春の遠州連企画です。私は今年1月にも伊勢を歩いてますが、少々行先を変えて一日かけてたっぷり歩こうと提案。 青春18きっぷを使い、私は5時42分の東海道線に乗り、浜松駅を6時42分に発車する東海道線で合流。 鷲津でも1人合流し、今回は5名の大所帯です(^。^)y-.。o○ |
10:25 二見浦 夫婦岩表参道の町並み |
名古屋で乗り換える8時37分発の『みえ一号鳥羽行』はたった2両となります。2時間近く乗車するので早めにホ−ムで 順番待ちをしてそれぞれ座れました。 伊勢市駅で多くの伊勢参拝者は下車しますが、私達はその先の二見浦で下車。 ここでの所要時間は1時間。歩いて夫婦岩まで行きましょう。夫婦岩表参道を歩いていくと、赤福やお福餅のお店があったり、 歴史を感じる旅館などもあり、風情があります。海が見えると松並木の参道になり・・・ |
二見輿玉神社 |
二見輿玉神社 の鳥居をくぐると、前方に海に浮かぶ巨石が見えてきました。 |
夫婦岩 |
二見輿玉神社の脇から夫婦岩が大きく見えます。 伊勢詣での際も、ここまで来る機会が無かったから、 今回は真っ先に行きたいところでした。 いい時間を過ごせました。 さて、二見浦駅に戻りましょう。 徒歩で往復30分。夫婦岩で15分。1時間弱の滞在で 、伊勢市駅に戻ります。 |
伊勢市駅近くにある 山口屋 で伊勢うどん(500円) |
JR 伊勢市駅には11時44分に着きました。そろそろ腹ごしらえ!定番の伊勢うどんにしましょう。 月夜見宮に向かう途中にあるのが「山口屋」。 店内は混んでいて、壁には有名人のサインもいっぱい。 こぞんでいるダシを混ぜる真っ黒なうどん。 コシはないけどモチモチで食べ応え十分、これでワンコインです。 |
月夜見宮 外宮(豊受大神宮 ) の別宮 |
伊勢うどんの後は、伊勢の参詣道を歩きます。伊勢詣でというと皇大神宮(内宮)に詣でますが、周辺には別宮もあります。 今回は時間をかけて、その別宮にも 参詣してみようといもの。 まずは外宮(豊受大神宮)の別宮である月夜見宮。 |
月夜見宮から桜満開の道を5分ほど歩くと外宮( 豊受大神宮)です。 |
外宮( 豊受大神宮) |
豊受大神宮は、 神々にたてまつる食物をつかさどる神様で、衣食住、ひろく産業の守護神としてあがめられています。 まずは正宮へ参りましょう。 |
別宮 多賀宮 土宮 風宮 |
内宮の境内には、3つの別宮があります。 これらの別宮にも参りましょう。 外宮の参拝が終わり、北御門参道から北御門をくぐり、約5km先の内宮を目指します。 |
参宮街道を歩く 小田橋 |
大通りから、道標に沿って小道に入り、外宮から、古市を通る参宮街道を歩きます。小田橋のたもとの柳の新緑がいいねぇ〜。 緩やかな坂を上っていくと、古市の町へ入っていきます。道端には歴史に残る名所・旧跡の石碑があります。 「お杉・お玉」の碑は、ストリートパフォーマ一で躍有名となったーの女芸人コンビが活躍していた場所。 |
古市の町並み 14:00 麻吉旅館 古市街道を歩こう! |
古市とは伊勢神宮へ参拝する伊勢街道の通り道であり江戸時代は、古市は遊郭・歌舞伎町として栄えました。 遊郭は江戸時代に栄え、最盛期には妓楼70件、遊女は軽く1000人を超えたそうです。 当時古市では「備前屋」「油屋」「杉本屋」が三大妓楼とよばれ、伊勢詣でを終えた男性陣の癒しの場所となっていたようです。 今では石碑が建つのみですが、「油屋」は歌舞伎の演目の舞台ともなった遊郭だそう。 古市の中で唯一今でも旅館として営業しているが麻吉旅館。 麻吉は古くから妓楼ではなく料理旅館として営業してきました。 このあたりは芝居小屋などもあり、伊勢詣でを終えた女性陣が足を運び、特に栄えた場所でも有名です。 |
14:10 参宮街道資料館 遊郭の様子 御膳を運んだ木箱 伊勢の家々には 一年中しめ縄がかかっているようです |
