三陸のロ−カル鉄道・遠野と花巻・大曲の花火
 2014年 8月22日〜24日
 
夏山休暇を、木曜(8月21日)、金曜(8月22日)と取得して、4連休!。
この夏、まだ縁のなかった北アルプスへ高山植物を見に行きた〜いと、
前日まで天気図と天気予報をチェックしていたけど、天気は安定していない…(;_;
こんな時の縦走は少々リスクが高いなぁ〜と、前夜きっぱりと方向転換!。

 この夏、まだ青春18きっぷを 使った旅をしていないから、ついに青春きっぷの出番です!。
とはいえ、青春18きっぷを使うプチ旅計画は、まだまったく考えていませんでした。
 4連休の初日の朝(8月21日)から、パソコンで大急ぎで調べ始めましたよ…(;^_^A
今回の旅の一番のテ−マを、『三陸の今を見ること』と決定。 鉄道は一部繋がってないから、移動方法を調べるのも大〜変。
結局、今日の乗る夜行バスの予約と、東北1日目の乗継方法を調べるだけで精一杯・・・・でした。
時間が足りなくて、東北二日目(土曜日)以降の計画が決まらないままの出発となりました。


 さて、どんなプチ旅になるでしょう?。 

 
 8月21日(木)のお昼ごろ自宅を出発!  16:40〜18:00 国立新美術館  21:35 池袋で夜行バスに乗る
準備に半日かかり、12時ちょっと過ぎにやっと出発…♪。青春18きっぷ一回目の使用は東京までの移動のみ。
せっかく東京に行くのだから、以前から観たかったオルセー美術館展の観覧時間に間に合うように、家を出ました。
地下鉄もちょい乗りして国立新美術館へ〜。

平日の4時半過ぎになると、美術館も空いていて、6時の閉館までゆっくりと鑑賞できました。

池袋から出ている夜行バスは、夜の9時35分に出発です。六本木も徨って最新の旅のガイドブックも買って時間を潰しました。
夜行バスも当日ネット予約したもの。 盛岡行きや八戸行きは、すでに満席。 たった一席だけ空いていたのが釜石行きでした。 
 
 
 
 8月22日(金) 三陸鉄道北リアス線に乗って・・・浄土ヶ浜、いわて銀河鉄道、盛岡泊
 
7:00 JR 釜石駅着              お隣は三陸鉄道釜石駅(南リアス線 釜石⇔盛)
 翌朝7時ごろに釜石駅に着きました。お隣には三陸鉄道釜石駅があり、今年4月から開通した南リアス線の起点駅です。
南リアス線も乗ってみたかったのですが、宮古方面とは逆方向なので今回は残念・・・あきらめましょう。

さて、釜石から宮古までは以前 JR山田線が走っていましたが、3.11震災の津波によって壊滅的な被害を受けたので、
現在は鉄道での移動手段はありません。 ここからは代行バスを使います。

地域によって運行するバス会社が違うので、途中の岩手船越駅のバス停で乗り換えます。
まずは釜石駅前から7時50分発の岩手県交通バス(釜石船越線)に乗って岩手船越に向かいました。 車窓には・・・
 
〜大槌から浪波海岸〜  バスは海沿いを走る    一階部分の鉄骨がむき出しの建物 
何も無い平地は雑草が生い茂り、所々にきれいに成型された盛土と重機。これだけ広範囲だから作業している人も
あまり見かけません。
 海岸線が見えてくると、土盛りした平地が多く見かけられるようになりました。
津波の面影は、あまり感じなかったけど、所々に一階部分の鉄骨がむき出しの廃屋がありました。

低い土地にあるものは、プレハブの小屋ばかり…。  なんと・・・! コンビニまでプレハブ小屋でした。

途中の道の駅からボランティアのTシャツを着た若者のグループが乗ってきました。まだまだこれからも
ボランティアの必要性を感じました。
   『この地へ来て、自分の目で見て感じること…。
復興にはまだまだ、気の遠くなるような年月が必要だと思いました。
 
