角田山 と 石川雲蝶
 2024年3月23日(土)・24(日)   

 3月23日(土)雨・・・西福寺開山堂・永林寺・摂田屋・燕三条 


この季節恒例の新潟の里山へ物見遊山の一泊二日。今回は地元の酒仲間の?総勢7名で遠征 


 5:00 静岡県中部 新東名ICを出発〜(新東名〜圏央道〜関越)〜大和スマ−トIC出口  400km
 
 10:00 西福寺開山堂 
1日目は雨だったため、角田山や弥彦山方面には向かわずに、関越道で魚沼に入りました。 
 
久しぶりの西福寺です。ここでは石川雲蝶の彫刻や絵画が見られます。
 開山堂は、江戸時代末期の1857年に二十三世蟠谷大龍大和尚によって建てられました。
 
開山堂の向拝、堂内には、幕末の名匠石川雲蝶の彫刻、絵画、漆喰細工など数々が施されて
います。巨大な彫刻の他に、本堂の大縁(廊下)の床には、雲蝶の施した埋め木が多数残り、
名匠の遊び心をうかがい知ることも出来ます。
 
開山堂内外に施された石川雲蝶の彫刻、絵画、漆喰細工です。幕末の名匠、
日本のミケランジェロ「石川雲蝶」が手掛けたこれらの作品は、新潟県文化財に指定されています。
 
              左側の仁王像        (石川雲蝶作)        右側の仁王像
最初に目に飛び込んでくるのは開山堂内階段両脇に立つ「鬼退治の仁王像」です。
鬼を抱えたり、押さえたりしている仁王像は珍しいんじゃない?
 
 天井の彫刻、「道元禅師猛虎調伏の図」は圧巻。 
堂内の天井三間四方全面に施された大彫刻「道元禅師猛虎調伏の図」は、
透かし彫りの繊細さと極彩色のあざやかさで、いつまでも見ていたい。
 
 永林寺 (館内は写真撮影不可、画像はWebサイトから転用) 
魚沼市内には石川雲蝶の手がけた作品が残る寺院が2つ存在しもう一ヵ所が永林寺。

石川雲蝶が魚沼市へ来るきっかけとなった縁ある寺院で、当時の住職・弁成和尚が、
石川雲蝶の腕に惚れ込み、「あなたが勝ったら制作した対価の金銭を支払い、
私が勝ったら永林寺の本堂一杯に力作を手間暇惜しまず制作する」という賭けを持ちかけました。

結果は弁成和尚が勝ち、1855年(安政2年)に石川雲蝶はこの永林寺にやってきたと伝えられています。

 
石川雲蝶は本堂の設計から各種彫物など様々な作品を13年もの歳月をかけて制作しました。
その数はなんと108点にものぼり、現代に受け継がれています。
 
旧機那 サフラン酒本舗        青島食堂 チャ−シュ−麺 900円
吉乃川ミュージアム     江口だんご 摂田屋店  五色だんご 915円
 魚沼から長岡方面へは45分ほど、雨も降って寒い日ですお昼過ぎに摂田屋に来ました。

まずは、長岡ラーメンを食べよう。青島食堂は地元の人気店らしく少し待ちましたが
ほんのり生姜風味の醤油ベ−スのス−プに、チャーシュ−がベストマッチ♪

その後は、吉乃川ミュージアムや発酵ミュ−ジアムにも立ち寄り、最後に江口だんご店。
 
15:30〜16:20  道の駅燕三条地場産センタ−
 摂田屋(宮内駅周辺)、から燕三条方面に来ました。そしてホテル近くの道の駅に立ち寄り♪

三条市・燕市は、ものづくりのまちで作業工具・刃物関連等を主体とした金属製品の「金物の町」。
ならびに「金属洋食器」「金属ハウスウェア」製品を主要製品とする町です


ここでは、職人が造りあげたものや、最先端のテクノロジーを駆使した製品まで豊富な品揃え。
広い店内には約10,000点の洋食器・刃物の他キッチン用品・鍋・工具などを展示・即売しています。
 
16:30  アクアホテル燕三条 一泊二日 一泊5000円+朝食500円
燕三条駅近くのホテルにチェックイン。今宵のホテルは一年前も泊まった格安のビジネスホテルです。
燕三条では安いほうですが、室内は広く、大浴場もあり、居心地がよく、朝食も格安でいいと思います。
 
