箱根あじさいハイキング  浅間山・浅間自然歩道 
2007年7月16日 
海の日の三連休・・・山や行楽の予定があった人も多かったはずです!

ところが台風4号が各地で猛威をふるい・・・   
一泊二日で南アルプスのお花畑を巡る登山が中止となってしまいました(−−。)
(案の上、登山口に通じる唯一の道路が土砂崩れで通行不能となってしまったようです)
 
 
台風一過の夕方、日頃の運動不足の解消に蓬莱橋近くのマラソンコ−スをウォ-キングしました。 
大井川は激流となって川幅いっぱいにゴ−ゴ−と音を立てています。水位とマラソンコ−スとの高さはほとんど
違わないくらいに、目の高さに水面が映り異様な光景でした。(初倉側の橋げたが流されたのは見えませんでした)

雲の間から強い日差しが戻った時、なぜか?ひらめいたのです!
 「そうだ! 箱根に行こう!!」 
 
 
そんなわけで先週も行ったばかりの箱根にやってきました。
箱根町に入り、そのまま国道1号線で芦ノ湯まで上がると、その先に湯坂路ハイキングコ−スの入口があります。
湯坂路(鎌倉古道)は途中に昔の石畳などもあり、箱根湯本まで続いています。以前、ここから鷹巣山〜
浅間山方面を歩いた時、道の両側にあじさいの木がたくさん植えられていたので、あじさいの咲く頃に
もう一度歩いてみたいと思っていた場所でした。

そのまま国道1号線を下って、今回は宮ノ下から歩いてみることにしました。富士屋ホテルから少し先の駐車場
(有料)に車を置き、まずは箱根登山鉄道・宮ノ下駅方面に向かいます。 ノスタルジックな駅舎の手前から
浅間遊歩道の標識に従い石段を登っていくと・・・
   宮ノ下駅近くの線路を横切る     手のひらほどの大きさの≪ベニテングダケ≫   登山道に咲く花
線路を横断します!。「カンゲキ〜〜!」  いつもは電車の中からしか見ることのなかった風景。
こんなアングルから写真が撮れました。(電車が来なかったのが残念ですが・・・)  あじさいはまだまだ花盛りでした!

ここから浅間山までは50分ほどの登りです。大雨が降った後で多少道も荒れていたけど、途中あずまやが二つあり、
標識も出ていました。早川の水の流れる音や国道を走る車の音も聞こえるものの、
雑木林の緑は美しく、小鳥の囀りを聞きながら高度を上げていきます。
宮ノ下分岐で≪千条の滝・20分≫の標識を前方に見送り、≪浅間山5分≫の標識に従い、左に曲がります。
浅間山山頂 標高804m
雑木林を抜けると、 『うわあぁぁぁ・・・!!!』  目の前に、こんな光景が広がりました。 あじさいが花盛りです。
芝生のある広い広い頂上にベンチが二つ。 周りにはたくさんのあじさいが植えられ、色とりどりのあじさいの競演です。
土や手入れがいいのか、すべて大ぶりで見応え満点!大感激です!。
浅間山〜鷹巣山にかけての登山道に咲くあじさい
以前歩いた時、浅間山から鷹巣山〜湯坂路入口まで、あじさいの多さに驚いたので、そちら方面にも歩いてみました。
ご期待通り・・・ 登山道いっぱいに咲くあじさいが見られました。

浅間山まで戻り、帰りは大平台に下山することにしました。
10分ほど下ると≪箱根湯本(湯坂路)90分≫と、≪大平台40分≫への分岐があります。
大平台に下りる道には箱根スズタケがたくさん見られました。 大平台の温泉街に降り立ちました。
 古くからある温泉町のようで、色々な表情を持つ箱根の魅力を垣間見た感じがしました。
もう少し下ると大平台の駅に着きました。ここからは箱根登山電車で一駅・・・です。
大平台温泉街にあった観光マップ         大平台駅のプランタ−の花にとまった ≪アサギマダラ≫
大平台の駅はスイッチバックのポイントでもあります。
たった130円の切符でその後2回のスイッチバックを繰り返し、車窓からはたくさんのあじさいも見ることができ、
とっても得した気分で宮ノ下に戻ったのでした。
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