連休の3日目、天気は曇りです。
赤坂山or武奈ヶ岳、どちらに登ろうと迷っていたけど、空模様を見て、あっさり近場でお手軽の赤坂山に決めました。
ホテル周辺にはキャンプ場が多い    琵琶湖沿いを朝の散歩     ホテルの朝食
朝食の前に琵琶湖の湖畔を散歩してみました。 周辺にはオ−トキャンプ場が多く、ファミリ−などで、大盛況です。
湖畔を眺めながらのキャンプは気持ち良さそう。 朝食は充実でフル−ツでさえ美味しく、朝から得した気分です。
メタセコイア並木     8:30 マキノ高原キャンプ場         キャンプ場を通過する   8:40 赤坂山登山口
ホテルから登山口までは車で10分ほどの距離です。新緑のメタセコイア並木を抜けるとすぐにマキノ高原キャンプ場がありました。
登山者用駐車場に車を置き、キャンプ場の中を歩くと、広い芝生になり寒風・赤坂山の標識があります。
直進すると赤坂山の登山口。周りには八重桜が満開でした。
最初は階段状の急登             9:00〜  登山道にはスミレの花が咲く      
最初は階段状の急な登りですが、キャンプ場が近いので、周辺の散策コ−スも整備されているようです。
スミレの花を見ながら、登っていくと・・・ 
標高は低いものの、こんなに木が曲がっ
ていて、雪が深い所なんだと実感します。
足元にはテカテカした葉っぱがいっぱい
です。イワカガミが咲く頃歩くのも楽しそう!。

1時間弱であずまやに着きました。
ここからは、ますますイワカガミの葉が
多くなり、大きな葉っぱも多いことから
オオイワカガミなのかしら?
葉っぱだけではイワカガミなのか、
イワウチワなのか、トクワカソウなの
かも区別がつかない私なのでした。
枝が曲がった木々 9:30 あずまや
イワカガミ               オオバキスミレ              バイカオウレン
沢沿いの道にはオオバキスミレやバイカオウレン、イカリソウなども見れました。
10:00  トクワカソウの群生地が一箇所ありました
山桜もちらほら咲いています。 淡いピンク色の桜もきれいだな〜って、歩いていたら、
突然、さっきまでイワカガミの葉っぱだけだったのに、淡〜いピンク色の花が咲いているじゃ〜ありませんか!
近寄ってみると、イワウチワ・・・・いやいや、これは 『トクワカソウ』 と呼ぶのだそうです。 
10:25  お地蔵さん           鉄塔の右側に赤坂山が見える          残雪を歩く
広々とした場所に出てきました。このあたりにはカタクリの葉がありましたが、花はあまり・・・
鉄塔の横の方の小高いあたりが赤坂山ですね。この先は残雪を踏んで稜線に上がりました。
赤坂峠の不動明王              周辺にはショウジョウバカマやカタクリの花が
大きな岩の中に不動さん。このあたりの草むらの中にカタクリが咲いていました。
10:40 赤坂山             三国山方面に向けて下っていく               カタクリ
赤坂山山頂はにぎわっています。昨日と違って、肌寒い日ですが風を避けて寛いでいるハイカ−も多いです。
展望がいい場所ですが、曇っていて遠望がないからそのまま進みましょう。
下っていくと、このあたりにもトクワカソウがいっぱい咲いていました。
清楚で優しい花を見ていると、気持ちまでほんわか幸せな気分になります。
右側が崖になっている箇所を通過してからも、登山道両脇の樹林の中に、ほんのりピンク色の花がいっぱい!
