リゾートしらかみ・十二湖と角館    『秋の乗り放題パス』編
 2019年10月18日〜20日
秋版…青春18きっぷの秋バ−ジョン『秋の乗り放題パス』で 再びの北東北へ♪♪♪

しかし東北本線は、台風19号の被害により、福島あたりが一部不通になっているようで・・・。
在来線で乗り繋げるのは困難と判断し、往復夜行バスも利用するという代替案を、出発3日前に完成させました。
 
静岡から東京まではJR東海バス(2060円)で移動。東京から青森(弘前)までは夜行バスを利用しました。 
10月17日(木) 21:40発 東京駅八重洲口から夜行高速バスに乗車  (運賃 7500円)  
10月18日(金) 7:40着 弘前駅城東口
10月18日(金)  『秋の乗り放題パス』 1日目 リゾ−トしらかみ 十二湖散策 大曲泊
 弘前駅には7時40分に着きました。 昨日の雨もあがり、すっきりと晴れました。
北東北まで来ると少し寒く、上着のジャンバ−やコ−トなどを着ている人が多いなぁ〜。
 
8:48発 弘前からリゾ−トしらかみ『くまげら』に乗車 
二列シ−トの窓際席(A席)は、乗車一か月前にネットで購入済みで前日に発券しました。
指定席券530円の追加で『秋の乗り放題パス』で乗車できるので、何度かリピ−トしています。
駅構内で、昼食用の駅弁と、朝食用のホットサンドとコ−ヒ−を準備してリゾ−トしらかみに乗車しました。
 
岩木山と真っ赤なりんごを車窓に〜    津軽三味線の演奏も始まりました
 弘前を出て、少し走ると車窓には岩木山が大きく見えます。 そして、ここから数駅区間は、りんごの名産地。
車窓には真っ赤なりんごが実っていました。 五所川原からは津軽三味線の演奏も始まりました。
これも『リゾートしらかみ』の楽しみのひとつ。
 
 
 鰺ヶ沢あたりまでくると、日本海が見えるようになりました。『リゾートしらかみ2号』は千畳敷駅に到着。
 
ここでは約15分の停車時間があり、乗客はみなさん千畳敷海岸まで下車観光できます。
 
 青空に紺碧の海。これが日本海をいう感じの海の蒼さに感動します。
 
何度となく見ている景色ですが、空が青いと海の蒼さが際だちます。しばし絶景を堪能しました。 
 
千畳敷駅から先、しばらくは車窓に海が望めます。深浦あたりの海岸線の美しさも五能線のみどころです。 
 
 この景色を見るために、発売日になったら海側の窓側となるA席の指定席券を買うんですよ。
 
11:00 車内で駅弁タイム           12:00  12湖観光の起点 キョロロ
 十二湖を散策する前に駅弁タイム。弘前駅で買った駅弁「津軽」に舌鼓♪ 
津軽地方の名物がいっぱい詰め込まれたお弁当でした。これからいっぱい歩くのにビールも飲んじゃった
 
十二湖駅で下車し、十二湖に向かいます。 
紅葉はまだ早かったですが、こんな秋晴れの好日に散策できるって気持ちいいよ〜(^。^)y-.。o○
 
 こちらがポスタ−などでよく登場する青池。『リゾ−トしらかみ』にも、青池編成もあります。
一番知名度が高いわりに、青っぽいけど小さな池です。
 
 十二湖めぐりはまだ始まったばかり。ブナの自然林に癒されて、沸壺の池に向かいましょう。
 
 沸壺の池
 コバルトブル−の沸壺の池が十二湖散策の中で一番美しいと思います。青池よりも断然 こちらかな。
 
散策マップを片手にいろいろと歩いてみました。小鳥の囀りだけの静寂な世界。 
 
 この自然林が紅葉に染まったらもっと美しいだろうな〜
 
ここが日暮の池。ここから山道っぽい遊歩道に入り、キャニオン展望所まで歩いてみましょう。
 
 キャニオン展望所からの景色。 日本キャニオンの向こう側は世界遺産・白神山地
 十二湖では、20以上の池を周遊して見ながらハイキングして、
最後に日本キャニオンの展望台まで足を伸ばしました。  奥に見えるのは白神山地です。
 
紅葉にはまだ早かったけど、大自然の森と池を満喫して、約4時間のハイキングを終了。
十二湖沿線のバス停から午後4時半ごろの路線バスに乗って 十二湖駅に戻りました。
 
17時04分発の リゾ−トしらかみ『ブナ』に乗車 
 次に乗った リゾ−トしらかみは『ブナ』編成。この指定席(530円)もA席を取ったけど、
あっという間に夜になってしまいました。 車内でおやつタイム♪
 
 
20;34着  大曲駅に到着         まずは晩酌タイム♪  麺酒菜おり座
翌日は森吉山に紅葉目的で登りたかったけど、週間天気予報が雨だったので、登山は止めよう。
登山口にアクセスのいい鷹ノ巣駅や、秋田内陸縦貫鉄道沿いのBHに宿をとる必要が無くなりました。

