三馬☆鹿隊で行く、2016年春企画。青春18きっぷも使って、船旅&大島椿&三原山登山の日帰り旅です。 伊豆の稲取からはすぐ近くに見えている大島ですが、東京都なんですね〜。今回は熱海港から向かいます。 |
7:19 熱海駅に到着〜 タクシ−で熱海港へ(1160円) 8:00出航 東海汽船ジェット船で大島 |
起点を始発の5時半ごろの東海道線上りに乗って、静岡、沼津で乗り換えて、熱海駅で下車。 手続きのために出航30分までに着きたかったので、タクシ−で熱海港へ向かいました。 ここで、一人あたり7800円を支払って、往復の高速船の乗船券と、大島での旅券を受け取り、乗船開始。 |
東京都大島観光復興支援事業 船賃助成&宿泊助成 日帰り椿コ−ス(静岡発着) |
東京都では、災害からの本格的な復興に向け、多くの方に伊豆大島を訪れていただくことを目的として、通常料金よりも 割安な「伊豆大島・復興応援ツアー」を民間旅行事業者と連携して提供しております。ご旅行の際に、ぜひご活用ください。 |
熱海⇔大島の高速船は通常片道4100円もかかります。運賃が高いので行く機会もありませんでしたが、 復興支援で東京都から助成金が(3000円分)出ていたので、大島椿の咲く時期に計画してみました。 今回のツア−は往復の高速船+大島でのバスコ−ス(4500円相当)がついて7800円(^。^)y-.。o○。 高速船往復だけで通常8200円。3月までなら助成があり5200円だけど、4500円分の観光ツア−が付いて 7800円だから、この 『椿まつり日帰りコ−ス』 は、ずいぶん格安なんです。 |
9:05 伊豆大島(岡田港)に到着 バスツア−のチケットを受け取り(Cコ−ス) 9:20 バスで出発 |
大島の岡田港に着き、観光案内所で旅券を引き替えて、観光バスに乗り込みました。 これなら 効率よく島内観光ができるから、便利です。 |
9:30 椿・花ガ−デン 伊豆大島ナビ |
道幅は広くなく、街路樹は椿、花も咲いています。 ほどなく 、椿・花ガ−デンへ着きました。ここは館長が手塩にかけて栽培している椿がいっぱい見られます。 入園料は800円ですが、ツア−料金に含まれているから有り難い。 |
椿・花ガ−デン 椿園内の園芸品種の椿 |
椿はものすごい種類があり、和名のものは清楚です。バラやカ−ネ−ションの花みたいな大型の華やかなものは 洋名が付けられています。 椿は品種によって、長い期間見られるようですが、今の時期が最盛期。 |
10:30 大島公園 大島桜も満開 |
椿・花ガ−デンからバスで15分ちょっとで 大島公園に着きました(入場無料)。椿まつりの真っ最中。 大島桜も満開です。 |
大島公園も広く、園芸品種も1000種というからビックリ!。 大島椿とは、自生種のヤブツバキで、島の防風林に使われていて、椿油を採取するために育てているのだそう。 |
園芸品種は鮮やかです |
大島公園にある椿資料館 |
道を隔てた反対側には資料館がありました。一輪挿しに色とりどりの椿がオンパレ−ド! 美しい光景です。 自生種のヤブツバキも! これが大島椿。 椿油はこの品種から作るようです。 |
新火口展望台から見た三原山 11:55 山頂口のレストハウスで大島も名物づくしの昼食 |
大島公園からは三原山は見えませんでしたが、これからいよいよ三原山に近づいていきます。 途中にある新火口展望台のバス停では一旦停止して、三原山の全景を見ることが出来ました。 山頂口の駐車場で観光バスを降りて、ここで観光バスとはお別れ。帰りは自分達の都合のいい時間の路線バスに 乗って港に戻ります。路線バス代もバスツァ−代金に含まれていました。そしてレストハウスへ入り昼食です。 もちろん昼食もツア−代に含まれていましたよ。大島づくしのメニュ−です。 べっこう、カマスの焼き物、明日葉の天ぷらに明日葉のそば などなど・・・美味しかったぁ〜(^。^)y-.。o○ |
12:25 山頂口・三原山展望所から見た三原山 |
早々に昼食を済ませ、三原山に。 展望所から見える三原山はかなり遠くに見えます。でも山頂部分は平らなんですね。 これから向こうに見える三原山に登ります。 ここから噴火口一周道路の取り付きまでは『山頂遊歩道コ−ス』 といって所要時間は30分。 最初はちょっと下り気味。 その後はしばらく平らな道が続きます。 |
ずっと舗装道路で、ほどなく緩やかなジグザグの登りになりました。この風景が表砂漠ですね〜。 標高650mの標識があります。 最高地点は三原新山の758mだから、あと標高差で100mの登りです。 しかし・・・標高600m台でこの景観にちょっとびっくり。富士山のような、阿蘇山のような・・・ なるほど、この山は やっぱり火山なんだと実感しました。 |
