蔵王スノ−モンスター と 青春18きっぷで温泉&etc.
 2024年3月14日(木)〜3月19日(火)
青春18きっぷも利用して蔵王へスノ−シュ−山行へ。
朝イチ出発してもその日のうちにたどり着かないので、1日かけて、かみのやま温泉に前泊
蔵王へは、玄関口のかみのやま温泉駅で山仲間と合流します。
さあ、気合い充分。スノーモンスターは如何に 
 

 3月14日(木) 青春18きっぷを利用にてかみのやま温泉へ〜

 
 8:10熱海駅〜11:59着 宇都宮 →黒磯→新白河→郡山→福島着15:26 
 自宅最寄り駅を5時55分に出発。まずは東海道線に乗って熱海まで。30分ほどの待ち時間を作ったので、
一旦改札を出て、朝マックをテイクアウト。 熱海から宇都宮までは、上野東京ラインの15両編成に乗車します。
4時間ほど乗るので、グリ−ン券を買ってグリーン車両に乗れば、あとは宇都宮まで快適に過ごせます。
3月16日のダイヤ改正でグリ−ン券が100km以上、1580円になりますが、JREポイントを利用。
 
16:04発 福島ー(山形線)ー米沢ー18:08着 かみのやま温泉駅  
 福島駅からは奥羽本線に入ります。雪深い山間エリアを走るので、車窓からの景色が大好きな路線です。
スノーシェルターの中の峠駅では、峠の力餅が売られていました。一箱1000円也。
米沢駅でも一旦改札を出て、今晩用の駅弁と、日本酒を調達して、ラストラン ^^) _旦~~
 
 材木栄屋 ステイイン上山 に宿泊  一泊朝食付き 6237円
午後6時過ぎにかみのやま温泉駅に到着。駅から15分ほど歩いて今宵の宿に着きました。
翌日の朝、山仲間とかみのやま温泉駅で合流するため、私だけ、ここに前泊するってわけ。

今日一日の移動時間は約12時間、JR運賃は8910円だから青春18きっぷで6500円お得でした。

かみのやま温泉は駅から少し離れていますが、温泉街にはいくつもの温泉旅館があります。
 
泊まった宿は老舗温泉旅館の本館と、最近増築されたビジネス棟があります。 
夕飯には間に合わないので一泊朝食付きです。
温泉三昧のあとは、米沢駅の『牛肉どまん中』でひとり宴会(^。^)y-.。o○ 
 

 3月15日(金)  蔵王スノ−シュ−

 
翌朝は待ち合わせ時間までは少し余裕があったので、あさイチから朝湯にゆっくり。
源泉かけ流しで弱アルカリ性のやさしい温泉で、ゆったりお目覚め。。
美味しい朝食をいただき、8時40分チェックアウト。待ち合わせ場所のかみのやま温泉駅に向かいます。 
 
9:20発 かみのやま温泉駅から蔵王ライザスキ−行きの無料シャトルバスに乗車  9:50 ペンション村 
 かみのやま温泉駅から、無料シャトルバスに乗って蔵王ライザスキー場の手前にあるペンション村で下車。
野口ペンションに一旦落ち着いて荷物を整理、ここに2泊します。

メンバ−が揃ったので、ペンションの車でスキ−場へ送ってもらいました。
スタートは山形県側の蔵王ザイラスキー場。まずはスキー場のリフトを2本乗り継ぎます。
 
蔵王のスノーモンスターは2月終わりには一旦消滅したようです。 
3月に入り、降雪があったり、冷え込んだりした為、復活したようです。
今日は出発が遅かったので、このへんで下山。 ペンションに戻って、アフタ−タイムを楽しみました。
 

 3月16日(土)   蔵王・刈田岳

 
蔵王2日目、今朝もペンションの車でライザスキ−場へ。昨日よりも天気が良さそうです。
 リプトを2本乗って、滑走コ−スを避けてスノ−シュ−を装着して、雪道に入っていきます。
 