8:50  岩手船越駅のバス停から宮古行のバスに乗車   海岸線のすぐ近くを走る。カキ棚もいっぱい
岩手船越駅の前でバスを降りて(650円)、ここから8時50分発の岩手県北バスで宮古駅まで向かいます(830円)。
鉄道が壊滅的な箇所もバスが走ってます。 三陸鉄道も20144月から走り始めました。
ボランティアの人の力もまだずっと必要でしょうが、地元に暮らしていた人達が故郷に戻ってこれること。
そして、たくさんの人がここへ訪れることも、町を活性化させ復興につながると思いました。
 
9:54宮古駅に到着                   宮古駅から浄土ヶ浜へ向かう 青の洞窟 サッパ船
とはいえ、この区間を公共交通で乗り継ぐのはまだまだ大変。  まずは宮古駅に無事到着しました。
ここに三陸海岸で一番の景勝地、浄土ヶ浜があります。 宮古駅からバスが出ているので早速行ってみましょう。 


ここでは、1時間の三陸海岸クルーズの遊覧船と、青の洞窟めぐりのサッパ船が出ています。 
パンフレットの青い海に魅せられて、こちらを選びました。

ライフジャケットにヘルメット、そしてかっぱえびせんも渡され、いざサッパ船へ〜♪♪♪。
サッパ船とは小舟のことです。 狭い洞窟の中に入るので2〜3人乗りから、せいぜい5名乗りの小舟です。
 
かっぱえびせんは食べるのではなくて、カモメの餌やりですよ〜。 手に持つと、上手にくわえていきます。
浄土ヶ浜の岩壁を間近で見て、洞窟内へと小舟が入ります。干満で天井の高さが変わるからヘルメットが必要なんですね。 
 
11:20    こんなに青い色!。 青の洞窟って、日本でも見れるんだあ〜!。    ウニも見えたヨ!。
 
11:45  浄土ヶ浜
それから浄土ヶ浜まで散策してバスに乗って宮古駅に戻りました。
浄土ヶ浜で一緒になった、地元の宮古ばっぱと仲良くバスに乗りました。 3、11の震災の大津波も体験したとのこと。

多くの住人は、指定避難所まで行く途中…、車で避難しようとした人などが、多く津波に飲み込まれてしまったようです。

宮古ばっぱは、近くの高台に急いで登り、難を逃れたとの事でした。
 そして一番怖いのは引き潮で
大きな津波の後の海水も、あっという間に、すべてを一気に海に押し戻してしまう恐怖を話してくれました。

バスの中から見える、何もない更地を指さして、このあたりにもいっぱい家があったのにと、思い出していました。
 
13:15 宮古駅発  三陸鉄道北リアス線に乗って  (ぐるっとパス) 宮古ばっぱから頂いた宮古名物! 
バスを降りて、電車を待っている間に、なにかのご縁だからと、宮古名物をいただきました。
 たくさんの苦しみを乗り越えて、元気そうに暮らす宮古ばっぱ…いつまでもお元気で!。 ありがとうございました。

今日乗るのは、三陸鉄道北リアス線と、いわて銀河鉄道。どちらも私鉄なので、青春18きっぷは使えません。
ネットで調べた際、お得なきっぷ『ぐるっとパス・4980円』があったので、これを買って乗り鉄しましょう。
 
 14:30 三陸の海景色を一望できる    14:36 白井海岸駅〜堀内駅の間にある大沢橋梁の上で一旦停止する
あまちゃんで全国的に有名になった『さんてつ』こと三陸鉄道も震災を受けたけど、今年の4月から再開しました。
地元の足ももちろん、イベント電車も走る観光電車でもあるから、この時期は観光客でいっぱいです。
途中乗車、途中下車の団体さんも多く、その都度車内アナウンスがあるのが私鉄の良さですねぇ〜!。

見所スポットでは停車して観光ガイドもしてくれました。 
 
食事のできるレトロ電車やお座敷列車も走っています 
たくさんの観光客が来るようになって、町に活気が戻ったら、これも復興の兆しですネ!  がんばれ東北!。 
 
14:50 久慈駅に到着         15:25  久慈は『あまちゃん』のロケ地です 
久慈駅に着きました。ここはあまちゃんの舞台になった町…。
アンテナショップには、あまちゃんで使っていた小道具や洋服が展示してあり、ドラマが懐かしくなりました。 
 
