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2016年夏!。 短期の夏休みで、9/8木曜日〜9/10土曜日(青春18きっぷの最終日)の2泊3日。 (ホントは、3泊4日で雲の平に行きたかったけど台風や前線の停滞で諦めた・・・) 青春18きっぷは2日分しか用意できなかったので、中日はJRでの移動距離を短くして、 こんなプチ旅で、リーズナブルで盛りだくさん! 頑張ってみましたよ〜ん(’−^*)ok。 |
初日の木曜日は台風から変わった温帯低気圧が本州の太平洋側に異常な雨を降らす予報。 行く先で大雨の影響を受けそうだけど、『まあ、なるようになるら』と、張り切って始発電車に乗り込みました。 |
15:04 備前一宮駅に到着 15:10 吉備津彦神社 |
岐阜を通過中に大雨になりましたが、順調に西へ西へと向かいます 。 ダイヤが乱れていたので、予定通りの乗り継ぎが出来ず・・・、岡山駅に着いたのは、計画の時刻よりも一時間遅れでした。 この先の計画の変更を余儀なくされそうですが、とりあえず
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吉備国平定のため朝廷から遣わされた吉備津彦命(きびつひこのみこと)を祀る神社。 命の屋敷跡に社殿を建てたのが起源とされています。 |
吉備津神社 |
次は、 吉備津彦神社から吉備津神社まで、20分ちょっと歩いて・・・。(割と遠かった) 松並木の参道を歩いて正門へ〜そして階段を登ると・・・ 先ほどの吉備津彦神社よりも立派なお社です。 |
日本建築の傑作「吉備津造り(比翼入母屋造)」の勇壮な社殿。 本殿から右手に回ると、長い長い一直線の廻廊があり見事でした。 釜の音を占う鳴釜の神事や桃太郎伝説のモデルにもなっています。 |
16:08 吉備津駅から総社行き吉備線に乗車 16:24 総社駅よりも一駅手前の東総社駅で下車 |
吉備津神社から10分ちょっと歩いて吉備津駅に到着。ここから総社行き吉備線に乗車するのですが、 『総社宮』にも寄れそうかな?。総社宮があるのは一駅手前の東総社駅なので、16分乗車して、東総社駅で降りました。 総社駅からは違う路線に乗るので、ひと駅分は徒歩で移動することになります。許容時間はたったの25分・・・急いで! |
総社宮 |
総社は、国中の神社を巡拝する慣わしの不便を省くため、平安末期に国府近くに 造られるようになったもので、備中の総社は324社の神を合祀した社。 |
16:52 総社駅から伯備線〜山陽線と乗継宮島口へ向かう |
東総社駅で下車して『総社宮』に裏口から入り→・・・正面から総社宮を出て、総社駅まで大急ぎで歩きます。 昔ながらの街並みも早歩きして、なんとか乗りたい吉備線の発車時刻までの3分前に総社駅に着きました。 |
20:33 宮島口駅着 21:10発の JR宮島フェリ−に乗って・・・ 21:15 宮島着 |
総社駅から10分で倉敷駅。 ここからは山陽本線で広島方面に向かいます。 山陽本線に乗車すること3時間。 やっと宮島口駅に着いたのは、夜の8時半過ぎ。今宵は宮島口駅近くに宿をとりました。 まずは、テイクアウトのお好み焼きを注文。 JRの宮島フェリ−は青春18きっぷで乗ることができます。夜の9時10分のに乗船すれば、 |
ライトアップされた鳥居と社殿 宮島を最終の22時14分の便で宮島口まで戻る |
帰り道にはポケモンGO!。 |
宮島口で一泊の宿は、2500円! フェリ−乗り場近くにあるお好み焼き屋さんでテイクアウト |
今宵の宿=シンプルステイ宮島はこの辺りの最安値のゲストハウスのようなものですが、 二段ベッドの部屋をシングルユースして,、税込み2500円だから 超・格安!。 アウトシャワー、アウトトイレ、テレビも無いけど、寝るだけなら問題なし!。 宿に戻ったのが、夜の10時半ごろ。 遅い晩酌をして一日が終わりました。 |
JR宮島フェリ− 始発の6:25に乗船 |
翌日も目覚まし時計をセットして、5時半過ぎにおはよ〜。 張り切って朝活開始〜。 |
