白 山 花めぐり   高山〜道の駅めぐり
 2018年 7月26日〜28日
 7月26日と27日で白山へ。当初は2泊3日で白山を周遊するつもりが、台風12号の動きが予想できずに計画変更。
初日の行動時間は4時間程度だから、朝5時半ごろに自宅を出発しました。
登山口の別当出合までは高速を利用して約5時間。

しかし、途中の東海環状道路でトンネル内の事故があり、事故直後だったため、
緊張してトンネル内でUタ−ン。 一旦一般道を走るなどして約45分のロスタイム。
11時過ぎにやっと到着しました。平日は別当出合まで車で入ることができます。駐車場はほぼ満車でした。

 7月26日(木) 別当出合から砂防新道で〜南竜ヶ馬場野営場泊

 
11:45  別当出合を出発    12:00  急だけど歩きやすい石段状の道
 駐車場から10分ほど石段を登ると登山口でした。こんな時間ですので、やはり暑い、暑い。
吊り橋を渡って砂防新道を歩きます。 下山してくるハイカ−とたくさんすれ違います。
 
12:32  中飯場          13:10  整備された石段状の道が続きます
白山に登るハイカ−のほとんどが砂防新道を歩きます。ずっと登りですが、よく整備されて歩きやすい。
しかし、盛夏のお昼の時間帯、樹林の中の暑さにぐったりです。

1時間弱で中飯場です。 普段歩き始めて1時間で休憩することはないのですが、
暑さにバテ気味なので、ここで水分補給。 白山は道中水場が豊富なので有り難い。 
 
14:00 展望が開けて気分転換     14:25  甚之助避難小屋
相変わらず下山してくるハイカ−とすれ違いました。山中は蒸し暑く、バテ・バテです。 中飯場から次の給水ポイントの 
甚之助避難小屋までは約2時間。  この2時間を歩き続けることができずに、途中でもう一度休憩したほどです。
 
15:06  やっと稜線に出て、室堂と南竜山荘の分岐がありました。
時折、霧がかかり涼しく感じます。 『やれやれ・・・』ここからはお花畑の中を水平移動 
 
蒸し暑さから、バテ・バテでしたが、高山植物を見ていたら、やっと元気になりました。 
 
 ミヤマクロユリも咲いているね。 この咲き具合なら明日も期待できそう(^。^)y-.。o○。
 
15:10  木道の向こうに、南竜山荘が見えてきました。 この景観、メルヘン(^。^)y-.。o○
 
15:45 南竜山荘で幕営の受付       16:00  南竜ヶ馬場野営場
手前の山荘でまずは受付。幕営料は清掃代という名目でひとり一泊300円。こんな安いテント場って他にないよな〜。
 
 白山登山の時はいつも利用するテントサイトは お花畑の中にあります。
 
17:30  テントサイトでひとり宴会
南竜ヶ馬場野営場はこんな場所です。水もふんだんに使えてます。  今回は朝、家を出たので、
食糧は冷凍食品と道の駅で買った漬物。 水を担がない代わりに、、ロング缶2本持ってきたよ
7月27日(金)  (エコ−ライン)−室堂
          〜御前峰〜池めぐり〜(トンビ岩)〜テント撤収〜別当出合
 
5:30 テントそのままで出発      5:50 エコ−ラインの分岐
行きに選んだのはエコーライン。この時間は登山者も少なく最高!  時期によって残雪が多い時もあります。
 昨日南竜の小屋で登山道の様子を聞いたところ、どのル−トも残雪は消えているとのことでした。
 
6:05  歩きやすい道で、それほど花は多くないけど、ニッコウキスゲやチングルマがちらほら・・・
 
6:40  木道の先に白山が現れました。このあたりにはハクサンコザクラの群生地がありました。
 
7:00  振り返ると南竜馬場の台地が広がっています。その奥の山が別山。
明日別山に登り、チブリ尾根で市ノ瀬に下山するつもりが、台風12号の動向が読めずに諦めました。
 