だから今宵は大曲駅へ向かい、ここに一泊します。
 BHに向かう前に、駅前の居酒屋にチェックイン(^。^)y-.。o○
 
ハ−トランド生ビ−ル&比内地鶏の焼き鳥と・・・稲庭うどんの進化系イタリアン(稲庭うどんと海老アラビア−タ)
おり座とは、ラテン語で『稲』という意味で、ここ秋田では、米の稲と稲庭うどんでしょう。
小洒落た創作居酒屋で、稲庭うどんのメニュ−がいっぱい。 もちろん王道の正統派稲庭うどんもあるけど、
パスタ風稲庭うどんなど、斬新なメニュ−も豊富。 秋田といったら比内地鶏。旨みを楽しむのなら焼き鳥だね。
10月19日(土)  『秋の乗り放題パス』2日目   角館・鳴子御殿湯・仙台(夜行バス)
 
7:01発 大曲⇒(田沢湖線)⇒7:20着 角館 
 翌日の土曜日の朝、大曲は雨でした。今日の東北は雨模様・・・午後から雨足が強まりそうな予報です。
昨日の好天から一変・・・朝から傘をさしてBHから大曲駅に歩きました。
在来線の田沢湖線は列車の本数が少ないので、7時ごろの田沢湖線に乗って角館へ向かいました。  
 
観光時間帯ではないので、武家屋敷通りはまだ雨の中、静寂に包まれています。
紅葉はまだですが、角館の武家屋敷通りの風情はいいですね〜 観光客のまだ居ない角館も一興だね。
 
 9:00 角館武家屋敷・青柳家の一日が始まりました
 
9時の開館はまだ人もまばらでしたが、観光を終える時間は、東北屈指の観光スポットになっていました。
それにしても、中国人の観光客をメインにアジアからの観光客が増えたことは驚きでした。

森吉山紅葉登山を雨予報で諦めた代わりに、角館からバスで行ける抱き返り渓谷の紅葉ハイキングに
行き先変更したものの、これからますます雨が降りそうな予報となってしまって意気消沈((+_+))。
空き時間にスマホを駆使して、この場に及んで行き先変更かぁ〜・・・  『よし!温泉に行こう(^。^)y-.。o○』
 
 
 10:00発 角館⇒大曲⇒(奥羽本線)⇒新庄⇒(陸羽西線)⇒鳴子御殿湯 14:13着  観光名所・鳴子峡
旅当日に行き先変更・・・。これもひとり旅だし、電車の指定もとっていない
ロ−カル線ならではの『行き当たりばったり的な、乗り鉄旅』 だからだろね〜。
てなわけで、角館から大曲に戻り、奥羽本線で新庄へ向かうことにしました。
しかし、大曲駅で・・・? なんと、ここで新庄行きの奥羽本線の入線が遅れるとのアナウンスが・・・。
新庄駅での乗継時間が10分しかないのに\(◎o◎)/!こんなハプニングも、最近は日常茶飯事です((+_+))

乗り継げなかった時を想定し、後続の電車調べたら、全席指定の『リゾ−トみのり』だ〜。
大曲駅にて、新庄⇒仙台行の『リゾ−トみのり』の指定席券(530円)を購入できました。
これもまあ想定外ですが・・・そのハプニングをクリアしていくのも旅の醍醐味かなぁと思う今日このごろ。
心配していた大曲から新庄への奥羽本線は、20分遅れで大曲を出発したものの、
新庄に着くまでに遅れをとり戻り、無事陸羽本線に乗り継ぐことができました。
 
14:13着 鳴子御殿湯    日帰り温泉にGO〜♪♪♪  一湯目は いさぜん 500円
私の好きな温泉のひとつ 鳴子御殿湯駅には、待ち時間なく定刻の在来線にて到着できました。
大曲駅で指定席を買っておいた『リゾ−トみのり』は、ここ鳴子御殿湯駅には2時間後に到着するので、
それまでの時間が温泉タイムです。
東鳴子温泉は駅の近くに温泉宿があるので、雨でも大丈夫。
 
 二湯目は ホテルニュ−あらお 600円
2軒目はここ。宿泊客のまだいない時間帯だったので、贅沢にも内湯・露天風呂ともに貸切でした。
透明のようだけど褐色を帯びたモール泉。お隣の鳴子温泉とは泉質も異なり、
鳴子温泉ほど大きなホテルもない、ここ鳴子御殿湯の温泉が好きだなぁ。
 
 
 16:06発 鳴子御殿湯から リゾ−トみのりに乗車    鳴子名物 大栗だんご4個入り560円
 鳴子御殿湯から仙台までは、リゾートみのりに乗車。当日でも指定券がとれたのはラッキーでした。
新庄から仙台までの指定を買っておいたので、新庄から一本前の在来線に乗れなかったら、
このリゾ−トみのりで、鳴子御殿湯まで乗って、ここで下車して温泉に入ろうと思っていたのです。