フェリ−から見た朝の宮島と弥山 |
再び宮島へ上陸 干潮の時間帯でした。 鳥居まで歩いていけます。 |
海に下りて写真も撮れます |
6:50 厳島神社 |
海を敷地とした大胆・ユニークな構成と寝殿造りの粋を極めた荘厳華麗な建築美は、何度見てもため息が・・・。 12世紀、平清盛によって現在の姿に造営されました。背後に広がる緑とのコントラストもまた格別な美しさです。 |
昨夜はライトアップのみの見物だったので、今日の目的は厳島神社。 朝6時30分に開門(300円)なので、それに合わせてフェリ−も出航しているのですね。 海に浮かんでいる社殿のほうが美しいですが、昨夜も今朝もこの風景が見られて良かったです。 前回の厳島神社参詣は、2年前の桜咲く季節・・・その時は弥山にも登りました 3日間の中日の今日が観光のメインになるので、今日も忙しい!。 早くも7時20分のフェリ−に乗って、 宮島口に戻りました。 コンビニで食糧を調達して、8時ちょうどの広島方面の電車に乗りました。 |
9:28着 呉駅 大和ミュ−ジアム(800円) |
平日の通勤時間帯なので、電車は混んでいましたが、電車が呉線に入ると乗客はぐっと減り、単線になりました。
この呉線は初乗り電車ですよ〜。瀬戸内の海を眺めならが呉駅で下車。 戦艦「大和」を建造した日本一の海軍工廠のまちとして栄えた呉。戦後は、世界最大のタンカーを |
戦艦ヤマトの模型もあります。 造船の町、呉駅の人々の生活の戦前と戦後。 戦艦ヤマトの映像なども見る事が出来て、呉ならではの貴重な時間を過ごせました。 |
大和ミュージアムでは、明治以降の日本の近代化の歴史そのものである「呉」の歴史を未来へ伝えます。 館内には10分の1戦艦「大和」をはじめ、零式艦上戦闘機62型、人間魚雷「回天」などの実物資料を展示。 |
10:30 てつのくじら館 |
その隣にあるのが海上自衛隊の『てつのくじら館』 日本で初めて、実物の巨大潜水艦を陸上展示する博物館だそうです。 海上自衛隊や潜水艦って、自分達の生活には縁のないものでしたが、その役割として、『掃海』という魚雷の撤去。 戦中〜戦後、そして海外での戦争の魚雷の処理を 今でも続けていることを、知ることができました。 |
巨大潜水艦「あきしお」に乗艦 |
後半は陸揚げされた実物の巨大潜水艦「あきしお」に乗艦することもできました。艦内には、艦長室や士官室などの 艦内生活の一部が再現され、潜水中の環境や生活を疑似体験できました。 |
呉線で尾道方面に向かう電車の時間が迫ってきたので、早歩きで呉駅に向かい、きっぷを買おうとした時に、 最初に入ったやまとミュ−ジアムのロッカーに、荷物を取り忘れたことに気が付いて…
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13:27着 尾道駅 14:00 レンタサイクル(1000円)を借りて、まずは船で向島に渡ります |
尾道駅から山側を見ると、お城の隣にホテルが見えますが、あのホテルが今日の宿泊場所。 その前に・・・2日目の午後は尾道からスタ−トするしまなみ海道サイクリング に出掛けます。 まずはレンタサイクルを借りました。ここは夕方7時までの返却が可能で、同じ場所に返せば一日1000円。 尾道から、お隣の向島には自転車ごと渡船します。 |
たった5分で向島に上陸 14:30 向島休憩所 |
向島からサイクリング開始です。車道や歩道には 青色のラインが付いているので、 それを目印に走らせれば、『おすすめのコ−ス』 で しまなみ海道をサイクリングできます。 |
因島大橋 |
しまなみ海道サイクリングの醍醐味は、島と島とに架かる橋を渡ること。 前方に見えてきたのが、向島と因島を結ぶ因島大橋です。 |
因島大橋はずいぶん高い所に架かっているな〜って感じました。 自転車はその橋の下を通り越し・・・。 その向こうから、ぐるりと回りこんで橋の高さまで上がるんです。 |
15:00 因島大橋 |
