JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷで 新春伊勢詣
 2020年 1月11日〜12日  
やっと三連休です。お正月休みもあまりなかったので、新春初のお出掛けは伊勢へ。
青春18きっぷは終わっているので、今回は週末に二日間使える切符をゲット。
伊勢には普段日帰り旅ですが、二日間弾丸旅をするよりも、鳥羽でゆっくり過ごすことにしました。 
 
JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ は週末の2日間で8610円 
 JR.東海がメインのこの切符。私鉄にも乗れるので、今回は2つの私鉄もお初に乗り鉄しました。
朝の6時前のJR東海に乗車し、掛川・豊橋で乗り換えて名古屋まで。
 
8:37発 名古屋ー(快速みえ1号)−10:18着 伊勢市駅      10:35外宮(豊受大神宮) げくう
名古屋からは、快速みえに乗って伊勢にむかいました。快速みえは途中、伊勢鉄道を経由するので、
青春18きっぷはその区間だけ乗車券が必要ですが、今回のきっぷは伊勢鉄道にも乗れるきっぷです。 
伊勢市駅には10時過ぎに着きました。 きれいな門前町を歩くと鳥居が見えてきます。 さあ、まずは外宮から。
 
外宮の正宮 豊受大神宮 とようけだいじんぐう
 豊受大御神は内宮の天照大御神のお食事を司る御饌都神みけつかみであり、
衣食住、産業の守り神としても崇敬されています。
 
別宮 土宮       別宮 風宮       別宮 多賀宮 
外宮の正宮で参拝をすませてから、同じ敷地の別宮にも参拝し、最後にご朱印も頂きました。
 外宮から歩いて5分ぐらいの所には別宮 月夜見宮がありますが、
今回は外宮を出てすぐに内宮行きの臨時シャトルバスに乗ってしまったため、割愛してしまいました。
 
11:30 内宮の入口である宇治橋をわたり、玉砂利を敷き詰めた長い参道を進むとそこは神域です。
 
内宮 正宮 皇大神宮 こうたいじんぐう 
お正月明けの3連休の初日ということで、かなりの人混みを覚悟していましたが、すんなりと正宮まで来ました。

およそ2000年前、垂仁天皇の御代から五十鈴川のほとりに鎮まります皇大神宮は皇室の御祖先であり、
我々国民から総氏神のように崇められる
天照大御神あまてらすおおみかみをお祀りしています。 
 
別宮  荒祭宮
正宮に参拝した後は別宮の荒祭宮へ。
荒祭宮は内宮に所属する十別宮のうち、第一に位しています。ご祭神は、天照大御神の
荒御魂
 
 外宮、内宮と参拝し、気持ちも清々しく、お腹も空きました。
メチャ混みのおかげ横丁を歩き、すぐに食べられる伊勢うどんを食べて、赤福も買って、伊勢詣でを再開しましょう。
 
12:50  猿田彦神社
 大通りの交差点を渡り、みちひらきの大神 猿田彦神社へ。

天孫降臨を啓行(みちひらき)された猿田彦大神は、高千穂に瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を御案内した後、
天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と御一緒に本拠地である「伊勢の狭長田五十鈴の川上」の地に戻り、
この地を始め全国の開拓にあたられました。
 
13:10  浜幸パ−ル 
 外宮・内宮・猿田彦神社のすべてに参拝し、清々しく再訪したのが、浜幸パ−ル。 
内宮の駐車場の奥にあり、外観は販売店のようではありません。真珠総合商社直営店のようで、
お値ごろなものや高級品まで、お店の人が丁寧に接客してくれます。 

以前は遠州連で初めて入り、それぞれお手頃な真珠を一粒、アクセサリ−に選びました。  

真珠のクオリティは、「巻き」・「形」・「光沢(てり)」・「キズ」などで決まるそうで、
「巻き」は、真珠層の厚みの部分を差し、ここが分厚いほど良質な真珠とされ、輝きも増します。
 
14:00 内宮(皇大神宮) 別宮 月読宮 つきよみのみや 
伊勢詣でのご利益もいただき、ぴったりときたお買い物もできて、いい気に満ち溢れていると感じます。
帰り道の近鉄五十鈴川駅に向かう途中に月読宮があります。最後はここにも参拝しました。

月読尊は『古事記』、『日本書紀』よると、伊弉諾尊、伊弉冉尊の二柱の御親神が、天照大御神をお生みになられ、
次に月読尊をお生みになられ
夜之食国よるのおすくにをお治めになるようにご委任になられたと記されています。

ここから5分ちょっとで近鉄五十鈴川駅。
近鉄はフリー切符が使えないから、300円の出費で、鳥羽に向かいました。
 
15:00〜16:00   二見浦
  近鉄鳥羽駅に着き、すぐさまJR鳥羽駅に向かい、JR参宮線で二見浦に向かいました。
二見浦駅から、夫婦岩表参道を歩いて名勝二見浦に向かいます。表参道には、赤福の店やお福餅の店もあります。
二見浦沿いには高級ホテルや老舗旅館も多く、この時間は宿泊者も多い感じです。
 
15:30 二見輿玉神社 夫婦岩 
夫婦岩の手前には 二見輿玉神社がありますが、長蛇の列・・・。
帰りの電車に間に合わないので夫婦岩だけお拝ませていただきました。  