15:35 久慈駅前から二戸行きのJRバスに乗る        14:50 二戸駅着 ここでやっとお昼ごはん 
 さて、久慈駅からは、ぐるっとパスのルートでバスに乗って二戸に向かいます。
左側には閉伊川が流れ、山あいの平地をくねくねとバスは走り、約1時間ちょっとで二戸駅に着きました。 


何と!、さっきまで三陸の海岸沿いにいたのに、時間がなくて海の幸を食べ損なってしまいました(T_T)/~
ウニが名物だったのに残念(;_;)  

二戸駅で電車待ちのため、やっと落ち着いて食事がとれるのに、ここ二戸は山の中…。
だから、せんべい汁と鳥からになっちゃったけど、どちらも美味しかったですヽ(´▽`)/ 
 
17:42 二戸から『いわて銀河鉄道』に乗って、盛岡に向かう。 
 ここからは、いわて銀河鉄道に乗って、盛岡に向かいます。
ネーミングに惹かれて、どんな電車、どんな景色が見られるのか楽しみでしたが、あらまあ!普通の電車ですね〜(^ .^)y-~~~

銀河鉄道なんだから、内装はどうかしら・・・?って期待したけど、やはり普通の電車でした。
内陸の路線だから山間部を走っている電車だと思っていたけど、乗った区間はトンネルも少なく、山あいの平地をぬって
走っていたようです。いわて銀河鉄道に1時間30分ほど乗車して、夕方の7時前に盛岡駅に着きました。 


今晩の宿は盛岡駅近のBHで、一泊税込3750円と格安でしたが、駅も近いし部屋も上々でコスパに大満足!。
 
20:10  盛岡駅前の 盛楼閣で 冷麺とカルビの晩酌タイム♪♪♪ 
盛岡に来たらやっぱり冷麺が食べたくてフロントの方に、お薦めの店を2つ教えてもらいました。
どちらも駅(BH)から近くて、一軒目は盛岡冷麺の代名詞である『ぴょんぴょん舎』、やはりここは外まで行列。

もう一軒は駅前のパチンコ店の二階の焼き肉店、こちらは地元の人が行きつけのお店だって。
ここで10分ほど待って店内へ〜(^。^)y-.。o○。カウンターは空きがなくて、焼き肉用のテーブルに案内してくれました。

おぉ〜!ひとり焼き肉もいいんじゃないo(^-^)o。」  ビールのお共にカルビを一皿!。
薄い色のタレを付けて食べるとお肉の旨みが倍増!。さすがは地元で大人気の有名店です。

 冷麺も登場です!。どうです、この見た目の美しさにもうっとり…\(^O^)
辛さは7段階に選べたんだけど、そのスープの味は絶品で、今までに食べたなかで一番美味しかったあ〜!。
麺はもっちもち!、きゅうりは酢が利いていて、トッピングはキャベツのキムチでした。

 そのすべてが調和して、絶妙な美味しさが広がりました。

 おいしい時間を満喫し、BHに戻り、さて明日の計画を考えましょう。テレビを付けると、盛岡はほとんど雨は
降っていないけど、近くでは局地的な雷雨の模様。そして明日は大曲の花火大会があるらしい・・・(=゚ω゚)ノ。 

明日は、遠野や花巻を観光するつもりだけど、明日泊まる宿が見つからない(;_;)
できたら、仙台あたりまで南下して宿泊できれば、最終日の移動がラクになるんだけどなぁ〜…。
 一関も仙台も福島も・・・予約できそうな宿は、一万円前後もするんだから…"(-""-)"。

 結局、北上で一泊3000円という破格な宿を見つけて、楽天予約。 やれやれ、やっと安心して眠れます。

 
 
 
 
 8月23日(土)  遠野 ・ 花巻 ・ 大曲の花火  北上泊
 
6:03 盛岡駅発 ー花巻(直通)−7:50 遠野駅 着    田園の向こうに早池峰山  8:50 カッパ渕 
おはようございま〜す。東北滞在の二日目です。 青春18きっぷを使い、まずは6時3分発=盛岡から遠野へと向かいます。
朝も早い時間での出発ですが、乗り継ぎがなく短時間で到着できるため、これに乗って 8時頃に遠野駅に着きました。

