〜冬のおときゅう〜 竜飛温泉・新鉛温泉・磐梯熱海 
 2020年 1月23日(木)〜26日(日)
大人の休日倶楽部、恒例の、雪の東北シリーズです。 一月は温泉シリーズが定番となりました。
暖冬の影響からか、東北も雪が少ないみたい 
 
 『大人の休日倶楽部パス』 は、JR東日本の新幹線を含む全線が4日間で15270円。 
利用期間は年に3〜4回の各2週間ずつと
少ないですが、このチャンスを確実に利用したいものです。
 
1月23日(木)   磐梯熱海温泉
 
18:00 東京発  やまびこ153号(仙台行) に乗車      20:06着 磐梯熱海駅 
 いつものように木曜日、仕事を終えて即、出発。 東京駅に着き、自由席もあるやまびこに80分間の乗車。  
郡山駅で、磐越西線に乗り換えて磐梯熱海駅に着きました。
 
 磐梯熱海温泉 金蘭荘花山    素泊まりで 税込 3575円
 磐梯熱海駅から歩いて、温泉宿に向かいました。ここは楽天トラベルの半額セ−ルで予約したところ。
部屋も広いです。ロビ−では竹明かりの中でCDでの音楽会をやっていてワインもいただき、雰囲気最高。
 
 平日なので、温泉も空いていました。夜も朝も貸切で極上の温泉タイムも過ごせました。
素泊まりなので、今宵の晩酌用のご馳走は、東京駅の駅弁屋でゲットしておいたもの。 
ごはんはひとマスのみ。酒の肴が主役のお弁当で温泉宿での晩酌タイムを大いに満喫しました。
1月24日(金)  平泉 新鉛温泉
 
8:50 ホテルをゆっくりチェックアウト           9:00 磐梯熱海駅
 目覚まし時計を使わなくてもいい、朝はゆっくりお目覚め・・・ そして朝風呂・・・極楽・極楽(^。^)y-.。o○
 
9:06発 磐梯熱海駅から磐越西線に乗車   10:07発 郡山から『やまびこ』に乗って一ノ関へ 
 
 11:23着 一ノ関駅        三彩館ふじせい ひと口もち膳  (お雑煮付き) 1500円(税別)
一関には、もち文化があり、名物のもち膳を食べることにしました。 
大根おろし・あんこ・ずんだ・くるみ・ごま・じゅうね・納豆・ショウガ・えびに、具だくさんのお雑煮。
真ん中のなますの大根おろしがいいアクセントで、甘いお餅の味の違いを楽しめました。
 
13:00  平泉中尊寺   月見坂もまったく雪なし
 お餅づくしでお腹もいっぱい。一ノ関から東北本線に乗って平泉に向かいました。
 平泉といったら中尊寺・・・雪景色を想定していたのに、まったく雪が無い\(◎o◎)/!  
 
 樹齢300年の杉の巨木も、この時期らしくないなぁ〜  
でもまあ結構な坂道だから、雪でスリップする危険もなく歩けた、だけは幸いでしたね(^_-)-☆
 
中尊寺の雪吊りの松も何だか寂しいなぁ・・・     ご本尊様は釈迦如来さま
 
金色堂 
 さて、いよいよ金色堂です。雪は芝生の上にかすかに乗った程度でした。
 
 金色堂内は撮影禁止のため、公式HPの画像を掲載しています
 内外に金箔の押された「皆金色」と称される金色堂の内陣部分は、南洋の海からシルクロードを渡って
もたらされた夜光貝を用いた螺鈿細工。 そして象牙や宝石によって飾られています。
 
 金色堂内は撮影禁止のため、公式HPの画像を掲載しています
須弥檀の中心の阿弥陀如来は両脇に観音勢至菩薩、六体の地蔵菩薩、持国天、増長天を従えておられます。

何回来ても感動の金色堂ですが、螺鈿細工の煌びやかさがとっても眩しく、いい時間を過ごせました。
 
無量光院跡 
 道に雪が無いので、平泉の駅まで安心して歩けました。帰りは旧道を歩き、寄り道を。
 無量光院跡は、奥州藤原氏三代秀衡によって造営された寺院の遺跡です。
宇治平等院鳳凰堂を模して建立された阿弥陀堂と、その周囲を取り巻く池を中心に伽藍が構成されています。
 