同行者の一人がトイレを探していました。(旧道ゆえ、古市街道はコンビニなどはまったく無く探すのにも難儀・・・) やっと、見つけたのが参宮街道資料館でした。←道ばたの旧跡マップを見ていて感心してたのに、トイレを探していた。 外に居たら、資料館の方が『もし時間があるのなら古市の歴史をこの中でお話しましょう!』 と声をかけてくれました。 トイレを利用しなければ通り過ぎてしまったのでしょうが、これもご縁・・・早速中に入って説明を聞くことができました。 道すがら、いくつかの石標を見てきましたが、それぞれが古市の栄華に由来しているものだということが解かりました。 伊勢の、どの家にも飾られてる「しめ縄」の疑問もここで教えてもらい、伊勢の文化と歴史にふれることができました。 |
14:40 猿田彦神社 |
常夜灯を過ぎ、道が下り坂になると、もうすぐ猿田彦神社です。 みちひらきの神様で内宮、外宮とセットで参拝するのが主流。 天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、 天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田(さながた)五十鈴の川上」の地に戻り、 この地を始め全国の開拓にあたられました。 |
15:00 おはらい横丁は大賑わい |
猿田彦神社からは大通りを横断して数分・・・おはらい横丁に入ってきました。 内宮には、この大賑わいの横丁を通り抜けていきます。時間はちょうど午後3時、このあたりの賑わいは凄い!。 赤福本店も長蛇の列、人ごみをかき分けながら内宮へと歩を進めます。 |
15:10 いよいよ 内宮(皇大神宮)へ〜 |
宇治橋に架かる鳥居も見えてきました。いよいよ内宮へと入ります。 |
五十鈴川御手洗で手を清めましょう 参道には巨木がいっぱい 参拝者もいっぱい |
手入れの行き届いた庭園の玉砂利の先は、巨木がいっぱいの参詣道となります。 この時間でも大勢の人・人・人・・・。 五十鈴川御手洗で手を清めて正宮へと向かいましょう。 |
15:30 内宮(皇大神宮) (正宮) 15:40 内宮の別宮(荒祭宮) |
神聖なる正宮は、神様への感謝や参拝に来たご挨拶をする場。 そのため願い事をしたい場合は、外宮内ならば荒魂(あらたま)をお祀りしている『『多賀宮』(たかのみや)』で、 内宮内ならば天照大神の魂が活動的になった状態をお祀りしている『荒祭宮(あらまつりのみや)』で行うと良いみたい。 |
16:20 おかげ横丁タ〜イム♪♪♪ 豚捨でメンチカツとコロッケと生ビ−ル。 赤福でぜんざい! |
内宮での参拝も済ませ、あとは帰り道にある月読宮のみになりました。午後の4時を過ぎ、 再びおはらい横丁を歩くころは多少は人出も少なくなってきました。おかげ横丁に入り、おやつタ〜イム♪♪ 豚捨でメンチカツとコロッケと生ビ−ル♪。 カリッカリに揚がったメンチカツに生ビ−ルは最高!。 両党使いの遠州連は、その後赤福に入り、ぜんざいもペロリと・・・(^。^)y-.。o○ |
17:00 お土産にへんば餅 いつも大行列の「かわあげ君」をゲット(1箱500円) |
おはらい横丁の外れにある いつも大行列の『かわあげ』の店も空いていて、電車のお伴にお買い上げ!。 名前の通りに鶏の皮だけをカリカリに揚げて、甘辛いタレとコショウ味が後引く美味さでした。 家族・知人へのお土産に、赤福やへんば餅などをゲットして、月読宮で向かいましょう。 |
17:15 内宮(皇大神宮)の別宮 月読宮 |
おはらい横丁から 近鉄五十鈴川駅に向かう途中に、月読宮があります。 ここまでは順調に進んできましたが、私達が到着した時、ちょっとした団体の先客がありました。 ここでは順番に4箇所お詣りするので、順番を待っていたら時間がかかってしまいました。 私が自宅最寄り駅に夜の10時半に帰る為に 乗らなければいけない近鉄の電車は17時37分。 これに乗り遅れると、私は最終電車に乗ることになり、家に帰るのが夜中12時近くになってしまう"(-""-)"。 だから絶対に五十鈴川駅を17時37分に乗りたかった。 月読宮を出てから、五十鈴川駅まで一同ダッシュ♪。 遠州連メンバ−は体育会系だったので、何とか頑張って ついてきてくれました。 2分前に五十鈴川駅に到着し、汗をふきつつ電車に乗り、あとは伊勢市駅でJRで乗換え。 夜の7時30分に名古屋駅に到着。 ここで晩ご飯を食べていく浜松組と別れ、東海道線に乗りました。お疲れさま〜 |