電動じゃないし、変速機もないし、フツ−の自転車ではゆるやかな坂道も結構疲れるぅ〜(ToT)/~~~ やっと、橋と同じ高さまで上がってきました。因島大橋は上が車専用で、下の階が自転車専用になっていました。 蒸し暑さも、ここで一服・・・ 平らな道は快適です。景色も風もご馳走でした(^。^)y-.。o○ |
生口橋が見えてきた |
橋を渡り終えると、海岸筋の車道に出るまでは下り勾配だから、ひと息 つけます。 島の中をサイクリングするのは けっこう時間がかかり、おまけにお尻も痛くなってきました。 次は生口島に向かう生口橋が見えてきました。 |
16:20 生口橋 |
再び、橋の高さまで登り切って、やっと生口橋です。この橋は車道の両脇がサイクリングロ−ドになっていました。 しまなみ海道をサイクリングしている人も多いですが、みんなどのくらいの時間、自転車に乗っているのかなあ?。 私は数時間で、足も疲れるし、お尻も痛くなっちゃった。 |
生口島の瀬戸田港まで頑張るぞ〜 17:10発 瀬戸田港から尾道で船で戻ります(自転車含め1350円) |
瀬戸田は平山郁夫画伯の生家があり、瀬戸田港の近くには平山郁夫美術館があります。 尾道からここまで、自転車で3時間もかかったし、もう5時だし、この船に乗らないと尾道で自転車も返せない・・・ 残念(-_-メ)。・・・ 結局、時間も足りなくて、村上水軍の城も、平山郁夫美術館も寄れなかったし、 この先の大三島の大山祇神社 までたどり着くのは論外であった・・・。 それにしても、しまなみ海道サイクリングは、3〜4時間が限度だというのが解かりました。次は電動自転車だな!。 |
尾道駅からは今度は歩いて登ります 18:30着 尾道ビュウホテル セイザン |
今日の午後も、アクティブに活動しました。 後は尾道駅北側の、山の上にあるホテルまでもうひと頑張りです!。 ここまで登るのはひと苦労ですが、絶景が待っています。 シングルル−ムからもオ−シャンビュ−! |
部屋からは、尾道の街の灯りと 尾道水道 |
このホテルを選んだ理由は何といってもこの絶景!。 ホテルの窓一面に広がるこの景色が嬉しいねぇ〜 |
レストランからも、夜景を眺めながら〜〜〜 瀬戸内の鯛・・ではないタイ料理を!。 |
エスニック風プチホテルを選んだ理由がもうひとつ。 それがこのタイ料理。 瀬戸内の鯛では無いよ(笑) 春雨のサラダ、グリーンカレー、トムヤムクン、タイ風薩摩揚げ、タイのジャスミン米、バジルシードのデザートと、 どれも本格的なタイ料理で、すっぱ辛くて、時々甘いと、とっても美味しい。特にグリ−ンカレ−が美味しかった このプランは一泊夕食付きで税込6210円。 このロケ−ションで、この料理、格安でしょ(^。^)y-.。o○ |
6:00 部屋の窓から眺める朝の絶景 |
昨夜は早めにぐっすり寝られたから、翌朝もすっきりとお目覚め!。すでに朝日が上がっています。 今日も晴れで、残暑も厳しそうです。 朝食は付けないプランにしたので、早めに出発しようかな〜 |
7時ちょっと前にチェックアウトしました。 すぐお隣りは千光寺公園になっているので、 今朝も朝活開始だよ〜。 千光寺公園を歩きま〜す。 |
千光寺公園の展望台から見た尾道水道 左下 林扶美子の文学碑 |
千光寺公園から、文学碑の道を下って、千光寺へ行ってみましょう。 |
7:20 千光寺 ここからの眺めもすばらしい。 |
千光寺から尾道駅へ階段を降りる |
千光寺からは階段を下って、遮断機の無い線路を渡って、尾道駅に向かいました。 尾道ラ−メンが食べられなかったのが心残りですが、7時56分の山陽本線(上り)に乗って福山に向かいます。 |
8:55 鞆の浦 9:30 対潮楼・福禅寺 |
尾道から福山へは、山陽本線で20分ほど。瀬戸内海国立公園・鞆の浦へは、福山駅からバスが出ています。 8時20分の鞆の浦港行きのバスに乗って約30分ちょっと(片道520円?) で、鞆の浦に着きました。 |
対潮楼・福禅寺(拝観料 200円) |
さてと、鞆の浦に来たら、まずはここ・・・。 ここから見る景色は一服の額縁のよう・・・絶景です。 |
福禅寺對潮楼は空也上人の開基にして平安期創建の古刹です。 窓枠から受ける一幅の絵画を見るが如くの感動は京都嵯峨大覚寺三十六世空性入道尊儀より 直末の寺格を賜り、長きに亘り福山藩の迎賓館として護持されてきました。 |