電車の時間、バスの時間に合わせての行動で時間に余裕がなかったけど、
二見浦駅手前のコンビニで、今晩用のビ−ル類も買って、JR線に乗って鳥羽に戻りました。
 
17:00 ウィスタリアンライフクラブ鳥羽    和洋室 一泊二食(仕出し屋さんのお弁当プラン) 10455円
近鉄鳥羽駅側から出ている路線バス(かもめバス)に乗って今宵のホテルに向かいました。
狭い道をくねくね上ったり下ったりして、とても景観のいい場所に予約したホテルがありました。 

楽天トラベルで予約する事が多いのですが、評価が高いことも目安です。
これだけ広い部屋をシングルユ−スできて、窓から海が眺められるって最高(^。^)y-.。o○
 
18:10 ホテルの部屋から満月が(^。^)y-.。o○ 湖面に映っていキラキラ♪    部屋食タ〜イム♪
 今夜は満月!! !  ! (^。^)y-.。o○   部屋からこんな月夜が見られるなんて
いつもは駅近くのビジネスホテルで、夜寝るだけ。早く着いた時には居酒屋タイム付きが定番でしたが、
今回は滞在重視で選びました。ロケ−ションの割りに格安なのは、夕食と朝食が仕出し屋のお弁当プラン。

伊勢海老も牡蠣も無いけど、コンビニで買ったお酒で、月もお友に、部屋でまったり寛げました。デザートは赤福♪
 
 二日目の朝も、快適にお目覚め(^。^)y-.。o○  海を見ているだけで満ち足りた気持ちになります。
 
ただひとつ残念なのは、温泉や大浴場がないこと。だから今回は寸又峡温泉の源泉の素を持参しました。
これで、朝まで温泉タ〜イム♪  
 朝のお弁当をフロントまでもらいに行って、部屋の電子レンジで温めて・・・・いっただっきま〜す。 
 
8:55発  宿からバスで鳥羽駅へ  10:02発 鳥羽駅から快速みえで桑名駅  12:05桑名から養老鉄道
8時55分、居心地が極上だった鳥羽のホテル、鳥羽駅に向かう路線バスに玄関前で乗車しました。 
鳥羽駅に着いて、電車に乗る時間まで駅前のショッピングビルを散策。
鳥羽のお土産屋をゆっくり見たのは初めてだなぁ。 海産物はもちろん、真珠店が多いのも、さすがは鳥羽だね。
まずは快速みえで桑名まで向かいました。 今回はここ桑名から、初乗りの養老鉄道に乗ることにしました。
 
12:18着 養老鉄道 多度駅 
 養老鉄道の沿線の名所は、やはり養老の滝。でも今回は時間がとれず、途中下車駅は多度駅です。
ここから歩いて多度大社に向かうことにしました。 ここは三重県桑名市にあります。
歩くと20分ちょっとかかりますが、沿道には歴史を感じさせるお店もありました。
 
12:50着 多度大社 
 多度大社のご祭神は天津彦根命(あまつひこねのみこと)
伊勢神宮の天照皇大御神の御子神であるその御縁故により、
多度大社を「北伊勢大神宮」と言うのだそうです。
 
13:39発 多度駅から養老鉄道で大垣へ  14:41発 東海道線で米原へ  15:22発 米原から近江鉄道に乗車
 2日目は、初乗り私鉄で伊勢神宮ゆかりの神社を詣でることにしました。 
養老鉄道は大垣で揖斐まで走っていますが、次の目的地に向かうべく、
ここ大垣から米原までJR線に乗車。 米原駅からは、近江鉄道に乗車します。
 
15:43 近江鉄道(近江八幡行)から  高宮駅で 多賀大社前行き乗換え        15:48発
 
 15:53着 多賀大社前駅   駅前に大きな鳥居が    
多賀大社前駅を出るとすぐに大きな鳥居がありました。この大きな鳥居をくぐると、絵馬通りです。
多賀大社までの約700mの参道は「絵馬通り」と呼ばれていて、さまざまな店舗が軒を連ねます。 
 
 絵馬通りには糸切餅という、名物がありました。あんこを包んだ真っ白なお餅に青やピンクの線が可愛らしい。
 
16:00  多賀大社              「太閤橋」は名前の通り、太閤秀吉にゆかりのある橋
 古くから「お多賀さん」の名で親しまれる滋賀県第一の大社です。
多賀大社に祀られているのは「イザナギ・イザナミの大神」。伊勢神宮に祀られている「天照大神」のご両親です。
 
多賀大社 
「古事記」では、日本で初めての夫婦の契りを結んだ神様と言われており、
天照大神をはじめ、八百万(やおよろず)の神様をお産みになったと言われています。
古く「延命長寿・縁結び・厄除け」の神様として信仰を集め、多賀大社の分祀社は全国239社を数えます。

 お得なフリ−きっぷで、新春ならではのお伊勢詣でをした2日間。
伊勢市での充実の一日と、鳥羽で癒された一夜と、
私鉄を初乗りして
「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」の多賀神社まで。
今年もいいご縁をいっぱいいただき、充実の2日間でした。

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