京都のパワ−スポット巡りと XIV京都八瀬離宮 & 伊根の舟屋
 2015年 12月11日〜13日 

12月11日 比叡山東塔 ・ XIV京都八瀬離宮 泊

3馬☆鹿隊での一年で一番贅沢な女子旅は、 会員制のXIV離宮にお泊りです。
昨年は箱根。今回は京都・・・青春18きっぷに合わせてレッツゴ−(^。^)y-.。o○ 
 
11:30発 ケ−ブル坂本(往復1300円JAF割引)     12:00 比叡山根本中堂 
目が覚めたら大雨($・・)/~~~  しかし張り切って始発電車に乗ってスタ−ト。
途中遅れが出たり、関西方面から来る電車は強風でダイアが乱れがち・・・

山科駅で湖西線に乗り換えた時には計画より遅かったけど、ケ−ブル坂本駅には定刻に着けて、ほっ(^。^)y-.。o○ 。
XIV京都八瀬離宮へは比叡山から京都八瀬へケ−ブルも出ているんだけど、
すでに冬季休業に入り、琵琶湖側に戻らなければなりません。
 
比叡山  根本中堂 (撮影禁止の為、Webサイトから転用しましたYou Tube 根本中堂大改修
 しかし、大回りしてでも来たかったのは、2016年から根本中堂が大改修に入るからです。
根本中堂内も足場が組まれていましたが、堂内は拝観者もまばら・・・ゆっくりと静かなひとときを過ごせました。

延暦寺 宗祖 最澄(767〜822)
中国へ渡り、今の浙江省天台県に位置する天台山に赴き、修禅寺の道邃(どうずい)・
仏隴寺の行満に天台教学を学んだのち比叡山に登り天台宗を開いた。
 
比叡山会館で 精進料理  比叡御膳  (2200円) 
根本中堂から文殊楼に寄り、比叡山会館にやってきました。宿泊施設ですが、予約するとお昼の精進料理が食べられます。
 ゴマ豆腐はまったり濃厚だし、汲み上げ豆腐のお鍋はたっぷりの野菜と出汁のいい香りで絶品でした。
 
東塔            阿弥陀堂 
比叡山での滞在時間は3時間ちょっと。延暦寺には三塔あって、ここが東塔。
西塔エリア・横川エリア へは時間が足りないし、冬季期間中は連絡バスもないから今回は行きません。 
精進料理を味わった後は東塔エリアの講堂、阿弥陀堂、東塔をめぐりました。
 
 講堂       ケ−ブル比叡山駅から琵琶湖が見える
 来る時に降っていた雨も止み、霧もとれたので帰る時には琵琶湖が見えました。
14時30分のケ−ブルに乗り、行きの同様バスにも乗ってJR比叡山坂本駅に戻ってきました。
再び青春18きっぷを使って湖西線(17分)で京都駅で下車。
 
 XIV京都八瀬離宮
京都駅直結のデパ地下に寄りこみ、今晩のご馳走をゲット!。
乾杯用のシャンパンも買い込み 、地下鉄東西線に乗って(20分)終点の国際会館に向かいました。

ここでXIV京都八瀬離宮の送迎バスに乗って、豪華ホテルの玄関に横付けで到着〜〜〜(^。^)y-.。o○。  
ゴ〜ジャスな空間にうっとり!
 
お部屋でまったり女子会             朝食はレストランで 
 部屋は4人でも広く、調度品も豪華。大きなテ−ブルやゆったりソファ−で、一流ホテルのスイ−トル−ム以上じゃない!! 
ホテル内のレストランは、夜は高嶺の花なので、お部屋でゆっくりと寛ぐのが3馬☆鹿流! 。  
時間無制限でまったりと女子会を楽しめました。

翌日はゆっくりと目覚め、朝食はレストランでたっぷり時間をかけてバイキング♪♪♪  
今日は晴れ!そろそろ、パワ−スポットハイキングに出発〜〜〜!

 12月12日 鞍馬寺・貴船神社・南禅寺・西舞鶴泊

 
10:15  叡山電鉄鞍馬線の終点 鞍馬駅     10:20 鞍馬寺への登りが始まります
叡山八瀬駅から宝ヶ池で叡山鞍馬線に乗り換えて 乗車時間は30分ほど。
京都の奥座敷の貴船へ、鞍馬から歩いて向かいます。
 
鞍馬寺の本尊は「尊天」と呼ばれ、尊天は、毘沙門天・千手観音・護法魔王尊の三身が一体となったものです。
三身は「太陽・月・地球」「光・愛・力」を象徴しています。尊天は「すべての生命を生かし存在させる宇宙のエネルギー」
だそうです。?
鞍馬山は霊力の強い山で、古代から山岳信仰が盛んでした。鞍馬山には山の精霊である大天狗が棲むと
言われます。その大天狗は、「僧正坊」と呼ばれ、天狗の中でも最高位をしめます。
 
 10:50  鞍馬寺金堂(本殿前の「金剛床」の中心はパワ−スポット)    本殿金堂前の阿吽の虎
 石段を登ってまずは由岐神社へ。その後も長い石段を黙々と登り、やっと鞍馬寺金堂に着きました。
紅葉が終わった鞍馬は土曜日だけど、すいていました。
不思議な模様の金剛床が本殿の真ん前にあります。中心に立って宇宙エネルギーを受け取る参拝客も多く、
休日には行列ができることもありますが、今日はパワ−スポットも独り占め!
 