昨日のうちに10時20分にスタートする観光バスを予約していたので、その前の2時間をレンタサイクルで回ることにしました。
 
8:53 常堅寺       狛犬ではなくて、狛河童!?    常堅寺 の脇からカッパ渕橋を渡る
午前中の観光ルートには入っていない、カッパ淵を見るためです。
 なんと、テレビにもよく登場する カッパ渕の守っ人にもお会いできました。
 
 
9:00  カッパ渕の守っ人(まぶりっと)・・・      カッパ捕獲用のきゅり付きの釣り竿!    カッパの足跡???
 昨夜はひどい雷雨だったようで、カッパ淵が気になって見回りに朝早くから来たのだとか!。
 小さな小川は水かさを増し、砂の上がった場所まで水がきたんだって!。ベンチも流されてしまったみたい。

 でも雨のせいではなくてカッパが悪戯したんじゃない!!。 砂地にあるのはカッパの足跡だよ〜〜〜絶対に・・・(@_@;)
 
9:20  伝承館 
カッパ淵の近くに伝承館があります。入ろうとしたら、昨夜の雷で停電中だとか!。
展示室は電気が付かなくて暗いから、入館料はいらないからどうぞだって!

タダだし、もちろん入りましたよ。遠野物語の作者、佐々木喜善とその縁の文学者の紹介。
 遠野の昔話を語る、かたりべの生ライブもここで見られます。
 おしらさんの館など、 カッパ淵もおしらさんも、遠野に伝わる昔話。そんなゆかりの場所が遠野にはいっぱいあるんですね〜。

 
10:00 遠野駅 交番も喫茶店もカッパづくし・・・!  10:20 遠野物語めぐり号に乗って・・・ (午前コ−ス1200円)
さて、自転車を返却して、次は遠野物語めぐり号に乗って、カッパ淵と反対方向にある遠野の見所スポットに行くよ〜。
一目を惹くこのラッピグバスに、テンションもアップだね〜。

ゲゲゲ・・・は境港では?  遠野は水木しげるの第3のふるさとでもあるとか!。
妖怪めいた昔話もいっぱいあり、水木しげるはよく訪れていたようです。

 
10:45  南部曲り家 千葉家 
 『遠野物語めぐり号』は水木しげるのキャラクタ−バスに乗り、遠野ふるさと観光ガイドが案内してくれる定期観光バス。
10時20分から、お昼ごはんをはさんで午後3時ごろまで遠野の観光地をめぐるのですが、
午前中のみ・午後からの参加も可能です。 観光ガイドさんの話しも、とても興味深いもので、
宮沢賢治が生きていた時代や、そのもっと昔の遠野や南部藩の生活の苦しさを話してくれました。

曲り家とは、建物がかぎ型で、南部藩特有の豪壮な民家です。  この千葉家は築200年ほど。
家の中で藩主から預かっていた馬と、作男たちが一緒に暮らしていたようです。
 
11:40  五百羅漢 
 バスは狭い山道を登り、遺跡発掘場所の手前に五百羅漢の入口がありました。 バスを降り山道を登っていきました。
どこまで登るんだろうと、それらしき石仏も見ないまま、こんな感じの苔むした大石の中へ〜・・・。

この石に羅漢像が彫ってあります。  200年余り前に東北地方を襲った大飢饉に心を痛めた大慈寺の和尚が
自然の花崗岩に犠牲者の冥福を祈り彫ったもらしく、 貧しかった当時の人達は 羅漢像を作るのに費用もかかるから
この石に羅漢像を彫ったのですね。 このような五百羅漢を見たのは初めてでした。

東北の気象は厳しく、(宮沢賢治の詩にもあるように)生きる糧である作物は、冷害や日照りの夏になると、
その年、食べるものが無くなってしまう。 年貢の取り立ても厳しく、『口減らし』が公然と行われていたとか・・・。
羅漢像の中には子供の姿をした小さなものもあり、辛く厳しい当時の生活の模様を観光ガイドさんは話してくれました。
 
