南信州 遠山郷 と  南アルプス市・完熟フル−ツこだわり探訪
 2014年 9月20日〜21日
暑かった(熱かった)夏も、あっという間・・・(>_<)。  終わってみると天候不順で盛夏は短かったような・・・。
各地で大雨による被害が 、毎日のように報道させる中、郷土静岡県は大きな被害もなく秋を向かえました。
9月も後半になって、遠州連が再開。9月20日と21日と、メンバ−を変え、行先も変えて、こんなプチ旅を楽しんできました。
 2014年9月20日(土) 南信州・遠山郷=しらびそ高原、下栗の里、かぐらの湯
 
11:45  しらびそ高原(標高1918m) 
私、dosannkoの産地は遠州!。 遠州連という〇〇連というチ−ム名は浜松祭りにちなんだもの。
だから遠州連は私の学友だったメンバ−の集まりです、。ということで、西行きの場合は東名浜名湖SAで待ち合わせ!。
8時に4名が全員集合して、三ヶ日JCから新東名〜三遠南信〜と走り、愛知県から長野県に入りました。

途中の道の駅=信州新野千石平で野菜や果物をゲットして、くねくねの山道をぐんぐん登って、しらびそ高原にやってきました。
温暖な静岡県から油断して行ったものだから、標高2000mのしらびそ高原は寒い寒い(>_<)。  気温は8〜9度ほどでした。
 
しらびそ高原の展望台からは、正面に兎岳が見える (左側奥が荒川岳)
 今日の天気予報は曇りでしたが、幸い高曇りだったので、周りの山々はバッチリと観れました。
ここは南アルプス南部の山の展望台です。遊歩道を登ると、すぐに展望台(^。^)y-.。o○。 こんな絶景が見られました。
 
展望台にある方位盤は、荒川岳から南アルプス深南部までの山の名前が勢ぞろい!。
ここは南アルプス南部の山の大・大・大展望台!大感激(^。^)y-.。o○。 来年の夏は見えているどこかの山に登るぞ〜〜!。 
 
上河内岳〜茶臼岳〜光岳〜池口岳方面 
 
南アルプス展望台から、反対側に移動すると、今度は中央アルプスの峰々がすべて見渡せました。
その左側には御嶽山や恵那山。、中央アルプスの北側の奥には、かすかに 北アルプスまで見えました。
 
13:20 下栗の里       隣接の食事処 はんば亭
 しらびそ高原で、約1時間ほど南アルプスの絶景を存分に楽しんだ後は、次の絶景ポイントへ向かいましょう。
道幅の狭い、くねくね道を下りながら南下していきました。  約25分ほどで、下栗の里に到着で〜す。
 
13:45  天空そば定食(1030円)        下栗いも田楽(2串一皿 300円)     
天空の里ビュ−ポイントに向かう前に、まずは腹ごしらえ・・・(^。^)y-.。o○。
ここは山深〜い下栗の里。華やかなグルメはありませんが、山里ならではの郷土料理でほっこりだね〜!
田舎蕎麦はご当地もの!。 えごま味噌の田楽も、手作りこんにゃくも、おふくろの味です。
下栗いもは、この地方で収穫されるじゃがいもで、小粒で加熱しても実がしまっているのが特徴みたい。
この下栗いもで作ったコロッケや、下栗いも田楽がご当地グルメといったところ!。美味しくご馳走さま〜 
 
14:45  天空の里ビュ−ポイントに向かいましょう! 
 お腹もいっぱいになって、食後の運動といきましょう・・・!。  駐車場から車道を5分ほど登ったところから、
下栗の里ビュ−ポイントに向かう遊歩道があります。  ここから山道を10分ほど歩くと展望台がありました。
 
下栗の里 
 展望台から見た風景はこの絶景です。  紅葉の時期に来たら、もっと見応えがあるでしょね〜〜〜(^。^)y-.。o○
再び、食事処 はんば亭に戻って下栗いも田楽(上記写真)を一串ずつほおばり、
手作りのエゴマ味噌を買って、売店のおばちゃんと立ち話・・・。
下栗の里は 2年ほど前に引越しセンタ−のCMに登場してから、どっと観光客が押し寄せたと話していました。
そのCMに廃校となった木造の小学校が使われたとのこと・・・。ちょうど通り道だから、そこにも寄ってみましょうか!
 