11:05   明王の禿
サクっとひと登りで『明王の禿』に着きました。このあたりだけ岩の山でした。
麓の町まで見下ろせて高度感はありますが、曇り空で遠望が利きません。
11:13  アザラシ岩展望所            11:26 登山道は雪に埋まっている
次は三国山にむけて下ります。途中から明王の禿を振り返ったら、迫力ある岩山でした。
窪みには雪が残るようになりました。倒木を避けながら道を探しながら歩いた箇所です。
再びここでもご対面〜 木の周りの雪が溶けたところにいっぱい。 数は多くなかったけど、白っぽい花もありました。
トクワカソウとはイワウチワの変種で、北陸から近畿・中国地方に分布。葉身の基部(葉柄との境界部)が円形または
クサビ形となる 傾向 をもつものです(狭義のイワウチワでは、葉身の基部は心形です。)。この傾向という表現が
意味深長で、実際には基部が心形の葉も見られます。
11:45  三国山分岐    11:50 木道を歩く      ここにもいっぱい・・・
転んだ三国山の標識があり、ここから400mのピ−クまで行こうとしたら、その先の残雪で、あれ?どっちに道があるの???。
即、諦めて先を急ぎましょう。 木道を歩いて、それからは下りになります。
この先でもトクワカソウが見られました。こんなにたくさんのイワウチワ(トクワカソウ)を見たのは初めてでした(*^。^*)。
12:13 黒河峠への登山道を下る      12:16 黒河峠 トイレはまだクロ−ズ       林道にはまだ雪が残る   
一旦車道に出て、左折して黒河峠への道を下ると、立派なトイレがありました。ドアは塞がれていて使用禁止。
林道にもまだたっぷりと残雪があり、車でここまで来ることができないようです。
ラストはこの林道をマキノ高原キャンプ場まで1時間も歩かなければいけません。
林道沿いや車道にも山野草が多い                      13:10 マキノ高原キャンプ場に到着
林道脇には新緑や山桜などが咲いていて、単調な中にも楽しみを見つけました。車道歩きになると、イカリソウやスミレなども咲い
ていて、山で見るよりも種類が多いくらいです。白谷温泉を過ぎ、もうひとがんばりでマキノ高原キャンプ場に着きました。 
イワウチワ(トクワカソウ)に癒されて、すばらしいフラワ−トレッキングができました。(*^。^*)
もう少し経てば、イワカガミの花が咲き出すのでしょうね〜。時期を変えてまた歩いてみたいな〜(でもちょっと遠いなぁ・・・)
さて、今度は近江今津まで移動します。竹生島へのフェリ−の最終便に間に合うはずです。
14:00 今津港         14:20 竹生島へのフェリ−に乗る            14:40  竹生島
大雑把に近江今津方面に走り、見当つけて湖畔の道に入ったら、運よく観光船のりばの前に着きました。
出航まであと20分。駐車場に車を置き、切符(往復2520円)を買ってフェリ−に乗りました。
最終便の乗客は少なく10人もいませんでした。
       14:45  竹生島に上陸                       宝厳寺
20分ほどの琵琶湖クル−ズで 竹生島に着きました。売店前を通り、宝厳寺に入るには拝観料(400円)がかかります。
石段を登っていくと、本堂や観音堂があります。
観音堂 唐門(国宝)         舟廊下           本堂(弁才天堂)
宝厳寺は西国三十三ヶ所観音霊場の30番札所で、西国巡礼の中で唯一船を利用して参詣するお寺です。
都久夫須麻神社 (本殿は国宝) かわらけ投げ拝所 鳥居の間を通ると願いが叶う
上陸時間は70分で、宝厳寺の境内をゆっくりと見てまわるにはちょうどいい時間です。15時55分の今津港行きの最終便に乗り、
16時25分に今津港に戻ってきました。 三日間の行程をすべて終え、大満足であとは帰りの運転が待っています。

琵琶湖の北側から木之本〜長浜〜関が原までは一般道を走っていましたが、ラジオでは名神高速の渋滞情報を伝えています。
どんどん渋滞の距離が伸びてきたので、名神はやめて桑名方面まで一般道を走り・・・
カ−ナビが無いがために、桑名市街地では迷走しつつ、何とか湾岸桑名ICから伊勢湾岸道に入ることができました。
高速の渋滞はまったく無く、順調に東名に入り、三ケ日JCからは新東名を初めて走りました(*^。^*)。
今津港から自宅まで約5時間、お疲れさまでした〜。
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