旭マダム会の新緑ウォ−キング! 今回のキ−ワ−ドはシャクナゲです。 
候補地は山梨だったら西沢渓谷。伊豆なら天城山か長九郎山あたりかな? 
そんなわけで軽登山ができる準備で車に乗り込み、吉田ICから東名高速上り線に乗りました。

「ところでどこに行こうか?」『う〜ん、西沢渓谷も行ってみたいけど、少し遠いから伊豆にしようか!』と、伊豆に決定。
そして甘党のポニ−さんが松崎名物の桜葉餅に興味を示したため (やはり花より団子かよ!・・・)
『では、長九郎山に登りましょう。』 ということで、沼津ICで降りました。

国道一号線から136号線に入るあたりで≪クレマチスの丘≫の看板を見つけて、
『そうだ!クレマチスの花もそろそろ見頃(*^。^*)!ここも行きたいね〜〜〜。』 と。 こんな時、カ−ナビは便利です。
松崎より近い天城なら、帰りに立ち寄る時間ができるはず。 『そうだ!今日は天城山に決定〜〜』 と、ここで行き先を変更。
修善寺から天城高原ゴルフ場へと車を走らせました。
天城高原ゴルフ場 横の登山口 新緑とトウゴクミツバツツジの中を歩く
天城高原ゴルフ場の、登山者用駐車場はすでに満車。観光バスも2〜3台あって、この時期の人気のほどがわかります。
トイレの裏手の一段上の駐車場に車を止めて、さあ出発です。
15分ほど歩くと、万二郎岳とシャクナゲコ−スの分岐があります。まずは、左手の万二郎岳方面に進みました。
新緑とトウゴクミツバツツジの中をゆるやかに登っていきます。

天城山はほ〜んと久しぶりです。前の記録を見たら10年〜8年ほど前・・・。
その当時シャクナゲコ−スのシャクナゲが見事で、何度か登ったものでした。
しかし、その後シャクナゲコ−スが通行止めになってしまったので、すっかり疎遠になっていたのです。

今年、ネットで確認したらすでに歩けるようになっているではありませんか!!。
例年より花が少ないみたいだけど、久しぶりに周遊してみましょう!。
万二郎岳(標高1300m) アセビのトンネル
最初のピ−クの万二郎岳には歩き始めて1時間ちょっとで着きました。万二郎岳は樹林に囲まれて展望はないけど、
どこがピ−クかわからない感じのわりと広い所で、この時間ゆったりと寛いでいるハイカ−もちらほら・・・。
私たちはそのまま通過です。いったん下って登り返すと馬の背で、それからアセビのトンネルを歩きます。
もちろん、この時期アセビの花も終わっていましたが・・・。石楠立の鞍部から、いよいよ万三郎への登りが始まります。
アマギシャクナゲの大木
さて、主役が登場しはじめましたよ。最初は葉っぱのみのシャクナゲでしたが、ちらほら花芽の付いたものも出てきました。
花は咲き始めといった感じです。登山道から離れた所にも、大きな枝ぶりのシャクナゲもいっぱいあります。
でもよく見ると・・・やはり花が少ない感じです。 蕾も少ないことから、今年は裏年なのかしら?。
アマギシャクナゲは、万三郎・長九郎など天城連山一体の岩場に分布する、伊豆半島固有の常緑の低木です。
花はピンク色で、咲き始めの方が色が濃く、中には白っぽい花をつけている木もありました。
樹高は2〜3mになり、葉は革質で表面に光沢があるのが特徴です。
万三郎岳(標高1406m)
万三郎岳に向かうまでのシャクナゲがこんなに多かったなんて・・・
今までシャクナゲコ−スのシャクナゲの印象ばかり記憶に残っていただけに、今回の新発見でした・・・。

万三郎岳の山頂に着きました。こちらもやはり樹林に囲まれていて万二郎よりも狭く、
おまけにお昼時なので、ピ−クで昼食を撮っているハイカ−で大賑わいです。
私たちは、その先を下った所でランチタイムとしました。

9:45天城高原ゴルフ場 −10:50万二郎岳−石楠立−12:15万三郎岳−涸沢分岐点(シャクナゲコ-ス)−14:50天城高原ゴルフ場
アマギシャクナゲ ピンクの競演
帰りはシャクナゲコ−スを歩きました。しばらく通行止めだったので、シャクナゲは再生したのかなぁと期待していたのですが、
その数は以前と比べて減ってしまったように感じました。
こちらは山腹をトラバ−スする巻き道ル−トなので、登山道も痛みやすいとは思いますが、
登山道の標識は新たに設置されていて、過保護なくらいにいっぱいありました。
天城山は一部植林もありますが、自然林が多く、とっても癒されます。
ヒメシャラやアセビなど新緑も美しく、アマギシャクナゲやトウゴクミツバツツジのピンク色がひときわ映えました。
「久しぶりの天城山は、やはりシャクナゲの時期が一番かな!って・・・」 たっぷりと癒されたハイキングでした。

15時過ぎに天城を出発。三島まで戻ってから 長泉町にある≪クレマチスの丘≫に向かいました。
バラとクレマチスに囲まれてご機嫌なポニ−ちゃん!  ≪クレマチスの丘≫にて
クレマチス=テッセン? テッセンというと古来からの品種を思い浮かべてしまいますが、
ここ≪クレマチスの丘≫のクレマチスって、とっても種類が多かったんですね。
さまざまな色と、花の形、大きさなどなど・・・ とってもたくさんの種類がありました。
例年だと満開でしょうが、今年はまだ少し時期が早かったようで、蕾のものもたくさんありました。
そんな中でも、バラだけは満開で、朝から夕方まで、たっぷりとお花に癒された一日でした。
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