 18:00〜 越後肴屋 よね蔵燕三条店   コ−ス料理に飲み放題+新潟の地酒で4500円
さて、一旦部屋に落ち着いて、今宵は居酒屋で利き酒会だよ〜。
BHから歩いて2〜3分の『よね蔵』にやってきました。店構えからして期待できそう♪ 

自称宴会番長のわたしが選んだ居酒屋は、新潟や佐渡の季節の料理が月替わりで楽しめます。
 
飲み放題に日本酒のオプションを付ければ  新潟の豊富なラインナップの地酒が飲み放題。 
 地酒メニュ−には味わいチャ−トの表もあり、地酒も特徴も解りますね。
 
おちゃけにぴったりの酒肴の数々。釜飯(佐渡産コシヒカリ)も美味しかった。 
 
 こんなに色々飲んで、ご機嫌の酔っ払いメンバー\(◎o◎)/!
午後9時にお店を出て、BHに戻り、それぞれの部屋に落ち着きました。明日は山に登るよ〜。
 

 3月24日(日) 曇りのち晴れ  弥彦神社・角田山・寺泊魚の市場通り

 
8:20 弥彦神社 
2日目の日曜日は晴れたので、角田山に登ります。
燕三条のホテルからまずは弥彦神社へ 
 
弥彦山の山頂は雲の中、
弥彦神社近くの『酒屋やよい』で、新潟の銘酒を買ってから、角田岬に向かいます。 
 
 9:35 角田山桜尾根をスタ−ト
角田岬に着きました。 朝は雲が多かったけど、ハイカーは多そうです
今回も桜尾根を登ります。
 
 序盤から雪割草が咲いてるよ〜♪♪♪
 
今年は遅くに雪が降ったり、寒かったりで開花が遅れ気味だったけど、咲いていて良かった♪ 
 
 写真を撮りながら、ゆっくり、ゆっくり・・・
 
 セリバオウレン
 
 キクザキイチゲも咲き出しました。
 
 
数は少ないけど青色のキクザキイチゲもチラホラ。 ネコノメソウの緑色がみずみずしい。 
 
色とりどりの雪割草 (^。^)y-.。o○
 
 白色のカタクリも見つけました。まだ蕾だったのが残念。
 
 11:30 角田山
 稜線の残雪はすでに無かったけど、道はどろどろ。木道の上を歩くのも神経を使います。
角田山の山頂は、色々な登山道で登ってきたハイカーで大にぎわいでした。
 
 帰り道は、灯台コースにしてみました。灯台コ−スの標識方向にドロドロ道を下っていきます。
中盤からは、ぬかるみ道から解放され、晴れてきました。カタクリも咲いたよ〜。
 
 雪割草          キクザキイチゲ
灯台コ−スは花が少ないけど、中盤あたりには多少は見られます。
 
再びカタクリ♪ 
 
灯台コースはガレ場があったり、登り返しがあったりとハードです。
岩や石ころがゴロゴロしている急な道の先に、再び登り返すことになるピ−クが見えます。
 
 13:50 灯台尾根で下山
登り返しも終わり、やれやれ・・・、でも景色は最高ですね。灯台も見えてきました。 
灯台横を歩き、海岸線まで下りて、やれやれ・・・  おつかれ山でした。
 
 14:50  寺泊魚の市場通り
角田山から下山して、お腹ペコペコ((+_+))  寺泊の魚の市場通りへ向かいましょう。
午後2時40分ごろに寺泊に着きましたが、市場通りは多くの観光客、駐車場の車も多いこと。

店先で浜焼きの串焼きを売っている店も多いけど、市場2階にある食堂に落ち着きました。
遅めの昼食の後は、お店を見てまわり・・・それぞれお目当ての海の幸が買えたから、そろそろ帰ろう。
 
 16:40 江口だんご本店    
17:10西山IC〜(北陸道〜上信越〜長野道〜中央〜中部横断〜新東名)〜 22:00 地元着
西山インタ−に向かう途中にあるのが、江口だんご本店です。ここでも新潟のお土産をゲット。
さあ、心残りなく帰途に着くとしよう♪  後は運転手さん、よろしく〜(^_-)-☆ 
 
 
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