16:15 旧木沢小学校 
しらびそ高原〜下栗の里〜〜〜とずっと下りのくねくね道。 対向車に注意して慎重な運転に専念しましょう。
下栗の里の駐車場からは、先ほどの展望台から見えた下栗の里の急峻なヘアピンカ−ブが続きました。
私は運転手だったから、里の様子を眺める余裕がなくて残念・・・(/・ω・)/。ずいぶん下ってやっと国道152号線に出ました。
 

 木沢小学校の現校舎は昭和7年に作られたもので、昔ながらの木造の建物が訪れる年配客の郷愁を誘っています。
生徒数は昭和20年に310名、昭和34年に264名を数えましたが、その後は減少の一途をたどり、
平成3年の休校になった時の生徒数はたったの26名でした。
平成11年に廃校になった校舎が、 住民と観光客の交流の場として新たな人生を歩みだそうとしているのです。

廊下には足踏みオルガン(KAWAIではなくてYAMAHA・・・どちらも浜松発祥です)が並んでいて、まだ音が出ます。
教室内の木製の机と椅子は、私達も小学校だったころ使っていたから、すっごく懐かしい〜( ^^) _旦~~。 
 とある教室内には、あの引越しセンタ−のCMの場面が残っていて、モニタ−ではその時のCMも流れていました。

 
16:50 かぐらの湯    (620円)
静岡県はやはり温暖な地なんでしょうね〜。 信州は平地でも肌寒く、上着が必要でした。
遠山郷での最後の寄り道は、ほっこりと温泉・・・で温まっていきましょう。
下栗の里でいただいた割引券で少し安価(560円)に入れました。
 
 かぐらの湯 (16:50〜17:45)
日本を南北に分断する中央構造線。 ここ遠山郷で、遠山川断層と赤石断層が交差しています。
この地域独特の断層の上からは、 天然の「気」が発生しているといわれています。

全国でも珍しい42.5度のナトリウム・カルシウム塩化物泉は、
神事を大切にするこの地にあって、まさに神からの宝物です。
 
2014年9月21日(日) 南アルプス市・完熟フル−ツこだわり探訪
 昨日は南信州遠山郷でプチ旅・・・。温泉にも入って、帰り道は暗くなったくねくね道を走るのに気疲れしました。
しかし、今朝も元気にお出かけモ−ド・・・(^_-)-☆。 遠州連の3名で、山梨県南アルプス市の白根町に向かいました。
 
10:30  
国1BP→国道52号線を走り、白根インタ−近くにある『JAこま野 在家塚直売所』に10時ごろ到着しました。 
直売所には今が旬のぶどうが安価でゲットすることができます。 そして10時30分から予約してあった
完熟フル−ツこだわり探訪 (5500円)
に参加することが、今日の一番の目的です 。
観光協会の人達から、今日の行程の説明を受けて、小型のマイクロタクシ−(15分ほど)に乗って、ぶどう園に向かいました。
フルーツマスター農園であるのぼりがあるぶどう畑で、まずはぶどうの試食ができました。
今が旬の『シャインマスカット』(去年よりも格安になっているみたい)。そして、まだ市場に出回っていない『ゴルビー』は、
赤紫色でピンポン玉くらいに粒が大きく、香りがあって甘味酸味のバランスも良く、これがフル−ツマスタ−のイチオシ!。
でもとっても高価なんだって・・・千疋屋なら〇〇〇〇円\(◎o◎)/!。  もう一種類はピオ−ネでした。
そして、各自ハサミを持って、巨大なシャインパマスカットをひと房、かごにいただきました。
 
