秘湯でしっとり・・・池塘でびっしょり・・・          

赤湯温泉と苗場山

2006年9月17日(日)〜18日(月)

当初の計画は中央アルプスの木曽駒ケ岳と宝剣岳

しかし、間際になって台風13号の
動きが気がかりに・・・。


代替案として浮上したのが
《赤湯温泉に浸かって苗場山を
登ろう》でした。
赤湯登山口・清津川 赤湯温泉は日本秘湯の会。
苗場山は百名山。

関越月夜野ICから苗場スキ−場に入り
、赤湯林道終点に駐車しました。

12時から登山開始です。
最初は林道を歩きます。
清津川の清流が望めました。
赤湯温泉への道に咲く花々
紫色の花が群生していました。
≪カメバヒキオコシ≫
葉っぱが亀の甲羅とシッポに似てる
赤湯温泉近くに咲いていた
≪オオハンゴンソウ≫
赤湯温泉から沢に降りる階段にあった
大きな株の≪ダイモンジソウ≫
根っこの張り出した登山道 秘湯・山口館
木の根っこの張り出した
鷹の巣峠を越え、最後は急斜面を下り
清津川に掛かる橋を渡ります。
橋の上からは露天風呂が見えます。
その先に赤湯温泉・山口館があります。日本秘湯を守る会の提灯が。
ここに泊まるには2時間もの山道を歩かなくてはいけません。
青湯・たまご湯・薬師湯
よしずで囲いがしてある≪青湯≫
昼間は女性専用になっています。
湯船が三つに仕切られている
≪たまご湯≫
たまご湯の横にあるのが≪薬師湯≫
それぞれ泉質や温度が違います。
鹿鍋・ランプの宿・夕食
赤湯温泉には14時20分に着きました。まずはたっぷりと温泉に浸かって身も心もしっとり・・・。
夕食までのひとときを持参した鹿鍋・鹿刺しを囲んでビ−ルタイムを楽しみました。
。薄暗くなって食堂に移動し宿の夕食です。山菜料理で天ぷらや竹の子の味噌汁がとても美味しかったです。
赤湯から苗場山に登る
目が覚めたら雨の音が・・・やはり台風の影響でしょう。
雨合羽を着込み5時30分に宿を出発しました。最初は沢沿いの道を歩きます。
沢近くに咲いていたのが≪シラヒゲソウ≫ 
7合目《フクベの平》7時45分到着です。
一面ブナ林で美しい場所でした。
苗場山までの道の植物・鎖場
雑木の森を歩いていると『ボト〜ン』と≪トチの実≫が落ちてきます。
幸い頭に直撃はありませんでした。足元には色々なキノコがありました。
紫色の花をつけた≪オヤマリンドウ≫もいっぱいあります。
9合目シラビソ廊下にかけて大きな水溜りが点在します。
この鎖場を乗っ越すとついに
高層湿原が広がります。
池塘でびしょびしょ苗場山
湿原に出ると木道が遥か先まで見えます。
池塘が点在し、草紅葉が始まる頃でした
。そんな中で唯一湿原に咲いてた花が≪イワショウブ≫でした。
池塘と草紅葉に感激し、辿りつた
苗場山山頂にて・・
10時45分に登頂です。
苗場山から和田小屋へ下山
湿原が終わると潅木帯の下りとなり、階段状になった急傾斜を降りてゆくと夏の時期ならお花畑の広がるところがありました。

雷清水で冷たくて美味しい湧き水で喉を潤し、少し登って神楽峰のピ−クに着きました。
ここからは下るのみで、小松原分岐で右側の祓川コ−スに進みます。上ノ芝・中ノ芝・下ノ芝には湿原が広がり木道が渡され
、ベンチもありました。ここからは沢道で水が流れるような岩だらけの急斜面を延々と下っていきます。

15時35分『和田小屋』に到着です。ここから呼んであったジャンボタクシ−に乗り込み苗場スキ−場まで戻りました。
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