天城路の秋を満喫!
踊り子ハイキングと名物鍋と滝見露天風呂
2006年11月18日
秋たけなわのプチ旅です。今回のキ−ワ−ドは≪紅葉・滝めぐり・温泉≫です!。

いつも素通りしていけど気になっていた河津七滝(かわづななだる)をめぐり、プラスαをテンコ盛りしたプランを考えました。
旧天城トンネル
水生地下バス停の横の駐車場に車を置きました。駐車場の枠内には15台ほどの車があり、満杯です。
最後の2枠目に駐車しましたが、出発の準備をしているとあっという間に4〜5台が置けそうなスペ−スに次々に駐車していました。
ここから3時間強のハイキングです。15分ほど歩いて旧天城トンネルの入口に着きました。
薄暗いトンネルにはレトロな電燈が灯っています。
道路は舗装され、時折、車の往来があるのでちょっと興をそがれます。
踊り子歩道を歩く
天城峠の紅葉は最盛期だったようです。(写真左上)。寒天橋を渡ると二階滝(写真左上)がありました。
旧道は一旦新道と交わります。ここで国道414号線を渡り、反対側の遊歩道に降りていきます。
清らかな清流の脇には山葵田がありますが、ご覧の通り(写真中央上)金網で厳重に栽培されています。
平滑の滝近くのベンチで朝食兼オヤツタイム!上の写真はクミタンの手作りのカステラです。極め細やかでしっとり美味な一品でした。
宗太郎杉(←)あたりは雑木林から一変して杉林になりました。

七滝めぐりの前に猿田淵を見学しました(→)
木の階段の遊歩道をぐんぐん下り、大きな淵を見てきました。当然、登りはキツかった・・・!

いよいよ河津七滝めぐりのハイキングコ−スの起点に着きました。
ここまでで、スタ−トしてから3時間経過しています。

猿田淵
釜滝
河津では滝を”垂水(タルミ)”から変化したタル(ダル)、と呼ぶのだそうです。

また柱状節理といって七滝周辺には岩が柱状に規則正しい割れ方をしているのを見ることができます。溶岩がゆっくり
流れながら冷えて固まった時にできるもので、その割れ方によって方状・板状・柱状などがあります。

写真横は @釜滝(岩肌が釜の底を思わせます)
えび滝・蛇滝
Aエビ滝(滝壺がエビの甲羅に見えます)      B蛇滝(滝の周りの玄武岩がヘビのウロコに似ています)
初景滝
C初景滝(踊り子さんの像があります)景観的にここが絶好のカメラポイントです。
そのすぐ近くに白い石を河原に祭られた器に見事投げられれば願い事が叶えるという場所がありました。
かに滝・出合滝
Dかに滝(白い流れとコントラストがとても美しいです)E出合滝(支流の合流点です。何か出合いがあるかも。)
この滝の下に最後の大滝があります。木立の間からは大滝を眺めながら入る露天風呂が望めました。
七滝茶屋でしし鍋
七滝目の大滝は温泉に浸かって眺めることにして、まずは腹ごしらえ・・・!七滝周辺には茶店がたくさんあり、
その中の一軒(七滝茶屋)に立ち寄りました。  名物のしし鍋は2〜3人前で3725円。特製の味噌だれで炊き込みます
。猪肉は柔らかく味噌味とよくあいます。仕上げはうどんも入れて・・・いいダシがでて美味しかったです。 
自家製のわさびみそをお土産に買いました。
天城荘と大滝
プチ旅のラストは温泉です。【大滝温泉天城荘】の敷地内に大滝があります。
日帰り入浴料1000円を払い、水着に着替えてガウンなどを羽織り観光客に混じり、石段を降りていきます。
F大滝(落差30m・幅7m、七滝で最大の滝です)
滝見露天風呂と五右衛門風呂
大滝展望台から下は温泉利用者のみが、河原に降りることができます。
最初に洞窟風呂に入って、次に大滝を望める展望大露天風呂に入りました。ここだけで4〜5つのお風呂があり、
お湯の温度が違います。プ−ルを通り抜け、石段を登ると七滝の名前の付いた五右衛門風呂がありました。
お湯に浸かっていると正面にル−プ橋が望めます。

ゆっくりと温泉を堪能した後は旅館の前から修善寺行きのバス(17時少し前)に乗り、水生地下まで戻ってきました。あたりは薄暗く、
満杯だった駐車場にはポツリの私達の愛車だけが取り残されていました。帰り道で≪いのしし最中≫を買って天城の旅を終えました。


踊り子ハイキングコ−スは旧天城トンネルから河津七滝まで歩く場合、緩やかな下りなのでお手軽に歩けます。
歩行時間は3時間強ですが、途中には見所がたくさんあり、ゆっくりと天城路を満喫するといいでしょう。
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