 15:50 新花巻駅からホテルの送迎バスに乗って    16:25着 新鉛温泉 結びの宿愛隣館
 平泉駅に戻り、東北本線で北上へ。北上からは『やまびこ』にちょい乗りして新花巻駅に着きました。
花巻周辺は温泉地がいくつかあり、今日は花巻温泉郷の新鉛温泉に宿をとりました。

新花巻駅には宿の送迎バスが来てくれるので、それに乗って40分後・・・立派な温泉宿に到着しました。
 
 新鉛温泉 結びの宿愛隣館   月かんむりシングル(1名) 楽天予約で 消費税込み7920円
 部屋に案内されて、浴衣に着替えて早速一回目の温泉タイム♪  
部屋に戻り缶ビールでク−ルダウンの後、お楽しみの夕食のお時間です(^。^)y-.。o○   

バイキングが主体のお料理で、出来立て熱々でどれも美味しい。 
生ビ−ルと地酒三種も楽しんで、これで宿泊代が1万円弱だって嬉しいかぎり。
 
ホテルには3つの自家源泉があって、川の湯・山の湯・森の湯があり、夜と朝で全湯入れます。
川が流れていて、外は雪景色。夜は凍てつく寒さの中で入る露天風呂は最高に贅沢♪
大きなホテルだったので、夜はイベントもあったりして、ひとりでも楽しく過ごせました。
1月25日(土)   龍飛崎 ホテル竜飛
 
9:07発 新花巻駅から 『やまびこ盛岡行』に乗車     盛岡からは岩手山がよく見えます 
 朝は8時10分に宿の送迎バスに乗って、新花巻駅に戻ってきました。 ここからは『やまびこ』に乗って盛岡へ。 
盛岡からは 『はやぶさ3号 新青森行』に乗車しました。 盛岡から見える岩手山は大きい(^。^)y-.。o○
 
 新青森から 特急つがるで、ひと駅   11:17着 青森駅     11:30 ホタテ料理の『おさない』
新幹線 新青森から 特急つがるで ひと駅、青森駅に着きました。青森まで来たのにまさかの・・・
雪が無い\(◎o◎)/!  一年前はたっぷりの積雪があったのに・・・

雪の無い道路を3分歩いて向かったのは 『おさない』 です。 
以前から入ってみたかった、ホタテ料理が食べられるお店で、すでに順番待ちが私の前に7〜8名ほど。
 
 ほたて貝焼きみそ定食 1100円   ほたてひも刺し 300円
ホタテが有名な青森では、剥きたてのホタテの美味しさは、やはり絶品だと思いますが、
今回は専門店の貝焼きみそはどんな味どんなだろうと、この名物料理が食べたかったのです。 

器はホタテの貝よりもかなり巨大。 貝焼きみその味付けは味噌ではありません。
ホタテの身も、きももごろごろいっぱい入って、風味豊かな和風味のふわふわの卵とじです。 
ほたてのひも刺しは300円でこのボリュ−ム。 新鮮だからのこそのメニュ−でした。
 
12:50 青森駅交番前から宿の送迎バスに乗車    青函トンネルから北海道新幹線が(^。^)y-.。o○
 青森駅からいよいよ龍飛崎に向かいます。 今日は龍飛崎の一軒宿に予約しました。 
12時50分、青森駅に送迎バスがやってきました。バスは奥津軽いまべつ駅にも立ち寄った後、
青函トンネルの入口が見える場所を通過。 ちょうど北海道側から青函トンネルを抜け、本州に入った新幹線を見ました。
 
14:40 ホテル竜飛         日本海側が見える和洋室に泊まります  
 青森駅から送迎バスに乗って1時間50分。高台にある一軒宿の『ホテル竜飛』に着きました。
ここも雪無し・・・  あれれぇ〜〜〜
津軽海峡側が見える部屋がベストですが、シングルユ−スでツイン+畳スペ−スがあって、日本海側が見える部屋でした。
 
 窓側は日本海  青函トンネルの本州側の基地も近いです
 午後3時にチェックイン。部屋からの眺めは冬枯れの日本海。一面雪景色を想定していたのにねぇ〜。
でもまあ、雪も無いし、吹雪いてもいないから周辺観光にも安心して出掛けられるね。
 
 津軽海峡冬景色歌碑
防寒バッチリで龍飛ア周辺を散策してきます。 気温は0度ぐらいだと思うけど、
風がかなり強く吹き体感気温は低いです。 さすがは 風の岬 龍飛です  
 
