井宿
鹿塩温泉からは・・・はるばる大鹿村まで来たから、もう少し足を延ばして、奈良井宿まで行ってみることにしました。
1時間半ほどかかりましたが時間はもうすぐ夕方の5時です。


江戸時代、江戸と京の都を結ぶ重要な街道であった中山道。その69の宿場のうち木曽には11の宿がありました。

奈良井宿はその最初の宿場にあたり、上町・中町・下町の3つの街区に
分かれます。  日本の情緒を色濃く残す観光スポットです。

お土産屋さんも店じまいの時間ですが、観光マップを片手に宿場町めぐり。
漆器や櫛などは海外の安いものも入っているのだそうですが、
地元の手作りにこだわった店では、芸術的な工芸品を見ることもできました。

旅の最後は蕎麦で〆ましょう!。入った蕎麦屋は奈良井駅のそばの楽々亭
南信州=蕎麦!  やっと食べられました。
細めの手打ち蕎麦と極上のダシ、最高の一杯でした。

帰りは塩尻経由で約4時間弱。
地元に帰ったのは夜の10時過ぎでしたが、魅力たっぷりの南信州のプチ旅でした。
奈良井駅のそばで念願のお蕎麦
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