スリリングなピ-クハント! 毛無山・十二ヶ岳・鬼ヶ岳

2006年12月16日

行 程 : 
 8:00毛無山登山口出発ー9:15(毛無山)山頂ー9:20(一ヶ岳)ー9:40(五ヶ岳)−10:00(十ヶ岳)−
 10:45(十二ヶ岳)−11:25(金山)−11:45(鬼ヶ岳)−12:05(雪頭ヶ岳)−
13:30西湖いやしの里根場 バ ス停ー14:09 バスで駐車場まで移動
ひとり思い立って山登りをしてきました。

行き先は西湖(富士五湖)の北側に位置する山塊です。
富士五湖周辺には登山対象の山がたくさんあり、季節やグレ−ドによって楽しんでいます。
この季節は葉を落とした木々から眺められる贅沢な景色や、陽だまりハイキングができることがいいですね。

西湖の湖畔沿いに車を走らせ、まず下山口(鬼ヶ岳登山口)となる根場の民宿のバス停でバスの時刻表をチェック。
それから十二ヶ岳登山口を通り過ぎ車を進めます。

スタ-トは西湖から河口湖に向かう文化洞トンネル出口にある毛無山登山口です。
文化洞トンネル・毛無山登山口
毛無山への登り
トンネルの上に出ると毛無山まではアキレス腱が攣りそうな位、ずっと急登が続きます。
雑木林なので葉を落とした木々の間からは西湖や河口湖が良く見えます。
振り返ると富士山も雄大で、登山中はずっと富士山が眺められました。
カヤトの登りになると山頂はもうすぐ・・・。行く手にはこれからピ−クハントしていく山々も見えます。
毛無山山頂
直登続きの尾根を登り終え、これからはお楽しみの稜線歩きです。
十二ヶ岳 一〜六ヶ岳
毛無山から歩き始めて5分で一ヶ岳です。短いけれど顕著なアップダウンを繰り返して、次々とピ-クを踏んでいきます。
四ヶ岳から五ヶ岳の間にはロ-プが貼られていましたが、問題無く通過です。
七ヶ岳〜十ヶ岳
稜線上はヤセ尾根でした。七ヶ岳〜九ヶ岳も楽々通過。いよいよ核心部です。
十ヶ岳に向かう箇所はちょっとイヤで、ロ-プを使って急降下します。
十一ヶ岳
十一ヶ岳にもロ-プの箇所があります。登りはいいけど下りでは後ろ向きに降りる必要があります。
ロ-プはとても太く頑丈で、鬼が綱引きできそうな強度です。
十一ヶ岳の標識の向こうにド〜ンと聳えているのが十二ヶ岳。
まずは垂直に見えそうな?急な岩場をロ-プを頼りに後ろ向きで降りてゆきます。
ロ-プは2段になっていてど〜んと下った感じまします。
十二ヶ岳
最低鞍部まで降りるとステンレスのつり橋を渡って十二ヶ岳に取り付きます。つり橋は濡れていると滑り易く、
一人づつ渡るように注意書きがありました。急登の連続で息が上がります。振り返ると三ツ峠が見えてきました。
岩場では三点確保で通過しました。  ついに着きました・・・。十二ヶ岳! 
富士山も綺麗!眼下の西湖も輝いて見えます。ここからは南アルプスも見えるようになりました。
十二ヶ岳〜金山
十二ヶ岳から金山に向かうまでも難所が目白押し! 岩場・ロ-プでの急降下・鉄ハシゴなどなど・・・。
やがてなだらかな道になると金山ですが、ここは平らでどこが山頂なのかよくわからない所でした。
鬼ヶ岳山頂と絶景南アルプス
縦走も終盤・・・金山から25分で鬼ヶ岳に到着しました。 
 ここが縦走中最も登山者が多く、狭い山頂には20人ほどハイカ−がくつろいでいました。 
鬼ヶ岳で子分(お供)を発見! きびだんごをもらったのか聞いてみたら吠えられました・・・。
なんて素晴らしい展望! 南アルプスのほぼ全山が見渡せました。 その右側には八ヶ岳も見えました。
雪頭ヶ岳から西湖に降りる
鬼ヶ岳で今日の縦走は終了、ここから西湖に降りてゆきます。
最後にもう一つ雪頭ヶ岳というピ-クを越えますが、この下が夏の頃ならお花畑となっている所のようです。
写真左上が雪頭ヶ岳からの眺めです。お花畑の急斜面をジグザグに降りてゆくと、あたりは静かな森へと入ってゆきます。

杉などの植林の林は日が当たらないので鬱蒼としています。小さな沢を渡り、堰堤までくると遠くに根場の町が見えました。
根場に下山・西湖温泉いずみの湯
林道を歩くこと15分ほどでバス停のある駐車場に着きました。キレイな観光トイレもありました。
ここからスタ−ト地点まで西湖湖畔を歩くと1時間半ほどかかってしまうのでバスを待つことにしました。バスを待つこと30分強、
レトロなボンネットバスに揺られて文化洞トンネルまで戻りました。
帰りは沿線の【西湖温泉いずみの湯】で一日の疲れを癒し、帰途についたのでした。
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