7月26日と27日で白山へ。当初は2泊3日で白山を周遊するつもりが、台風12号の動きが予想できずに計画変更。 初日の行動時間は4時間程度だから、朝5時半ごろに自宅を出発しました。 登山口の別当出合までは高速を利用して約5時間。 しかし、途中の東海環状道路でトンネル内の事故があり、事故直後だったため、 緊張してトンネル内でUタ−ン。 一旦一般道を走るなどして約45分のロスタイム。 11時過ぎにやっと到着しました。平日は別当出合まで車で入ることができます。駐車場はほぼ満車でした。 |
7月26日(木) 別当出合から砂防新道で〜南竜ヶ馬場野営場泊 |
11:45 別当出合を出発 12:00 急だけど歩きやすい石段状の道 |
駐車場から10分ほど石段を登ると登山口でした。こんな時間ですので、やはり暑い、暑い。 吊り橋を渡って砂防新道を歩きます。 下山してくるハイカ−とたくさんすれ違います。 |
12:32 中飯場 13:10 整備された石段状の道が続きます |
白山に登るハイカ−のほとんどが砂防新道を歩きます。ずっと登りですが、よく整備されて歩きやすい。 しかし、盛夏のお昼の時間帯、樹林の中の暑さにぐったりです。 1時間弱で中飯場です。 普段歩き始めて1時間で休憩することはないのですが、 暑さにバテ気味なので、ここで水分補給。 白山は道中水場が豊富なので有り難い。 |
14:00 展望が開けて気分転換 14:25 甚之助避難小屋 |
相変わらず下山してくるハイカ−とすれ違いました。山中は蒸し暑く、バテ・バテです。 中飯場から次の給水ポイントの 甚之助避難小屋までは約2時間。 この2時間を歩き続けることができずに、途中でもう一度休憩したほどです。 |
15:06 やっと稜線に出て、室堂と南竜山荘の分岐がありました。 時折、霧がかかり涼しく感じます。 『やれやれ・・・』ここからはお花畑の中を水平移動 |
蒸し暑さから、バテ・バテでしたが、高山植物を見ていたら、やっと元気になりました。 |
ミヤマクロユリも咲いているね。 この咲き具合なら明日も期待できそう(^。^)y-.。o○。 |
15:10 木道の向こうに、南竜山荘が見えてきました。 この景観、メルヘン(^。^)y-.。o○ |
15:45 南竜山荘で幕営の受付 16:00 南竜ヶ馬場野営場 |
手前の山荘でまずは受付。幕営料は清掃代という名目でひとり一泊300円。こんな安いテント場って他にないよな〜。 |
白山登山の時はいつも利用するテントサイトは お花畑の中にあります。 |
17:30 テントサイトでひとり宴会 |
南竜ヶ馬場野営場はこんな場所 食糧は冷凍食品と道の駅で買った |
7月27日(金) (エコ−ライン)−室堂
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5:30 テントそのままで出発 5:50 エコ−ラインの分岐 |
行きに選んだのはエコーライン。この時間は登山者も少なく最高! 時期によって残雪が多い時もあります。 昨日南竜の小屋で登山道の様子を聞いたところ、どのル−トも残雪は消えているとのことでした。 |
6:05 歩きやすい道で、それほど花は多くないけど、ニッコウキスゲやチングルマがちらほら・・・ |
6:40 木道の先に白山が現れました。このあたりにはハクサンコザクラの群生地がありました。 |
7:00 振り返ると南竜馬場の台地が広がっています。その奥の山が別山。 明日別山に登り、チブリ尾根で市ノ瀬に下山するつもりが、台風12号の動向が読めずに諦めました。 |
7時15分に室堂に到着です |
ここに泊まったハイカーは御来光を御前峰で拝む人が多い |
今回はクロユリ狙い!室堂周辺にいっぱい咲いてます。道草だらけで進めません |
さて、道草を終えて、ゆるやかな登りが始まりました |
石段の両側にはイワギキョウがいっぱい。 この先もずっと・ずっと咲いてます。 |
7:40 振り返って・・・室堂の宿舎。 奥の山は別山 |
高い山は別山。3日目は別山からチブリ尾根で下山しよう |
この時間は、登る人も下山してくる人もいないから、静かなお花見登山を満喫中(^。^)y-.。o○ |
8:12 白山の主峰、御前峰 |
8時10分、御前峰に到着です。まずは奥宮で手を合わせ、おみ 多くのハイカーで賑わう白山ですが、時間をずらして歩くと静かな時を過ごせます。 |
8:20 御前峰からは、反対側の池めぐりコースへ下山しました。池のむこうに大汝峰が聳えています。 |
8:50 火口の中に入ると、今までの景観と一変。 チングルマが咲き乱れています。 |
9:00 翠ヶ池が一番綺麗です |
中宮道方面にちょっとお散歩。 もう一泊するのなら、お花松原まで足を伸ばすつもりでしたが、 今日中に下山ることにしたので、 割愛。 ヒルバオ雪渓では夏スキーをしている人もいました。 |
9:54 時間はあるので大回りで池めぐりコ−スを歩くことにしました。ナナカマドの花は満開です。 |
足元にも、色とりどりの花が咲いていて、道草だらけ。 アオノツガザクラ・チングルマ |
10:40 室堂が近づくと、あらまビックリ。 ミヤマクロユリの大群生地がありました |
