花の白山
 2023年8月5日(土)・6日(日)
 今年も白山。いつもはソロだけど、今回は山仲間と一緒。4人での『白山の花めぐり』です。
今年の花は例年よりも二週間ほど早かったようです。
早朝、地元を出発して、市ノ瀬に着いたのは9時前でした。

8月5日(土) 市ノ瀬〜(シャトルバス)〜別当出合ー南竜山荘 

 
9:20 市ノ瀬からシャトルバスに乗車      9:45 別当出合を出発
 市ノ瀬の広〜い駐車場は土曜日の9時ではトーゼン満車。だから路駐して、ビジタ−センタ−へ。
シャトルバスの往復乗車券(往復1,600)を買い、登山計画書を提出して、シャトルバスに乗車。
満員のシャトルバスに乗って、15分ほどで
別当出合へ到着しました。ここで水を補給して出発。
 
 12:45着 甚之助避難小屋 13:10発      13:30 黒ボコ岩コ−スと南竜の分岐   
 スタ−トから1時間ほどで、中飯場。ここのトイレも水洗で、水も豊富だから、
山中では水をたくさん持たなくても、随所で補給できるのが有難い。

中飯場から次の甚之助避難小屋までが(休憩を含めて)2時間弱。ここにも水場があります。
甚之助避難小屋から15分で、黒ボゴ岩コースと南竜の分岐があり、私たちは南竜に向かいました。

 山側の斜面には高山植物が咲き乱れて、ピンク色のシモツケソウがいっぱい。

 
 14:20 南竜山荘  15:00〜南竜ヶ馬場のテント場で乾杯ビ−ル♪  17:00〜南竜山荘で夕食
南竜山荘に到着しました。ここで小屋泊組と幕営組の受付をしました。
私はテント組、南竜山荘泊組もいたので、テント組も夕食とお弁当は山荘で用意してもらいました。
幕営800円。夕食と弁当で3000円。 
安いぞ白山!。

さて、テントを張り終えて、南竜山荘で買った缶ビ−ルを持ってテントサイトで、乾杯♪♪♪〜
夕食までのひとときは、広々とした草原のテント場で過ごしました。
二次会は南竜山荘で、ワインと共に夕食を! テント泊まりでも、お手軽なディナータイムでした。 
 
 8月6日(日)
エコ−ライン〜室堂〜御前峰〜(池めぐりコ−ス)〜トンビ岩コ−ス〜南竜山荘〜別当出合
 
 5:00〜翌日はエコーラインで室堂へ。   チングルマは綿毛  カライトソウ
夜半のテント場は月明りで明るく、星もいっぱい出ていました。
4時前に起き出し、夜露で濡れたテントを撤収し、南竜山荘へ〜。
南竜山荘で不要な荷物はデポして朝の5時、サブザックにて出発です。 

エコ−ラインはなだらかでよく整備された歩きやすい道。いろいろな高山植物が咲いています。
 
6:30  室堂に着きました。    イブキトラノオ
1時間半ほどで、室堂に着きました。朝の室堂は賑わっています。ここで、おにぎりタイム♪ 
なんと、室堂のトイレはウォシュレットもついている。
すごいぞ白山♪
 
7:00〜  白山奥宮    さあ、御前峰へ 
白山奥宮でお詣りして、御朱印もいただき、さあ 、御前峰へ 向かいます。
 
 今の旬はハクサンフウロでした。
 奥宮を回り込むと、そこには一面のお花畑。ハクサンフウロが花盛りで、あちこちで歓声が上がります。
 
今の旬はハクサンフウロでした。 色鮮やかで、みずみずしい(^。^)y-.。o○ 
 
 石畳状の石段が続く道には、足元に高山植物が咲いています。
 
 イワギキョウもいっぱい咲いています。
 
ハクサンボウフウ                 イワツメクサ
 
8:05  快晴の白山御前峰 
 歩いている途中は、ガスで山頂が見えなかったけど、そのガスもすっかりとれて、快晴の山頂です。
白山御前峰にある白山奥宮で、無事の登山を感謝し、
いつものル−ティンの白山みくじ(100円は安い!)をいただきました。
 
