大井川鐡道 大井川周遊きっぷ  
 2021年9月25日(土)・26日(日)
 緊急事態宣言が、今月末でついに解除だ〜♪。 
県内のみで行動していた最後の週末は、地元の大井川鐵道で2日間の周遊乗り鉄をしてみよう。
最近のBSでやっていた大井川鐵道の乗り鉄旅。地元なのに、交通費が嵩むため全線乗り継ぐことがなかったけど、
こんなに便利で格安な周遊きっぷがあったなんて、灯台もと暗し

9月25日(土) 寸又峡夢の吊橋 ・ 秘境駅、尾盛駅で降りてみた

 
7:30 新金谷駅で 『大井川周遊きっぷ購入 2日間・4900円』  7:56 発 代官町駅   
 自宅から車で15分の新金谷駅で、二日間の周遊きっぷ4,900円をゲット。
それから、自分が借りている駐車場近くの代官町駅から乗り鉄スタート
 
千頭駅までは無人の駅舎だらけ。合格駅や門出駅を通過し、ここ神尾駅ではたくさんのタヌキが迎えてくれます。 
 
9:01着 千頭駅       9:25発 千頭駅前から寸又峡温泉行きのバスに乗車 
1時間ちょっとで千頭駅に到着しました。千頭駅ではトーマスの仲間達がお出迎え。
今はト−マスフェアの真っ最中。掲示板には今日のト−マス号は行きも帰りも満席でした。
ここから大鉄の路線バスで寸又峡温泉に向かいます。 
 
 10:03 着 寸又峡温泉入口バス停
 寸又峡温泉に行くにはいつも車だから、路線バスはたぶん初乗り。
千頭から40分ほどで寸又峡温泉に着きました。
 
10:45 寸又峡の夢の吊り橋。 チンダル湖もいい色になってきました。 
 寸又峡温泉からは沢口山に登ることが多いけど、今日は夢の吊橋に行ってきます。
 
紅葉の最盛期には1時間、2時間待ちになることもあるけど、今日は待ち時間無しでした。
でもまあ、一方通行だから、渡り切ったら、急坂を登らなくてはいけません。 
 
11:20 階段を登って、右側に100mほど歩くと展望台があります。
ここで早めのランチタイム。千頭駅で買った駅弁と寸又峡温泉で買った缶ビール。バスだから飲めるぞ。 
 
12:45発 寸又峡温泉 入口バス停から千頭駅行きのバスに乗車   13:10着 奥泉駅バス停
13:45発 奥泉から閑蔵行きのバスに乗車      14:01着接阻峡温泉バス停
寸又峡温泉での滞在時間は2時間30分でした。さて、次はバスで千頭の手前の奥泉まで向かいます。
奥泉駅は、千頭駅から接阻峡温泉と寸又峡温泉に分岐する、その手前にある主要駅になっていて、
それぞれに接続できて利便性があるみたい。ふだんは車だから知らなかったわぁ・・・。
40分ほど待って、閑蔵行の路線バスに乗って・・・
 
14:05〜14:40 接阻峡温泉バス停から 八橋小道を歩いて接阻峡温泉駅へ
閑蔵の手前の接岨峡温泉でバスを降りました。次に接阻峡温泉駅からは井川行きの電車に乗るのですが、
ここでも45分ほど待ち合わせ時間があるので、八橋小道を歩いてみました。
 
約35分ほど歩いて、接阻峡温泉駅にやってきました。 次は井川線に乗ります。  
 
 14:48発 井川駅  大井川鐡道・井川線に乗車 
待ち時間に駅のおじさんと話しをして、以前ダム建設で栄えた頃の様子をお聞きしました。

「私、次の尾盛駅で降りようと思うけど、降りる人っているかな?」
『いやぁ〜〜〜いないな〜・・・。 熊も今はいないよ。 でも降りる時に車掌さんに言ってね〜』
 
 14:57着 尾盛駅で下車
接岨峡温泉からひと駅で尾盛駅です。右側に朽ちた飯場が現れました。もうすぐ尾盛駅です。
車内では車掌さんは尾盛駅の説明をしてくれています。

「私、ここで降りますよ、車掌さん。」
「次に反対側から確実に電車が、やってきますよね、車掌さん。 」

そして・・・尾盛駅で降りました。
降りたのはもちろん私ひとり。。。電車はどんどん遠ざかっていきます。
 
 ここは、全国で二番目の秘境駅。
その理由は、この駅には車でも徒歩でも来れません。
以前はダム建設の飯場もあり、1日500人もの作業員が往来していたというが、
役割りを終えた駅は、何故だか今も尾盛駅として存在しています。
 