鞆港 と 常夜灯 (1859年)に建造されました。 |
鞆港西側の雁木の南端に立つ常夜燈は、鞆の浦の1番のシンボルで.その港町の海上安全を支えてきました。 南に弓状の港を有する鞆の浦は多島海の天然の良港で、 豊後・紀伊水道がぶつかる瀬戸内海の中央部に位置し、“潮待ちの港”として栄えました。 |
いろは丸展示館 (入館料200円) |
いろは丸展示館は、1867年5月26日に鞆沖合で起こった「いろは丸」と「明光丸」(紀州藩所有)の 衝突事件に関連する遺物や写真・イラスト情報を展示する博物館です 潜水調査で引き揚げられた遺物が、紹介されていて、沈没状況も原寸70%の大ジオラマで再現されていました。 |
10:00 太田家住宅(入館料400円) |
鞆の浦を歩いていると、保命酒を売っているお店がいっぱいありました。この保命酒の生まれ故郷がこの太田邸だそうです。
江戸時代中期から後期にかけて、漢方薬酒・「十六味地黄保命酒」の製造・販売を始めました。 「保命酒屋」(旧中村家)として、江戸時代の間は醸造販売権を独占しまさに鞆の経済の中心だったとのこと。 まずは味醂を醸造し、そこに薬草などを乾燥させたチップを加えるみたいで、店によって味が違うようでした。 |
鞆の浦の見どころは集中しているので、町並み歩きも風情がありました。 |
10:30 仙酔島 |
鞆の浦観光の最後に 仙酔島に行ってみることにしました。連絡船でたったの五分で到着します。 無人島だと思っていたら、温泉宿も2〜3軒あり、日帰り入浴やランチも食べられるようで、 時間をかけて滞在するのもいいかも! 私はちょこっと海岸線を散歩しただけでしたが・・・。 |
11:10 鯛丸で 鯛めし定食 950円 |
鞆の浦に戻って、お腹もぺこぺこ。5分ほど歩いてラ−メンを食べに行きました。ここは先ほど地元の大学生に 観光についてのアンケ−トを受けた際、彼がハマっているお店だと言っていたお店。 私が入店したら、なんとその彼も食事中でした!。 お薦めは鯛めし定食=といってもメインはラ−メン。 彼は鯛めしに塩ラ−メンがベストだそうですが、私は朝から尾道ラ−メンのことを考えていたから、醤油ラ−メンをチョイス。 スープの出汁が毎回違っているようで、その日仕入れた魚介系で(小魚やじゃこ海老?)出汁をとっているんだとか! なるほどス−プは絶品です。細めのストレ−ト麺は歯ごたえもよく、ス−プにベストマッチ。鯛丸最高! お腹も幸せになって、バスにて福山駅に戻りました。(鞆の浦の滞在時間 2時間45分。忙しいなぁ〜) |
13:30〜倉敷 美観地区 |
広島方面から今日中(JR青春18きっぷ)に静岡に帰る途中に寄りたかったのが倉敷。 倉敷には4年前にゆっくりと観光したけど、今回はショップで探しもの・・・ |
山陽本線の車内広告で、広島名産の気になった商品があり、それを置いそうなお店を探して歩いたのですが、 アイビ−スクエアにありました(^。^)y-.。o○。 |
倉敷の蔵のある風景 |
倉敷はどこを歩いても風情があるので、いいお散歩ができました。 残暑も厳しいけど、観光客も多い倉敷の街を1時間30分ほど歩いて、倉敷駅に戻ってきたのが、14時35分。 駅で広島・岡山名物の美味しいお土産を買って、14時51分の山陽本線(上り)に乗車しました。 この後は延々と乗継ぎ、静岡県中部の自宅最寄り駅に帰ってきたのは、夜の11時を過ぎていました。 今回も青春18きっぷを使って、遥々と広島の瀬戸内を中心にお得な旅ができました。 |
〜お得自慢〜 青春18きっぷは1日2370円 1日目(9月8日) JR普通運賃で移動した場合12040円かかるところ、青春18きっぷで 9670円お得 2日目(9月9日) この日は青春18きっぷの手配ができなかったため、JRでの移動時間の少ない観光を計画 船やJR、貸し自転車などの交通費は4970円 3日目(9月10日) JR普通運賃で移動した場合9920円かかるところ、青春18きっぷで 7550円お得 2日間で、17220円もお得しました。 |