13:00 噴火口一周道路 13:02 三原神社 |
道中は火山らしい殺風景な雰囲気ですが、火山地形を身近でみることが出来ます。 噴火口一周道路に出ると、三原神社の鳥居がありました。 |
13:02 三原神社 13:15 火口展望台 |
三原神社は以前の噴火の際、溶岩流が神社の両側を流れ、三原神社は奇跡的に無事だったとこと。 神様は居るのですね。ご利益をいただきましょう。一周道路を歩く前に、火山展望台に寄り道してみました。 まるで富士山の火口みたい。上がっている煙は噴煙ではなくて水蒸気だそうです。 |
13:26 噴火口一周道路を歩きます |
火山展望台からは引き返して 噴火口一周道路戻り、ここから反時計回りに 歩きます。 ここからは、舗装道路ではなくて、砂地の登山道になりました。 |
13:30 |
右側の眼下には表砂漠の荒涼とした砂漠風の景観が広がっていて、その向こうは海。 春霞で地平線との境が見えにくいですが、大島はほぼ全土が三原山のような感覚になります。 |
13:36 |
この景色・・・ この山が、標高700mの山だなんてね($・・)/~~~ まるで富士山。木は無いし、火山岩や砂地の台地は不毛地帯のよう。 |
13:45 このあたりが最高地点かな? |
高みまで登ると、山頂の火口が間近で見えるポイントがありました。 この付近の高みが最高地点の三原新山(標高758m)のようです。 先ほどの火口展望台と違った角度で火口を俯瞰できました。やはりこの景色、富士山頂のお鉢と一緒だ。 |
13:50 荒涼たる噴火口一周道路 13:57 |
砂地の道が続きます。左手に火口、右手には裏砂漠が広がっています。 |
14:04 1986年に噴火した火口 |
剣ヶ峰のピ−クを過ぎると、右側に、規模は小さいけど、もう一つの火口が見えました。 ここが1986年に噴火した場所で、今から30年前のことなんですね。 前方は霧がどんどん迫ってきて、遠望が利きません。まるで高山にいるような錯覚です。 |
14:08 火口一周コ−スと大島温泉ホテルへの分岐 |
1986年火口からほどなく、火口一周コ−スと大島温泉ホテルへの分岐がありました。 このまま火口一周コ−スを歩くと10分足らずで、行きに登ってきた道に合流します。 でも、三原山をたっぷり歩きたいので下山は道を変えて大島温泉ホテル方面に 進むことにしました。 所要時間もバスの時間も、大丈夫! |
14:20 |
荒涼とした台地をゆるやかに下っていきます。 砂地の道の周りは軽石のような溶岩石群。 裏砂漠はまるで月世界みたい!?。 ススキも多いから 夏は緑の草地になり、秋は黄金色に輝くのかも。 |
14:30 温泉コ−ス・大島公園コ−スの分岐 ゴジラのような溶岩も! |
はるか 左前方の高台に温泉の建物が見えてきました。ここでもう一箇所分岐があります。 左側は私達が歩く温泉コ−ス。 右側は大島公園に向かうテキサスコ−スです。 |
14:54 樹林帯に入りました 14:58 ホテルまであと5分! |
15:00 大島椿も見頃 15:03 大島温泉ホテルがゴ−ル 15:27 三原山温泉バス停から大島港へ |
大島ホテルが近づくと大島椿の木がいっぱい。花も咲いていて、大島に居ることを実感。 大島温泉ホテルに着きゴ−ル!。 バスの時間までは25分ほどありますが、温泉に入る時間はなくて残念。 売店で時間を潰し、1時間に1本のわりに走っている路線バスを待ちました。 路線バス代も観光コ−スに含まれていたから、旅券を見せればOK。 |
15:45 大島(岡田)港に到着 16:10 発 高速船で一路熱海港へ〜 17:30着 熱海港 |
大島は港が二つあり、その日の朝の潮や風を見て、入・出航港を決めるのだそうだ。 メイン港は元町港で、土産物、食堂はそちら側のほうが多いみたいですが、今日は岡田港でした。 出航までに20分ほどしかないけど、売店で伊豆七島名物のくさやを買うことができました。 ジェット船は座席指定で、シ−トベルトを着用が基本。70km以上のスピ−ドが出るから速いです。 帰りは稲取港経由で、熱海港へは所要時間1時間20分。17時30分頃 熱海港に到着しました。 熱海港からは熱海駅へ直行バスが出ていて、これに乗って熱海駅に向かいました。 沼津で飲み友達と待ち合わせしていたので、青春18きっぷで沼津で途中下車。 18時30分・・・。 沼津駅で、富士山大好きスマップ隊が全員集合しました(^。^)y-.。o○。 |