熊が出没していたこともあったらしいが、現在は大丈夫だとのこと。
 
 15:18発 尾盛駅から井川線・千頭行きに乗車
秘境駅には20分間の滞在で、千頭駅行きの井川線が無事入線し、ハラハラな時間は終了しました。 
 
さて、再び井川線の旅を楽しみましょう。 秘境感たっぷりの景色は続きます。
 
長島ダム駅からアプトいちしろ駅までの、たったひと駅がアプト式区間。ここで軌道車を外します。 
 
16:35着 千頭駅 16:55発       大井川鐡道本線 金谷行きに乗車   18:00着 代官町
両国の吊橋を真上に見ると、もうすぐ千頭駅に到着です。  
昼間はト−マスフェアやSLで賑わっていた千頭駅も今は乗客もまばらでした。
金谷に戻った時はあたりは真っ暗になっていました。ここから車で15分で自宅に到着。

明日も大井川鐡道に乗るよ〜
 

9月26日(日)  井川ダムで渡船・奥大井湖上駅散策・寸又峡温泉夢の吊橋

 2日目はポニ−さんと二人で乗り鉄たび・・・。 
千頭駅からの帰りは、SLに乗ることを考慮して、新金谷駅近くの無人駐車場に一日300円で駐車しました。
 
7:53発 新金谷駅  9:01着 千頭駅 9:13発 大井川鐵道井川線(井川行)  
 昨日と同じ時刻で電車に乗り、千頭駅へ。 千頭駅からは井川線に乗車します。
天気予報は晴れだったのに、当日はまさかの雨・・・少し肌寒い・・・。
 
9:56  アプトいちしろ駅でアプト車両の連結を見学
 長島ダム駅とアプトいちしろ駅の一駅だけアプトの機動車を連結します。
それぞれ4分ずつ停車しているので、見学してみました。 
 
10:32 尾盛駅を通過 
 昨日、降り立った尾盛駅です。電車が動き出した時、尾盛駅で下車していた人が3〜4人いたのは驚きでした。
「へぇ〜〜〜秘境駅マニアはいるんだなぁ〜。 私だけじゃないや(^.^)/~~~」
 
10:40  関の沢鉄橋を通過・・ スピードを落として 関の沢橋からの絶景が見られます。
南アルプスの渓谷に架けられた高さ71mの鉄橋は、私鉄で高さ日本一なんだって。
 
10:42   閑蔵駅を通過 大井川には大小のダムがあり、井川線沿線からも見られます。
 
井川ダムが見えると終点の井川駅に到着。      11:00着 井川駅
 
 11:20発 井川ダムから赤石丸で本村へ  11:50発 本村から井川ダムへ 
井川駅から井川ダムまで歩いて、 井川ダムから渡船で井川湖遊覧を楽しみました。
渡船はなんと無料。でも寒かった($・・)/~~~。
 
 
 12:34発  井川駅から井川線に乗車    13:16着 奥大井湖上駅で下車 
井川ダムから井川駅に戻り、ここからは井川線での折り返し。
千頭まで戻るその途中の、奥大井湖上駅で下車しました。
 
 湖上駅から井川線を見送ってから、湖上駅から続く線路脇の遊歩道を歩き 湖上駅展望台に向かいます。
 
 14:00 湖上駅展望台からの絶景   
14:16発 湖上入口バス停から千頭駅行きのバスに乗車     14:40 着 千頭駅

テレビによく登場するシーンだね。ここからの景色は初めてです。
ここから車道に出て、バスにて千頭駅に戻りました。 
 
午後2時40分に千頭駅に戻ってきました。
昨日よりも早く千頭駅に着いたので、この時間はSLの発車を待つ観光客も居ます。

このSLに乗るつもりでしたが、まだ時間が早いから、これで帰ると一日が勿体ないね〜・・・。
 
15:10発  2日目も再び寸又峡温泉へ。  15:50 寸又峡温泉
 て、ことになり、今日も寸又峡温泉に行ってこよう♪♪♪
 
で、再び夢の吊橋を渡ります。 
 
日曜日の夕方4時過ぎの夢の吊橋は、空いていました。 この時間はカップルぐらいで、普段は一方通行の吊橋も、
ここを往復して渡っても、通行の迷惑にはならないのだ。 まあこれも計算通り。 
 
 17:22発 寸又峡温泉入口からバスに乗車   18:07着 千頭駅
18:28発 金谷行大井川本線に乗車    19:35着 新金谷駅
寸又峡温泉では1時間半の滞在時間だったので、吊橋を往復して、同じ道を戻り時間短縮。
もちろん温泉に入る時間は無かったから、ホテルで、温泉の素ボトルをゲットしました。 

寸又峡温泉バス停から最終の午後5時22分の千頭駅行きバスに乗車。
そして、薄暗くなり閑散とした千頭駅から午後6時28分の大井川鐡道に乗り、
新金谷駅には午後730分ぐらいには戻ってきました。


帰り道にス−パ−寄っても帰宅は午後8時前と早いお帰りでした。
周遊きっぷを最大限に活用して、大満腹の乗り鉄でした。

最後にお得自慢ですよ♪

1日目 大井川鐡道 の運賃の合計 6110円
2日目 大井川鐡道 の運賃の合計 7600円

2日間の合計は 13710円 「周遊きっぷは4900円」 なので、差し引くと
 8810円もお得でした
 
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