光城山と安曇野
 2016年 4月16日 
月下旬、安曇野の市街地からこの山を見ると麓から山頂までぽあぁっと白っぽい帯が一直線に見える山があります。
その山が光城山。今年は桜満開が早いから、ここも例年よりも早いみたい。 
 
9:40 光城山登山口       9:50 満開の桜の登山道を出発   
 地元(静岡県内)を5時半過ぎに出発し、新東名〜52号線〜中央道〜長野道を車を走らせ、安曇野ICで高速道路を降りて、
光城山の登山口までは10分弱。登山口手前で駐車場待ち少々の渋滞がありましたが、20分ほどで駐車場に入れました。
 
10:15 ずっとずっと、桜並木 
 登山道にずっと桜が咲いている山は、初めてかも!。 標高は912m、1時間ほどの登りです。
この頃は、地元の人がお花見感覚で登る山って感じです。
 
10:34  満開の桜越しに北アルプスの稜線がクッキリ
 それにしても、桜越しに見える景色にはビックリ\(◎o◎)/!
正面に常念岳。その両側にも北アルプスの名峰がずらり!
 
10:50 そろそろ山頂広場 
 歩き始めて1時間、山頂付近の広場の桜もこの通り満開♪♪♪
 
 左側は北アルプスが屏風のように広がって・・・  絶景・絶景(^。^)y-.。o○
 
山頂手前の展望広場から見える北アルプスと、眺望看板
 
透明のアクリル板?で出来た大きな案内板は、北アルプスの山並みが重なります 
 山頂に至る手前に、もう一つの北アルプス眺望案内板がありました。
この案内板は斬新で、透明なアクリル板にここから見える眺望が解かりやすく描かれていました。
北アルプスの手前は平地が広がっています。
 
11:05  光城跡(山頂)    古峯神社
光城跡(山頂) は広場も含めると、広いので、多くの花見客やハイカ−がランチタイムを楽しんでいます。
私達もここで、ランチ休憩。今回は3馬隊 の3名でのお花見登山です。
 
11:50  桜と北アルプスを見ながら下山〜  12:15
 桜の下でのランチタイムに、私はビ−ルを忘れてちょっと残念。
登山口にあった安曇野観光パンフレットを見ていたら、下山したら寄りたいスポットを見つけました。
 
 13:50 田多井の桜   観音堂のしだれ桜はもう終りがけ(@^^)/~~~
 光城山から常念岳を真正面に見ながら北上。田多井の集落で、このあたりの一本桜の情報を入手して向かいました。
雪の重みで一部枝が折れてしまったようですが、この通り立派なしだれ桜。
しかし、残念ながら満開は過ぎていました( ^^) _U~~。
 
安曇野といえば道祖神   左 田多井地区    右 堀金地区(160年以上前のもの)
安曇野といえば道祖神!。車を走らせていると、道端の 至るところに道祖神が祀ってあります。
安曇野には約600体もの道祖神が祀ってあるそうで、貸し自転車を使って道祖神めぐりをするのも楽しそう!。
 
拾ヶ堰の偉業 

もうひとつ、気になっていたのは、この用水路です。以前テレビでこの拾ヶ堰のことを知り、見てみたいと思ったもの。
の〜んびりとした流れ、用水路の桜もちょうど満開。水の流れをよく見ると・・・
北アルプスの山並みに向かって流れている・・・これは何で???

この堰は、奈良井川(松本市島内)から取水し、梓川を横断し、更に大屈曲しながら、烏川(安曇野市穂高)
に至る約15kmの用水路で、安曇野における最も大規模な用水路である。文化13年(1816年 )

安曇野市(旧豊科町、堀金村、穂高町)の水田を潤し、今現在も大幹線水路として、
安曇野の用水供給源としての役割を担っている。当時はかんがい面積が旧村で10か村にも
およんでおり、10か村を潤すというので十箇堰(拾ヶ堰)という名が付けられた。

近代的水準器や望遠鏡もない時代、クワやモッコだけによる手堀りの水路で
工事は着手からわずか3ヶ月という驚異的な早さで完成されている。
 
 新府桃源郷の桃畑(背景は茅が岳)
安曇野の春を満喫して、梓川SAから高速に乗りました。
帰る途中にもう一箇所寄り道して、山梨の春を見に行きましょう。 
 
須玉ICを降りて、中央線の新府駅の近くに桃源郷があります。
新府城跡に登ってから、桃畑にもお散歩・・・♪♪♪ 桃の花もちょうど見頃でした。 
 
 新府桃源郷の桃畑
そろそろ夕方の5時になってしまいました。すっかり日も長くなりました。
ここからの帰り道で最後の寄り道を!。帰り道は県道12号線に出て、この沿線にあるのが・・・
 
 韮崎旭温泉(500円)
韮崎旭温泉です。洗い場も狭く、露天風呂もありませんが、 何といても天然の炭酸泉というのが魅力です。
温度はぬるめで、入って少しすると細かい気泡が皮膚に付くのがわかります。炭酸の温浴効果でポッカポカです。
飲用もできるので、飲んでみると炭酸はあまり感じられないけどミネラル感とわずかな塩分、フワッと鉄の香りがします。

地下1200mの石英閃緑石の岩盤より湧出する源泉を加水・加熱・循環なしの100%源泉の韮崎旭温泉 韮崎旭の湯。
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