12:05 卯子酉神社 
3箇所目は、 卯子酉(うねどりさま)神社。ここも昔話の舞台でもありますが、
今では縁結びの神様として、若い女性に人気があるそうで、赤い短冊に左手で願い事を書くのだそうです。
 3箇所の観光を終え、遠野駅に戻ってきました。 私は午前コ−スのみだったので、ここでバスを降りました。
 
  12:13 遠野駅に、SL銀河が入線
バスを降りて向かった先は、遠野駅の構内。もうすぐSL銀河が入線してきます。青春18きっぷは改札フリ−だから便利。 
SL銀河は今年4月から土・日・祭日で運行を開始、すっごく人気があって予約席は即日完売してしまうほどです。 
遠野駅では一時間ちょっと停車しているので、ちらっと中を見学しちゃいました。

宮澤賢治の銀河鉄道の夜をイメ−ジしたスタイリッシュな車内。 これに乗ったら物語の世界に入っちゃいそう(^。^)y-.。o○。  
今朝、盛岡から遠野までJR釜石線に乗っていたわけだけど、
「あぁ〜この景色、賢治の銀河鉄道の夜の風景に似ているな〜。」って感じた場所もいっぱいありましたから・・・。
 
12:30  遠野駅にて    SLの発着時間に合わせてのイベント鹿踊
 SL銀河が着いた時、駅ではちょっとしたイベントもありました 。鹿踊りは賢治が大好きだった花巻の風物詩でした。
さて、これから花巻へ宮澤賢治の足跡をたどってみましょうか!
13:57 新花巻駅着    (歩いて記念館に向かう)     14:45 宮沢賢治記念館
 遠野から新花巻駅までは盛岡方面に1時間弱戻ります。遠野駅13時5分の釜石線(花巻行)に乗って、
新花巻駅に午後2時ごろ着きました。観光協会でプチ情報を仕入れ、歩いて宮沢賢治記念館に向かいました。

童話の世界そのまんまのレストランや、記念館では賢治の生涯を紹介。
直筆の原稿もいっぱいあり、実直な彼の人となりを感じることができました。
 
15:50  賢治の学校 
 2館共通入館券で、もう1箇所見学して、ここのバス停からバスに乗って花巻駅に向かいました。
花巻駅に着き、急いで北上行きの電車に飛び乗りました。 
よかったぁ〜!。 1本早い電車に乗れたので、北上で少し時間が取れました(^。^)y-.。o○。

これから向かう大曲の花火は、今日の朝、電車に乗っていた時に携帯の『乗換案内ジョルダン』を駆使して
秋田の大曲まで・・・花火大会を見に行けるかどうかを シュミレ−ションしたもの。

大曲の花火は以前から見てみたいと思っていたけど、何せ遠いから、簡単には実現しないと思っていたのにネ(^_-)-☆。 
昨夜、格安宿を北上に取れた事。今日が大曲の花火大会だった事・・・と、
こんな偶然が重なったんだから、多少無理してでも行ってみなければ 後悔しちゃうでしょ!。
 
17:40 北上駅出発(北上線) ー19:00 横手駅(奥羽本線) ー  19:18着 大曲駅
BHは北上駅から徒歩4〜5分でした。午後5時ごろチェックインして、即シャワ−も浴びて さあ、岩手から秋田へ大移動です。
まずは17時40分の北上線に乗って横手まで76分です。2両の車両は空いていて座れましたし、大曲で花火大会があるなんて
雰囲気は、まったくありません。  4分の待ち合わせで奥羽本線(秋田行)に乗っても、それほど混んでいません。

バスや車、電車のめちゃ混み情報ばかり聞いていたので、拍子抜けした感じです。大曲が近づくと車窓から花火が見れました。 
大曲は昼花火というものもあって、明るいうちから花火が見れるようです。
駅から花火会場までは歩いて15分ほど。秋田だなぁ〜と感じるのは夜店にババヘラアイスのパラソルがあること(^_-)-☆。  
 