 三月にしては、スノ−モンスタ−がいい感じじゃん(^。^)y-.。o○
2月のものよりも、若干小さめ・・・。 (といっても2月に来たことがないから比較できないよ)
 
 今回は久しぶりのスノーシュー。 
新雪に踏み入れてスノーシューの浮遊感を楽しめました。
 
 青空と真っ白な樹氷群、きれい(^。^)y-.。o○
 
 刈田岳の鳥居が見えます。 
 
稜線に上がると強風が吹き荒れ寒〜い、雪面はカリカリのアイス状態。
蔵王の刈田岳の鳥居に向けてラストスパート。
 
 蔵王 刈田岳
 
雲の流れが早く、遠方の真っ白い山(熊野岳)は見えたり、隠れたり・・・ 
 
火口湖は雪の中。鳥居はエビの尻尾の巨大なオブジェ 。
風を避けて、社殿の近くで小休止。その後は下山するメンバ−と熊野岳に往復するメンバ−と別れました。

スキ−場のゲレンデは隅っこか、樹林の中をスノ−シュ−で下り、そのままペンションに到着しました。
 
 蔵王 たいらぐらペンション村    野口ペンション  一泊二食で8500円
1日目も2日目もペンションに戻ると、食堂に集まり、即宴会モ−ド。
びっくり箱のような大量のおつまみやお酒を持ち込んだ、I山さんのおかげで、
2日間とも、たっぷりと飲み過ぎて、楽しい会話も弾みっぱなし。ペンションの夕食も美味しくて、
充実したひとときでした
 

 3月17日(日)   米沢観光・飯坂温泉泊

 
米沢駅  10時着  (米沢でのフリ−タイム3時間)      上杉神社
 蔵王三日目の朝、再びスノ−シュ−を楽しむメンバ−と別れて、帰宅メンバ−に米沢まで送ってもらいました。

米沢駅には10時ごろに到着。山形新幹線は1時間に1本走っていますが、在来線(奥羽本線)は数時間に一本。
8時台のあとは、なんと13時。今日は急ぐ旅ではないから、米沢で3時間の観光タイムがとれたってことでOK。
まずは大荷物をコインロッカーに預け、身軽になって上杉神社まで歩こう♪
 
上杉神社は、明治9年に上杉謙信、上杉鷹山を祭神として、米沢城本丸跡に建立されました。
  蔵王を午前中に出発したら、青春18きっぷではその日のうちに帰宅できないから、今日も途中の温泉宿に
一泊します。 今日のJR線での移動は米沢→福島間(770円)だけだから、青春18きっぷは使いません。
 
山形大学工学部 (旧米沢高等工業学校本館)
上杉神社から歩いて10分ほどのところに、山形大学工学部があります。その正面にあるのがここ。
 国指定の重要文化財であるとともに、経済産業省の近代化産業遺産にも認定されています。


 
明治42年に全国7番目の工業高校として開設。昭和19年4月米沢工業専門学校と改称され、
更に同24年5月の学制改革によって、山形大学工学部に改組され、現在に至ります。

ルネッサンス様式の木造二階建で、現在のJR米沢駅舎のモデルともなっています。

 
春日山林泉寺 
山形大学工学部から5分ほど歩くと、 春日山林泉寺があります。
1617年上杉景勝が現在地に建立。 米沢藩歴代藩主の奥方や子女、直江兼続夫妻のお墓があります。

そろそろ米沢駅に戻ろう。 山形県は蕎麦屋以上にラ−メン屋さんが多く、ご当地ラ−メンが目白押し。
帰り道に辛味噌ラ−メン。野菜たっぷり、チャ−シュ−と辛味噌で至福の時間。
 
13:08発 米沢ー途中のアクシデントの為45分遅れ 14:40 福島駅着   15:20着 飯坂温泉駅
 青春18きっぷを使って帰宅するには、途中のどこかに泊まる必要があり、
選んだのが福島駅から飯坂線に乗った飯坂温泉でした(福島市飯坂町)