7時15分に室堂に到着です
 ここに泊まったハイカーは御来光を御前峰で拝む人が多いので、すでに下山の支度をしている人もいっぱい。
 
今回はクロユリ狙い!室堂周辺にいっぱい咲いてます。道草だらけで進めません 
 
さて、道草を終えて、ゆるやかな登りが始まりました 
 
石段の両側にはイワギキョウがいっぱい。 この先もずっと・ずっと咲いてます。 
 
7:40   振り返って・・・室堂の宿舎。  奥の山は別山
高い山は別山。3日目は別山からチブリ尾根で下山しようと思ったけど、台風が来ていたので中止しました。
 
この時間は、登る人も下山してくる人もいないから、静かなお花見登山を満喫中(^。^)y-.。o○ 
 
8:12 白山の主峰、御前峰
8時10分、御前峰に到着です。まずは奥宮で手を合わせ、おみくじも頂きました。100円は安い。 
多くのハイカーで賑わう白山ですが、時間をずらして歩くと静かな時を過ごせます。
 
 8:20  御前峰からは、反対側の池めぐりコースへ下山しました。池のむこうに大汝峰が聳えています。
 
8:50  火口の中に入ると、今までの景観と一変。 チングルマが咲き乱れています。
 
9:00  翠ヶ池が一番綺麗です
 
中宮道方面にちょっとお散歩。 もう一泊するのなら、お花松原まで足を伸ばすつもりでしたが、
今日中に下山ることにしたので、 割愛。  ヒルバオ雪渓では夏スキーをしている人もいました。
 
9:54  時間はあるので大回りで池めぐりコ−スを歩くことにしました。ナナカマドの花は満開です。 
 
足元にも、色とりどりの花が咲いていて、道草だらけ。 アオノツガザクラ・チングルマ
 
10:40   室堂が近づくと、あらまビックリ。 ミヤマクロユリの大群生地がありました
 
カメラ片手に屈んでばかり。  こんなに花だらけなのに、ここを歩いているハイカ−はわずか。
花の白山を、ゆっくり・じっくり 満喫中(^。^)y-.。o○ 
 
 10:55  雪渓が遅くまで残っていた場所は一面ハクサンコザクラ
 
ここでも屈んでばかり。 ハクサンコザクラも大好きな花 
室堂周辺は登山道がいっぱいあり、この周辺をあっちこっち歩いてみるのがお薦めです。
ツア−登山で、ご来光を見るたけに山頂を往復するだけじゃあ、白山の魅力を味わえない。
 
11:10  室堂に到着       11:35 テント場まではトンビ岩コースで下山
 室堂が見えてきました。すでに11時になっていたので、朝、登山口を出発した登山者も、
室堂に到着してくる時間です。 御前峰に登っている人もたくさん見えました。
 
賑わってきた室堂からそろそろ退散。 テント場までの下りはトンビ岩コースで下山しましょう。
最初はハクサンフウロやクロユリが多く、なかなか下山できませ〜ん。
 
 11:56  トンビ岩
 
 トンビ岩コースも雪渓が遅くまで残っていたようで、雪解け後の花がいっせいに咲いてました。
 
ここでも道草しすぎて、なかなかテント場にたどり着けません。
 
 トンビ岩コ−スは、室堂に至る登山道の4コ−スあるうちの、一番花が多く見られるコ−スだと思います。 
それに登山者が少ないというのも魅力です。(その年の残雪の状況にもよりますが)
一番の近道は黒ボコ岩コ−スで、この道も花が多いけど登山者だらけ。
 
12:50 南竜ヶ馬場野営場に到着    13:25 テント撤収後下山開始  14:00 稜線の分岐
 やっと南竜ヶ馬場野営場に着きました。今回も期待を裏切らない花の白山を充分堪能できて幸せ。
テントを撤収後そろそろ下山の時刻です。
 
 15:25 中飯場から下は美しいブナ林もあって・・・ 
 
16:05  別当出合に下山
 
16:45〜17:40
下山後の立ち寄り温泉はここ。あとはコンビニでビール買って、どこかの道の駅で車中泊だよ〜!
しかし…この日はまだまだこの先が長くなることを知るよしもない…
 
 
この日は花の白山を一日中満喫して、下山後は白峰温泉総湯で2日分の登山の疲れを癒しました。
17時40分、ナビを白川郷にセットして、出発〜。 以前は白山ス−パ−林道といっていた山岳道路は
今は白川郷ホワイトロ−ドと名前が変わったんだね〜。


約1時間ちょっとで白川郷の道の駅に着くはずだし、明るいうちにホワイトロ−ドを走り抜けるはずだった・・・。...
しかし・・・その有料道路の入口まで行ったら、ゲートが閉じている。なんと6:00〜18:00以外は閉鎖\(◎o◎)/!