11:05  奥ノ院へ向かいます         11:33  木の根道 
鞍馬寺から奥ノ院へ向かいましょう。大杉権現社まではまだまだ登り・・・ひとやま越えると下り勾配に。
鞍馬天狗が牛若丸と出会ったと言われる僧正が谷不動堂の先に木の根道があって、ここで牛若丸が跳躍の練習をした所。
 
11:40  奥ノ院 
 ぐんぐん下って、奥の院 魔王殿に着きました。魔王殿は、奇岩の上にある小堂。
650万年前に金星から護法魔王尊が地球に降り立った場所とされています。奥の院の敷地に入ると空気が変わります。
中にはベンチがいっぱいあり、ここでお祈りや、瞑想をする人も見かけました。
私達もベンチに腰掛けて、神聖な空気感を共有しました。
 
12:00   貴船神社
 そこから下って行くと貴船神社に到着しました。 貴船神社は鞍馬寺よりもずっと観光客が多いです。
京都を流れる鴨川の水源地に鎮座し、水の供給を司る神様をお祀りしていて、水占いおみくじも有名。
縁結びの神としても信仰を集めているから、女性の参詣者も多いし、結婚式も行われていました。
 
12:50 貴船駅から電車に乗って・・・       13:50 南禅寺 三門
 貴船から南禅寺に向かうことにしました。 電車や地下鉄を使うほうが、路線バスに乗るよりは時間のロスが無いので、
今回は叡山電鉄鞍馬線で出町柳→京阪本線で三条。ここで京都地下鉄東西線に乗り換えて蹴上で下車しました。
所要時間は約1時間。巨大な南禅寺の三門が見えてきましたよ。
 
 南禅寺境内の紅葉・・・ 
 
南禅寺  法堂
 法堂から右側に回り込んでいくと、次の目的地の水路閣が見えます。
 
14:00 南禅寺の水路閣 
このアーチ橋は、琵琶湖の湖水を京都市内に引く琵琶湖疏水を通すため、明治23年(1890年)に作られた「南禅寺水路閣」)。
南禅寺の敷地内に巨大な近代建築が建っているなんて不思議な感じ。

古代ローマの水道橋を思わせるような水路閣ですが、今でもちゃんと 現役です。
 
南禅寺 方丈庭園 
 南禅寺といったら方丈の庭園が有名。旅の思い出に入ってみましょうね(500円)
 
15:00 インクラインを、ぶらぶら散歩・・・ 
南禅寺から蹴上に戻る際、インクラインに寄り道してみました。桜の名所で春は大賑わいですが紅葉もグット!。

琵琶湖疏水の一環として造られたインクライン(急傾斜鉄道)は、疎水の物資を舟ごと電車に乗せることによって
高低差のある疎水での輸送に使われていたんですよね。

蹴上から地下鉄を使って京都駅に戻ってきました。時間は午後3時半ごろでした。
ここで、私は3人と別れて一人旅を続けます。
 XIV京都八瀬離宮に泊まって、京都のパワ−スポット巡りの2日間。ご利益いっぱいの2日間をありがとう(^。^)y-.。o○
 

 12月13日 伊根の舟屋・天橋立

 京都駅からは嵯峨野線に乗って綾部で舞鶴線に乗換え、西舞鶴で下車。
乗車時間は2時間ちょっと。今晩はここの駅前BHに泊まりました。
 
6:17 タンゴ鉄道に乗って・・・  『丹後の海』 
 朝は暗いうちから行動開始。西舞鶴駅からタンゴ鉄道に乗って宮津(570円)へと向かいました。
なんとこの時間の電車は2両編成でゴ−ジャスな車両!。こんな電車に乗ってもいいのかなぁ〜?