カメラ片手に屈んでばかり。 こんなに花だらけなのに、ここを歩いているハイカ−はわずか。 花の白山を、ゆっくり・じっくり 満喫中(^。^)y-.。o○ |
10:55 雪渓が遅くまで残っていた場所は一面ハクサンコザクラ |
ここでも屈んでばかり。 ハクサンコザクラも大好きな花 室堂周辺は登山道がいっぱいあり、この周辺をあっちこっち歩いてみるのがお薦めです。 ツア−登山で、ご来光を見るたけに山頂を往復するだけじゃあ、白山の魅力を味わえない。 |
11:10 室堂に到着 11:35 テント場まではトンビ岩コースで下山 |
室堂が見えてきました。すでに11時になっていたので、朝、登山口を出発した登山者も、 室堂に到着してくる時間です。 御前峰に登っている人もたくさん見えました。 |
賑わってきた室堂からそろそろ退散。 テント場までの下りはトンビ岩コースで下山しましょう。 最初はハクサンフウロやクロユリが多く、なかなか下山できませ〜ん。 |
11:56 トンビ岩 |
トンビ岩コースも雪渓が遅くまで残っていたようで、雪解 |
ここでも道草しすぎて、なかなかテント場にたどり着けません。 |
トンビ岩コ−スは、室堂に至る登山道の4コ−スあるうちの、一番花が多く見られるコ−スだと思います。 それに登山者が少ないというのも魅力です。(その年の残雪の状況にもよりますが) 一番の近道は黒ボコ岩コ−スで、この道も花が多いけど登山者だらけ。 |
12:50 南竜ヶ馬場野営場に到着 13:25 テント撤収後下山開始 14:00 稜線の分岐 |
やっと テントを撤収後そろそろ下山の時刻です。 |
15:25 中飯場から下は美しいブナ林もあって・・・。 |
16:05 別当出合に下山 |
16:45〜17:40 |
下山後の立ち寄り温泉はここ。あとはコンビニでビール買って、どこかの道の駅で車中泊 しかし…この日はまだまだこの先が長くなることを知るよ |
この日は花の白山を一日中満喫して、下山後は白峰温泉総湯で2日分の登山の疲れを癒しました。
17時40分、ナビを白川郷にセットして、出発〜。 以前は白山ス−パ−林道といっていた山岳道路は 今は白川郷ホワイトロ−ドと名前が変わったんだね〜。 約1時間ちょっとで白川郷の道の駅に着くはずだし、明るいうちにホワイトロ−ドを走り抜けるはずだった・・・。...
しかし・・・その有料道路の入口まで行ったら、ゲートが閉じている。なんと6:00〜18:00以外は閉鎖\(◎o◎)/!
時計を見たら今の時間は18時15分でした。ガ〜〜〜ン\(◎o◎)/! 越前大野では土砂降りの雨で、コンビニを探す余裕もなし。 勝原からは、すっかり夜になり、ほぼアップビ−ムで走行。 結局高山まで走ってやっとコンビニがあり、『道の駅ななもり清見』に着いたのが夜の10時半でした。 |
7月28日(土) 高山観光〜道の駅めぐり〜道の駅 賤母〜 帰路 |
7:15〜8:30 飛騨高山 宮川の朝市周辺で朝さんぽ |
高山の朝市で、いつも買う赤かぶや大根の漬物屋さん。今朝も元気に営業中だね。 3袋で500円でいいよ〜って言うから、6袋で1000円のお買い物。 朝市は、おばちゃんと話しながらの買い物が楽しいね。 |
高山の宮川の朝市に、朝からやっている食堂があったんだ〜 (^。^)y-.。o○ お腹はペコペコです。
高山ならではのグルメを食べよう!。テレビで台風情報を見ながら、朝から贅沢しちゃいました
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8:10〜 高山らしい家並みを見てから車に戻りました。早朝は駐車場料金も安く、たったの100円でした |
8:50〜10:10 飛騨の里 入園料700円+駐車場300円 |
白川郷は行けなかったけど、高山で合掌造りの家が見られ |
豪雪に耐えてきた合掌造りや榑葺きの屋根など、飛騨の代表的な民家30数棟が移築復元され なつかしい農山村の暮らしや、昔から飛騨に伝わる季節の行事を再現しています。 |
木の幹を裂いた榑板で屋根を葺いた古い民家。 高山は昨日まで、35度もあったそうですが、今日は23 |
飛騨の合掌造りなど、それぞれに特徴ある茅葺き屋根の民家を紹介 |
囲炉裏には火が炊かれ、家を守っています。 この日は藁草履作りの実演をしていました。 カイコにもさわれましたよ。 |
13:00〜14:00 道の駅 賎母 東山魁夷 心の旅路館 |
高山から一般道を走り、営業中の道の駅に寄りながら帰路 高山からは、高山線に沿った国道41号線で下呂へ。その この道の駅は、すでに4駅目です。どの道の駅にも真っ赤なトマトが大袋で満載、そして安い! 賤母という地で、18歳の頃の東山画伯が御嶽登山の際お世話になった 入館料は300円は安!館内には見なれた版画がいっぱい。 風景画家となった原点は、ここ木曽の山だったんですね。これは新発見でした。 |
立ち寄り道の駅 飛騨街道なぎさー加子母ー花街道付知ー賤母ー信州新野千石平ー三遠南信〜浜松いなさ北から新東名 高山からの走行距離・約300km。 有料道路 950円 |