フルーツマスター農園果物狩り(40分)→車で移動(15分)→ジャム作り(40分) 
 ずっしりと重いシャインマスカットを大事に持って、次に向かったのが、赤いのぼりのあるお料理教室です。
ここでジャムを作ります。 調理台には2房のぶどうとレモンのグラニュ−糖が用意されていました。
私達はピオ−ネ。  ヤングチ−ムは巨峰で、それぞれこれだけの量のぶどうが、瓶4個の分量です。
まずは、ぶどうを房から外し、一個一個にして水洗いします。 ペ−パ−で水気をとり、4等分くらいに切って種はとっておきます。 
切ったぶどうを鍋に入れ、レモン汁とグラニュ−糖も加え、ぶどうから水分が出るのを15分くらい待ちます。 
 
まんべんなくグラニュ−糖をなじませ、水気が出てきたら、いよいよ火にかけます。
@最初は強火で時々混ぜ、A沸騰してくると水分が多く出てきました。 Bブクブクとアクが出てきたら、少し火を弱め、
Cアクをとります。私達はオタマですくってしまいがちですが、ここで先生からワンポイントアドバイス・・・
アクの上にオタマの底を乗せ、付いたアクは水の入ったボウルで流す・・・
この繰り返しで貴重なぶどうのエキスを捨てなくて済むよ〜。
Dアクも取れたら、火をぐっと弱めて煮詰めていきます。E出来立てのジャムを瓶に詰めて、鍋で煮沸すること10〜15分。
E熱々できたての瓶にオリジナル写真入りのラベルを貼って、MYジャムが完成〜(^。^)y-.。o○
 
 ピオ−ネのジャムと巨峰のジャムでは味も香りも少しづつ違いました。
それにしても、巨峰やピオ−ネですら高価だし、生でしか食べることがなっかったけど、これで贅沢にもジャムを作るなんで、
産地ならではですね〜。貴重な体験と楽しいひとときでした。
オリジナルジャムを作る企画は、さくらんぼからぶどうまで〜!。さくらんぼも品種によって3種類。
桃も すももも 各3種類。 その季節の旬の果物で作るジャム体験って、いいですねぇ〜(^。^)y-.。o○
 
13:10 フル−ツランチ 
 ジャム作り会場から数分歩いて食事会場に向かいました。
 
 
まずは見た目の華やかさに大感激(^。^)y-.。o○。  地元産の新鮮な果物をアレンジした"南アルプス果物の舞"御膳 。 
桃、ぶどう、洋なし、すももなど、白根町特産のフル−ツがお料理に変身しちゃうって、とっても斬新ですねぇ〜〜〜!。  

コ−ヒ−カップに桃の冷たいポタ−ジュス−プがやってきました。『桃で洋風ス−プ!? 美味しいね〜・・・』
2つ目のカップの登場にビックリ!キウイフルーツのス−プでした。3つ目はリンゴの入った暖かいカレ−ス−プ!\(◎o◎)/!。 
 料理もス−プも絶品で、旬のフル−ツを満喫しました。 
ランチタイムも終り、マイクロタクシ−に乗って 『JAこま野 在家塚直売所』まで戻ってきました。
このツア−に参加した人は温泉に割引価格で入れるという特典も付いていて、早速予約をしてもらいました。
 15:00  芦安温泉 岩園館ナトリウム・カルシウム・硫酸塩温泉(アルカリ性低張性高温泉)
20分ほど車を走らせて、芦安温泉に向かいました。南アルプス登山の際の通り道にある温泉旅館です。
日帰り温泉施設と違って、空いているからのんびりゆったりと入れるし、大きな露天風呂が気に入っています。

立ち寄り温泉は通常1000円のところ、800円の割引料金で入ることができました。
本館の内湯も、東館の大露天風呂も、ほぼ貸切状態でゆっくりと過ごすことができました。
源泉かけ流しで源泉温は43.7度(PH9.26)と低めだから、露天風呂では1時間近く過ごしてしまいました。  

遠州連のプチ旅で、ご当地グルメと、絶景と、極上の温泉に癒された2日間でした(^_-)-☆
長命の名湯 温泉成分  ナトリウムイオン、カルシウムイオン、塩素イオン、硫酸イオン、メタケイ酸
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