早春の伊豆は春爛漫
2007年2月12日(月) 
9:00河津さくらまつりー11:00稲取・徳造丸(昼食)ー12:00稲取・雛のつるし飾りまつりー
13:30南伊豆・日野菜の花畑ー13:50みなみの桜
絶好の行楽日和となった三連休の最終日・・・。
花・雛・海の幸を求めて伊豆方面にドライブしてきました。

まず最初はこの三連休から≪河津桜まつり≫が始まった東伊豆・河津町へ。
暖冬の影響で3〜4分咲きでしたが日当たりのいい所は
満開に近い桜もありました。
河津川沿いの遊歩道には大勢の観光客が桜を愛でながら歩いています。
お土産の桜まんじゅうや桜羊羹、特産品の干物や柑橘類を売るたくさんの露天が出ていてお祭りム-ド満点です。
約1時間半ほど散策し、その後は稲取へと向かいました。
国道135号線の海岸沿いにも河津桜が多く、日当たりがいいせいか、鮮やかなピンク色の花を咲かせていました。
11時に稲取漁港に着きました。

まずは腹ごしらえ・・・

開店と同時に入った≪徳造丸本店≫は、あっという間
に満席となり、順番待ちの行列ができているようでした。

このお店、去年下田店で食べた金目鯛の煮魚定食(2100円)が気に入って、また行きたいと思っていました。  
マスコミ(雑誌・テレビ・ラジオ)などでよく紹介されているので知名度高く、人気のようです。 
セットメニュ−も充実していて、高級魚ですので少々お高いのですが、それなりにリ-ズナブルだと思っています。
今回注文したのは(大奮発して!!)、 金目づくし定食・3300円。 
金目鯛のしゃぶしゃぶの小鍋には塩漬の桜の花が浮かんでいます(粋な演出!)。 
金目鯛のカルパッチョ・海草サラダ・烏賊珍味や小鉢・名産のところてんの黒蜜かけもあります。 
金目鯛のお刺身は脂が乗ってとても美味しくマグロのトロのようでした。
天ぷらは桜葉の塩漬で巻いた金目鯛が2つあり(なすの天ぷらばかり目立ちますが・・・)、香りがよく、風味満点でした。
看板メニュ−の金目鯛の煮付けも甘辛の煮汁がほどよしみこみふっくら美味しく、大きなお碗の蟹のダシがきいた味噌汁もうれしい一品です!
それから漁港近くの≪雛のつるし飾りまつり≫の会場に行ってみました。
左側2つは個人所有のお雛様を、お宅を開放して展示していたお宅のものです。 どちらも昭和のお雛様のようです。
稲取温泉では雛祭りの際、雛壇の両脇に一対のつるし飾りを飾る風習が、江戸時代からあったようです。
昭和30年の始め頃は飾ってある家庭が数多く見られたけれど、近年は作品を作れる人が少なくなり、
稲取独自の美しい風習を後世に残したいと、平成5年から復刻したということです。
メイン会場の一つ、「むかい庵」(入場料200円)に行ってみました。
ここは稲取の旧家に伝わる古今雛が10点ほど展示されていました。江戸時代や江戸時代末期の貴重なお雛様やつるし飾りが見られます。
つるし飾りも半端じゃない数で豪華絢爛かつ格式高い、非常にすばらしい雛飾りでした。 
ここは絶対お勧めです。
旅の最後は再び桜・・・。国道135号線を南下し下田方面へ、136号線で南伊豆町へと入りました。
旅行パンフレットでおなじみの≪みなみの桜と菜の花まつり≫です。  
まずは日野の菜の花畑を見ました。広大な菜の花畑は菜の花独特の香りに包まれていました。
すぐ横を流れる青野川沿いには桜がたくさん植えられています。菜の花畑の近くの桜はソメイヨシノなので花はまだですが、
それよりも上流に≪みなみの桜≫が見られます。こちらは4〜5分咲きでした。

河津桜より木と木の間隔が広く、しかし長い距離に桜が植えてあるので、車で走っていてもよく見えます。
ちなみに≪河津桜≫も≪みなみの桜≫も桜の種類は一緒だということです。その土地によって呼び名が違うのだそうです。
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