19:40 〜   第88回 全国花火競技大会 (大曲の花火) 
 花火がよく見える芝生に落ち着き、見たこともない新作花火に歓声をあげながら見入ってしまいました\(^o^)/。
 
普段よく見るスタ−マインは、ここでは見かけないし、全然普通のものと違う・・・(。´・ω・)?
今年初めて遠州袋井の創作花火を見て 大感激したのに、まったくそれ以上に素晴らしい!。
もっとも大曲の花火は日本一というから、ここ以上 の花火は無いのかも・・・
 
プログラムも何も持たずに、少しでも大曲の花火を体感したいと思ってここまで遠出したけど、やっぱり来て良かった。
虹色のハ−トの花火や、アヒルやサカナの形をした花火と、初めて見るものばかりでずっと見ていても飽きません。
でも花火は一瞬なのでデジカメに収めるのは難しい・・・  自分の画像は最初の3つだけ。
その下の分からは「大曲商工会議所」 提供の掲載フリ−の画像を加えました。
 
花火はこの後、9時30分まで続きます。最後まで見たいですが、帰りの混み具合が想像できないので、
帰りの道すがら花火を見ながら9時ごろに大曲駅に戻ってみました。 この時間、まだ駅の人の流れはスム−ズで、
行列に並びながら駅のホ−ムまで入り、そのまま電車の中でも座ることが出来ました。 
 
今日は花火の名前が付いた臨時電車が出ています。 ただ1時間に1〜2本で、少ないのがね〜。
一本乗り遅れると、帰りが一時間遅くなっちゃうんですから。
大曲を夜9時15分の(臨)スタ−マイン4号に乗って、横手には夜9時32分に着きました。

横手から乗る北上線は夜10時58分なので、ここで1時間20分ほど待ち時間があります。
だから一旦駅を出て、居酒屋チェ−ン店に入って、ひとり居酒屋タイムを楽しみました。 
 
横手 駅から北上までは約90分。どんなに混んでいるのだろうと覚悟していましたが、意外にも座れました。
北上駅に着いたのは日付が変わって0時7分。臨時列車はこの後、1時間後・・・2時間後に到着するものまでありました。 
青春18きっぷで朝早くから夜遅くまで・・・たっぷりと楽しめた一日でした。
 
 
 8月24日  6:50 北上駅ー宇都宮(宇都宮餃子)−22:08着 起点
 
6:50 北上駅出発    15:02 宇都宮駅で途中下車  宇都宮餃子で遅めのランチタイム 
昨日は日付が変わってからのBH到着でしたが 、のんびり朝寝はしていられません。
今日は一日かけて青春18きっぷで帰りま〜す。 6時半にBHを出発、北上駅を6時50分の東北本線に乗りました。
途中、一ノ関→仙台→白石→福島→郡山→黒磯→と東北本線を順調に乗継ぎ、午後3時ごろ宇都宮駅に着きました。
ここで改札を出て、宇都宮餃子を生ビ−ル付きで(^_-)-☆。

さて、これから後半戦だぁ〜( ^^) _旦~~   宇都宮からは湘南新宿ラインに乗りました。これなら東京で乗り換えずに
大船まで行くことができます。 乗車時間を見たらなんと3時間近くもあるんですね〜。
普通の車両に乗ったけど、この区間ならグリ−ン車に乗るほうが随分ラクに移動できるから、出費は大いに価値アリです。
だからグリ−ン車の2階に移動しました。グリ−ン券を車内で購入すると1040円で、若干割高ですが、やっぱりいいですね〜。
いつもの長距離移動よりも全然疲れることなく、夜の10時頃、自宅最寄り駅に到着しました。
 
いつもの・・・青春18きっぷを使ってのお得自慢です! (青春18きっぷ一回分は  2370円です)

1回目(8月21日) 起点→原宿→六本木→池袋                    運賃 3670円・・
・1300円 お得
2回目(8月23日) 盛岡→遠野→新花巻→北上→横手→大曲→横手→北上  運賃 5440円・・
・3070円お得
3回目(8月24日) 北上→宇都宮→大船→静岡→起点                運賃11660円・・・
9290円 お得
                                       3回分の合計で、13660円もお得でした(^。^)y-.。o○
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