白山御前峰からの景色は、火山だったことの名残を留める雄大なもの。
右側の岩だらけのピ−クが立ち入り禁止の剣が峰。火口湖(翠ヶ池)の奥のピ−クが大汝峰です。
これからこの火口に降りて、池めぐりコースを歩きます。 
 
 9:10 翠ケ池 
 池めぐりコ−スの中で、最も美しい翠ケ池です。雲海の上に北アルプスが見えます。
 
 池めぐりコースのお花畑では、まだチングルマが咲いていました。
 
 右側が先ほどまで居た白山御前峰。  左側が立ち入り禁止の剣ヶ峰。
 
イワギキョウ  
 池めぐりコ−スには高山植物がいっぱい。 イワギキョウも最盛期です。
 
 池めぐりは百花繚乱の道草コ−スです。 
『花の白山』をおもいっきり満喫するなら、『池めぐりコ−ス』をお薦めしたい。 
私達も時間をかけて、花を楽しむことに専念しました。
 
ミヤマリンドウ 
足元に咲くミヤマリンドウ。鮮やかな青紫色で、大きな株も多いです。 
 
池めぐり コ−スには、いくつもの火口湖が点在しています。
 
9:40〜池めぐりコースで室堂に戻ります。
 白山の懐の深さや大きさを体感しながら、左側に見える登山道へと足を進めていきます。
ハイマツ帯の中にも、いろんな種類の高山植物が咲いていて、中々先に進めませ〜ん。
 
ほらほら、こんな感じ こちら側も花だらけです。これはクモマニガナ・・・かな
 
 ウサギギク も可愛い(^。^)y-.。o○
 
白山といったらクロユリでも、ほぼ終わりがけでした。 
私が 白山に行ったら見たい花、ナンバ−ワンが『クロユリ』です。
いつもの場所のクロユリ群生地を見渡すと、クロユリはいっぱいあるけど、咲き終わったクロユリばかり。
今年の花は2週間ほど早かったというから、2週間前がピ−クだったのでしょう。
でも、まだ咲いている花を探しては、感激している私なのでした。
 
11:00  トンビ岩コースで下山します。  イブキトラノオ と ハクサンフウロ
 クロユリ群生地から、室堂に戻ってきました。 帰りはトンビ岩コ−スを下って南竜山荘に向かいます。 
再び広〜い室堂の
ハクサンフウロを愛でながら、トンビ岩コ−スへと入っていきます。
 
 室堂周辺にはハクサンフウロが花盛り今の旬はハクサンフウロでした。
 
 万才谷の雪渓はすっかり溶けましたが、このあたりにもクロユリが咲いています。
あたりを見渡してみると、まだこちらのほうが咲き残っているクロユリが多かったかも(^_-)-☆
 
トンビに見える? 
万才谷の 雪渓が消えた斜面をを横切るとハイマツ帯に入っていきます。 
前方にトンビ岩コ−スのシンボルのトンビ岩が見えてきました。
 
 別山もデカい。  南竜ヶ馬場が見えます。
 トンビ岩からは、前方に別山が大きく見えます。 その下方には南竜ヶ馬場の台地と南竜山荘が見えます。
 
13:10着  南竜山荘13:40発    13:05 黒ボコ分岐  15:40着 別当出合
トンビ岩からの下りは急ですが、整備が進み、歩きやすくなりました。沢沿いの道で、高山植物も多く咲いていました。
  南竜山荘の脇にダイレクトに下山。ここでデポした荷物を担ぎ、昨日歩いてきた道を戻ります。

別当出合から、15時40分発のシャトルバスに乗って、市ノ瀬に戻りました。
帰り道にある『白峰温泉総湯』にて温泉に入り、帰路を急ぐことにしましょう。
 今年も花の白山を満喫しました。 
 
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