35分ほど乗車して宮津駅で下車しました。ここから 7時ごろの伊根方面行きのバスに乗って1時間ちょっと。
伊根のバス停で下車しました。こんなに乗って運賃が400円とは安!\(^o^)/
 
 8:15〜 伊根の町並み散歩
ここは海の京都・日本海側に位置する若狭湾に伊根浦があります。
丹後半島の東端にある伊根町では、船のガレージを舟屋 と呼んでいて、
周囲5キロメートルの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち並びます。

まずは道路を歩いて町中散歩・・・。舟屋は、母屋から道路を挟んで海際に建てられていて、
住人は道路を挟んで行ったり来たりしていました。道路が無かった時代には、舟が交通手段だったんだって。
だから道路によって、家が海側と山側に分かれてしまったのかしら。
 
 伊根浦散策MAP
海側から家を見ると、舟屋の様子がよくわかります。朝の時間は観光客も居ないから、伊根の舟屋の普段の生活が垣間見れて
、素朴な漁師町の風情がどこか懐かしく、日本の原風景 を感じさせる美しさでした。
 
9:00〜 9:25 伊根湾めぐり遊覧船に乗って
 伊根湾めぐり遊覧船は、9時から運行が始まります。その時間に合わせて遊覧船乗り場へ向かいました。

伊根湾を取り囲むようにして建つ舟屋を海上から眺められるから、絶対に乗りたかったんだよね。
陸地からではなかなか味わえない舟屋の風景と趣きが楽しめます。
船に寄ってくるカモメやウミネコやトンビと一緒に伊根湾めぐりのスタ−ト。 湾には養殖場もありました。
 
遊覧船はいよいよ舟屋のある湾に入ってきました。 
1階が船のガレージ、2階が居間となった独特な建物です。
海辺ぎりぎりに建ち並んでいるので、海から眺めると、まるで海に浮かんでいるかの様に見えます。
 
9:30〜11:00  再び伊根の町さんぽ 
 遊覧船を降り、先ほど一番遠くに見えた亀山の集落まで歩いてみることにしました。
町には観光客の姿もなく、住人の日々の生活が垣間見られて、いい風情・・・。


「おはようございます」と挨拶すると『おはようさん』と返してくれる。京都の言葉っぽいなぁ〜と、和むひととき・・・
こんな場面、自分がよそから来た観光客としてでなく、地元密着型の旅人でありたいと、いつも願っているんです。
 
舟屋が見学できるお宅もありました。舟屋は今も現役で大活躍 。
 
 
 舟屋の民宿もあります
舟屋に泊まれる宿もありました。規模は小さいから一日一組という宿が多いみたいです。 
伊根の舟屋の先端の灯台まで行って、折り返しです。
 
伊根水産会館の上部にあるのが・・・    11:05  道の駅 舟屋の里公園
伊根水産会館の山側に高台にある道の駅へと登れる石段を上がりました。
ここは車も多く、観光客で大賑わいでした。先ほどまでの静寂がうそみたい! 
 
道の駅の展望台からの眺め 
 高台にあるから展望台からの眺めは広大でした。 養殖場の向こうに舟屋が並び、
先ほど乗っていた遊覧船は、無数のカモメ達を引き連れて、静かに湾を滑っていました。
 
道の駅の展望台からの眺め  
 
道の駅レストランでランチタイム  刺身定食 
 レストランも混み始めてきました。ここでランチタイム。今が旬で、名物なのは ブリなのだそうです。
ブリ刺し定食にしようと思ったけど、いろいろ食べたかったのでお刺身定食にしました。
やはりブリのお刺身は脂が乗ってぷりっぷりで美味でした。甘エビもイカも絶品だったし大満足。
 
12:42 道の駅から路線バスに乗って   13:15 元伊勢一の宮籠神社(天橋立) 
約4時間の 伊根の舟屋散策を終えて、道の駅から路線バスに乗って来た道を戻ります。
宮津駅に戻る途中に天橋立を通るので、元伊勢一の宮籠神社でバスを降りました(200円) 
天橋立の神の道を歩く前に参詣していきましょう。
 伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から元伊勢と呼ばれる古社。
奈良時代に丹後の国の一の宮となり、平安時代の「延喜式」には名神大社となり、
山陰道唯一の大社であり、最高の社格と由緒を誇っています。
 
天橋立を歩こう      13:30 松並木
元伊勢一の宮籠神社から、観光船乗り場の横を通り、天橋立の松並木の入口まで来ました。

天橋立は、全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜です。松並木の両側に海が見えるのは珍しい地形ですよね。
その形が、天に架かる橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。
 
天橋立の中を歩き天橋立駅に向かいました。 歩いて渡ると片道約50分ほどですが、
貸し自転車に乗っている観光客も多かったかな。 見応えのある松もいっぱいありましたよ。 
 
 砂浜と空と海のコントラストも素敵。
 
14:15  智恩寺 
 廻旋橋を渡ると智恩寺があります。 ここの屋台店では丹波の焼き栗や松茸の天ぷらなどが売られていました。
 
14:46 天橋立駅から西舞鶴行のタンゴ鉄道に乗車 
天橋立駅に着きました。 周辺には松葉ガニを売る店もありましたが、今回は見るだけ。
駅で西舞鶴までの乗車券(640円)を買って、売店で蟹の駅弁をゲットしました。 
ここで乗った電車は一両のかわいい電車。 西舞鶴駅からは青春18きっぷを使いJR線を乗り継ぎました。

22:48 起点に到着。お疲れ〜! 
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