 歌碑の隣にはここも観光名所の階段国道。 当時の関係者が現地を見ず図面上で指定してしまったと言われており、
362段あるようです。 ここが一番高い場所で、ずっと海岸線まで続いているのですが、冬季は閉鎖されていました。
見たところまったく雪もなく凍ってもいないんだけどね。
 
国道は閉鎖ですが、町道は高台まで歩けました。灯台もあります。 
 
 この施設の向こうは津軽海峡。その向こうには北海道も見えました。しかし、風が冷た〜い((+_+)) 早々に退散
 
夕方5時前にホテルに戻ってきました。 このホテルの真下に青函トンネルがあり新幹線が走っているんだ。 

津軽海峡の海の底を貫く青函トンネルは、海底240m、総延長53.85Km。
建設が始まったのが1961年で青函トンネルの海底地盤の掘削をはじめ、本州の陸地から
もぐって北海道の陸地まで本坑が貫通するのに、丸24年という途方もない工期を要しています。

過酷な、命がけの工事が長期間にわたり、幾度となく落盤や水没事故を繰り返したことで、
24年間で述べ34人もの犠牲者があったことを知りました。
ホテルの近くには、慰霊碑もあり、道端には花(造花)も供えられていました。
 
 夕方も夜も翌朝も・・・温泉三昧    津軽海峡と北海道を眺められる温泉は最高に幸せ〜(^。^)y-.。o○

カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉 
龍飛散策で冷え切ったカラダを 温泉でぽっかぽかに温まりましょう(^。^)y-.。o○ 
 
スタンダード会席プランは お造りは舟盛りで♪  一泊二食 無料送迎付き税込 12600円
 夕食は豪華な舟盛りでテンションアップ♪♪♪
お造りは、ホタテ・ホッキ貝・ボタン海老・ブリ・マグロなどなど、どれも新鮮で
ホテルお薦めの地酒もおかわりしちゃいました。
 1月26日(日) 龍飛崎〜八戸 八食センタ−
 
 展望台から  ホテル竜飛の先に津軽海峡と北海道が見えます
 ホテルで朝食の後は、送迎バスが出発する時間まで、再び周辺の散策に出かけました。
昨日よりも、風が無いのであまり寒さを感じません。 水たまりは凍っていたから気温は0度ぐらいかな。
 
 再び 津軽海峡冬景色の歌碑へ。昨日よりも天気が良く、白く雪化粧した山がまぶしい北海道もよく見えました。
 
津軽海峡冬景色の歌碑のある高台から 眼下に見える帯島は、龍飛崎の先端に位置します。
 
 同じく歌碑からの眺めです。 ホテルと津軽海峡の先に見えるのは下北半島です。
9時少し前にホテルに戻り、チェックアウトして9時10分発の送迎バスに乗って青森駅に向かいました。
 
12:45 八戸 八食センタ−へ 
 青森から新青森駅へ〜  新青森駅から 『はやぶさ18号』 に乗って八戸で下車しました。
八戸駅から100円バスに乗って、今回最後の立ち寄りスポット『八食センタ−』に向かいました。

八戸といえば・・鮮魚のテ−マパ−クト『八食センタ−』  広い店内には海鮮がいっぱい並び、
東北ならではの海の幸に興味深々。浜焼きできる場所もあり、焼き物用の海鮮も豊富です。
 
『なんぶや』でせんべい汁定食 1000円          東海道線グリ−ン車にて青森でゲットした駅弁タイム♪ 
お寿司やお刺身、海鮮丼やお惣菜類もいっぱいあり、安価です。家が近ければ買って帰りたいものばかり。
 食堂もたくさんあり、どこに入ろうかと迷ってしまうほど。 市場では南部せんべいやせんべい汁用の
せんべいをたくさん売っていました。それを見て、 八戸の郷土料理を食べられるここに決定。

せんべい汁定食はお刺身も付いて1000円。小鉢も付いて八戸の味を楽しみました。

15:41発 八戸から『はやぶさ60号』で東京へ〜    18:32着 東京駅 
 
18:48発 東京から東海道本線(グリ−ン車両)に乗って熱海まで・・・  
 最後のグルメは、グリ−ン車内でウニ三昧の駅弁タイム・・・青森の駅で買っておいたものです。
 22:38 自宅最寄りに到着
 北東北へ雪と温泉とグルメを楽しもうと計画した『おときゅう旅』・・・
1月後半で、まさかの雪のない景色ばかりでしたが、初めてのワクワクもいっぱい楽しめました。
 
 
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