スプリング ・ エファメラル

−春の妖精−≪セツブンソウ≫    

2008年2月28日 撮影

「スプリング ・ エファメラル」 ・・・・・こんな素敵な名前で呼ばれている花を見てみたくなりました。
早春から春のごく短い生育期間をもつ林床性の多年草の総称で
「春のはかなきものたち」とか「春植物」とかの意味です。


インタ−ネット上で、わりと近場(といっても車で2時間半!)辿り着いたのは山梨県市川三郷町の民地でした。
私有地なので場所は特定しませんが、市川三郷町のホ−ムペ−ジで紹介されているのでそちらをご覧ください。

国道52号線方面から県道36号線を走りました。目印は ↑ ひとつの看板だけでした。
車を止めて、庭で作業していた奥様に声をかけると、このお宅の裏山に自生地があるとのことで案内していただきました。


思ったよりも規模が多きく、群生している様子もすばらしかったです。
今年は雪が多く例年よりも2週間ほど開花が遅れたようで、2月中旬から咲き始めたそうです。
上のほうにはまだ残雪があり、ここも雪が融ければセツブンソウが咲くとのことです。花はもうしばらく楽しめそうです。

セツブンソウ(節分草)は、キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。

高さ10cmほど。花期は2〜3月で直径2cmの白い花を咲かせる。花弁に見えるのは萼片である。

和名は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることからついた。可憐な花は人気が高く、
現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。


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