時計を見たら今の時間は18時15分でした。ガ〜〜〜ン\(◎o◎)/! 
ここを走ったのは10年以上も前だし、夜間通行止めという概念が無かったのです。
下調べしなかった私が悪いのですが、トホホでした。

来た道を戻り、あとの選択肢は2つ。   @ 金沢まで出て北陸自動車道〜東海北陸自動車道で南下するか。
A九頭竜湖を経由して白鳥から高山に入るか。

時間はかかるけど高速代のかからない A後者を選択して、来る時に走った道をとことこ走ったのでした。

越前大野では土砂降りの雨で、コンビニを探す余裕もなし。 勝原からは、すっかり夜になり、ほぼアップビ−ムで走行。
白鳥を過ぎコンビニがあったらビ−ルと夕食を買うつもりが、
どこまで走ってもコンビニが無い。  道の駅はあってもビ−ルが買えてないから車中泊も出来ない。
白山で運を使い果たしたのか、すっかり神様に見放されてしまったよ〜〜〜。

結局高山まで走ってやっとコンビニがあり、『道の駅ななもり清見』に着いたのが夜の10時半でした。
温泉に入った後、帰路につけば、今ごろ家に着いていた時間だよな〜。 長い一日お疲れビ−ル♪

 

7月28日(土) 高山観光〜道の駅めぐり〜道の駅 賤母〜 帰路

 
 7:15〜8:30  飛騨高山 宮川の朝市周辺で朝さんぽ
高山の朝市で、いつも買う赤かぶや大根の漬物屋さん。今朝も元気に営業中だね。
3袋で500円でいいよ〜って言うから、6袋で1000円のお買い物。 おまけにミニトマトくれたよ〜。
朝市は、おばちゃんと話しながらの買い物が楽しいね。
 
高山の宮川の朝市に朝からやっている食堂があったんだ〜 (^。^)y-.。o○  お腹はペコペコです。
高山ならではのグルメを食べよう!。テレビで台風情報を見ながら、朝から贅沢しちゃいました
 
8:10〜 高山らしい家並みを見てから車に戻りました。早朝は駐車場料金も安く、たったの100円でした
 
 8:50〜10:10  飛騨の里 入園料700円+駐車場300円
白川郷は行けなかったけど、高山で合掌造りの家が見られます。
 
豪雪に耐えてきた合掌造りや榑葺きの屋根など、飛騨の代表的な民家30数棟が移築復元され 
なつかしい農山村の暮らしや、昔から飛騨に伝わる季節の行事を再現しています。 
 
木の幹を裂いた榑板で屋根を葺いた古い民家。
高山は昨日まで、35度もあったそうですが、今日は23度位で、心地よく見学できました。 
 
 飛騨の合掌造りなど、それぞれに特徴ある茅葺き屋根の民家を紹介
 
 囲炉裏には火が炊かれ、家を守っています。 この日は藁草履作りの実演をしていました。
カイコにもさわれましたよ。
 
13:00〜14:00 道の駅 賎母   東山魁夷 心の旅路館
高山から一般道を走り、営業中の道の駅に寄りながら帰路につこうと思い立ち… 
高山からは、高山線に沿った国道41号線で下呂へ。その先は木曽方面に走らせました。

この道の駅は、すでに4駅目です。どの道の駅にも真っ赤なトマトが大袋で満載、そして安い!
岐阜から、長野県に入り、これから先は木曽路です。ここでもご当地グルメを満喫

賤母という地で、18歳の頃の東山画伯が御嶽登山の際お世話になった縁でこの地に美術館がありました。
入館料は300円は安!館内には見なれた版画がいっぱい。
風景画家となった原点は、ここ木曽の山だったんですね。これは新発見でした。
 
立ち寄り道の駅               
飛騨街道なぎさ加子母花街道付知賤母信州新野千石平ー三遠南信〜浜松いなさ北から新東名 
高山からの走行距離・約300km。 有料道路 950円
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