駅近くの土産物でみつけた大栗だんご。お餅の中に大きな栗を入れた名物の栗団子で
甘からいタレもたっぷり。出来立てのとろっとした名物を、リゾ−トみのりで頂きました。
 
東北のラストは、仙台の夜景からの…。  
仙台駅には早めに着いてしまったので、ア−ケ−ド街や夜景見物で時間を潰し、
 
最後は・・・ やっぱり、牛タンでしめないとね〜  今日は『利久』です。 牛たん定食 3枚6切 1620円
厚めの牛たんは噛むほどに旨みがいっぱいで幸せになる〜。付けあわせの漬物はお店によって違うけど、
久のはこの2種類。牛たんの煮たものやテ−ルス−プと、牛たんづくしを楽しみました。

  23:00発 仙台駅から夜行バスに乗って→バスタ新宿へ 4:53着 (運賃 5820円)
夜行バスは3列独立シ−トでカ−テンで仕切られるので、ストレス無く休息できました。
10月20日(日)  『秋の乗り放題パス』3日目  新宿から房総半島一周乗り鉄旅
 快適な夜行バスで、ゆったりと休息し、朝5時前にバスタ新宿に到着しました。
当初の予定では今日は福島あたりで観光し、在来線を乗り継いで帰途につく・・・というものでした。 
が、東北本線が乗継ぎできない可能性があって、あえなく夜行バスにて東京まで戻ってしまいました。
 
7:50  御宿の海岸までお散歩
しかし、今日一日は『秋の乗り放題パス』が使えるから、まだ行ったことのない房総半島一周を
乗り鉄しようと思い付きました。 まずは外房線から、御宿で途中下車して海岸までお散歩
 
内房線から外房線に入りました。
館山駅では乗り換え待ち時間で、またまた海岸まで歩いてきました。 
 
内房線・外房線とも、乗車客は多くないけど車両が長く、前後の車両にはボックス席があり、
海側を眺められる窓際席をオ−ルキ−プ。 館山あたりからは屋根にブル−シ−トがかかっている家が多くなりました。
 
窓ガラスも無い家や、屋根が骨組みだけになった家。ビニ−ルハウスも壊れてしまっている場所も
多くみかけました。 何駅走ってもずっと同じ光景で、
台風15号が房総半島の広範囲に、大きな被害をもたらした現実に愕然となりました。 
 
11:04 浜金谷駅で下車  まずはランチタイムといたしましょう。 さすけ食堂
浜金谷駅で下車しました。ここでは鋸山に登ることにしていました。その前にお昼ご飯。
口コミ評価が高いお店をスマホで見つけて、混む前にいってみようと思ったのです。

名前を書いて30分ぐらい待って入店できました。 さすけ定食は税込1500円でこのボリュ−ム。
あじフライは、ふわふわで旨みたっぷり。お刺身もアジなど地魚がてんこ盛り、ビ−ルも大びん一本飲んじゃった。
 
12:35  鋸山ロ−プ−ウェイに乗って鋸山へ 往復950円
東北から千葉に移動してみると、日が当たると千葉は暑いくらい。 
浜金谷の駅に戻ってからロ−プ−ウェイ乗り場まで15分ほど歩きました。 
鋸山へは歩いて登ることもできますが、台風の被害で登山道は歩けないらしく、往復分を買いました。
 
 12:50 鋸山
ロ−プ−ウェイの山頂駅が山頂ではありませんでした。
まあ、事前の下調べもなく来たのだからなぁ〜(-_-;)
石段を登って、ここが山頂。  見所はこの先にあるようです。横道をしばらく歩くと、
 
日本寺に続く石段があり、またまた拝観料500円を払い、その先へ行ってみることにしました。
 『あぁぁぁ〜さっき飲んだビ−ルのせいで、登りがエラいよ〜〜〜\(◎o◎)/!』
 
13:10   地獄のぞき
 ビ−ルのおかげで汗だくになりながら、石段を登って、登って、登って・・・ここが地獄のぞきです。風は心地いい。
 
13:22  西国観音           13:30 日本寺大仏
地獄のぞきから来た道を帰ることもできたのですが、 日本寺大仏の標識に導かれて進んでみると、
一転にて今度は石段を下る・下る・下る。 そしてやっと大きな大仏さまが現れました。
さて、ここからロ−プ−ウェイ乗り場にはどうやっけいくのか(・・?  

社務所の方に聞くと、台風被害で、ロ−プ−ウェイ乗り場に通じる道は通行止めだって。
だから、たった今、下っってきた道を登り返すんだと・・・\(◎o◎)/!
でもここを下る道があって、ここを進めば浜金谷の隣の駅の『保田駅』に着くとのこと。
登山道は歩けるそうな。石段を登り返すよりは、となりの駅まで下るほうがマシだと考え、下ることに。
 
14:30  保田駅に到着
『ロ−プ−ウェイを往復分買ったのに、何てこったぁ〜 』  
山から降りて、平地を歩くようになると、自衛隊の車も来ていて復興にむけて現在進行中でした。
 
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