米沢〜福島間は46分ほどなのに、踏切内に人が立ち入ったようで、45分ほど停車し、大幅に遅れた。
福島駅からは、福島交通飯坂線に乗ること23分で飯坂温泉駅に着きました。
 
旧堀切邸 
 飯坂温泉駅から歩いて数分の温泉ホテルにチェックインしてから、温泉街を歩いてみることにしました。

旧堀切邸は、江戸時代から続いていた豪農・豪商の旧家で、1775(安永4)年建築の県内で現存する最大で
最古の土蔵「十間蔵」や近代和風住宅の主屋など、歴史的価値の高い建物が現存しています。
 
鯖湖湯 
 飯坂温泉は、奥羽(東北)地方有数の古湯であり、古くは「鯖湖の湯」と呼ばれました。
鳴子・秋保とともに奥州三名湯に数えられ、2世紀頃には日本武尊が東征の折に、1689年には俳聖 松尾芭蕉が
奥の細道の途中に立ち寄ったとされる歴史ある温泉地で、温泉街には9つの共同浴場と4つの足湯があります。
 
飯坂温泉 湯乃家   素泊まり 6793円
温泉街を歩き、ホテルに戻ってきました。明日は早い出発なので、ここは素泊まりにしました。
 部屋は広い和室の角部屋で、飯坂温泉の町並みが見渡せました。
ウエルカムドリンクに、デトックスジュ−スやワインがあり、早速お試し♪。 翌朝はコ−ヒ−も飲めるぞ♪。
 
湯乃家は飯坂温泉で唯一、露天風呂があるのでここにしました。
飯坂温泉は単純温泉で、湯の温度は熱めですが、露天風呂ならずっと入っていられます。
 
餃子 照井 飯坂本店    円盤餃子 1600円
福島といったら餃子。福島駅のすぐ横にも『照井』があり、福島駅で時間があると
、『照井』の餃子を食べるのですが、『照井』は飯坂温泉店が本店でした。

電話予約して、歩いて7〜8分の照井に到着。店は行列でしたが、テイクアウトしたので、宿でゆっくり独り宴会。
パリっと焼きあがった香ばしい餃子で、キャベツの食感も絶妙で豚肉の旨みたっぷりの餡。
特製の餃子のタレで食すと、こんなにたくさんの餃子もペロリ・・。美味しかったぁ〜 (^。^)y-.。o○
 

  3月18日(月)   飯坂温泉から青春18きっぷで帰る一日

飯坂温泉湯乃家で、すっかり癒され、朝の露天風呂にも長い時間浸り・・・。
でも今日は気温も低くすごい風。東北本線は強風による列車の遅延もあるから、すこし早めに出発しよう。
  
 
7:30発 飯坂温泉から、飯坂線で福島へ。 8時ごろに福島駅に到着
8時の飯坂線に乗る予定を、30分早めて出発。 飯坂線の駅からJR福島駅までは歩いて5分ほどかかります。
  JR福島駅から青春18きっぷの乗り鉄スタ−ト♪
まずは、8時9分発の郡山線に乗車。車内は空いていました。始発なので、定刻通りに出発すると思いきや・・・ 
強風で遅れている電車の到着を待って、乗り換えが済み次第出発するとアナウンスが・・・。

列車は郡山に着いた時には、次に乗る新白河行きの電車には間に合わず、待ちぼうけ。。。
その後も遅延状態が続き、新白河でも黒磯でも思い通りの乗り継ぎができずに、
宇都宮には当初の計画の2時間ほど遅れて着いたような気がします。 
 
13:18発 宇都宮〜(平塚乗り換え)〜熱海 17:07着 グリ−ン車両   19:00 自宅最寄り駅 
 宇都宮からは、ほぼ通常運転になりました。強風でどうなることやらと思っていましたが
、乗り継ぎも悪く、2時間遅れだったけど、わりかし早めに帰れるだろう♪

宇都宮駅で改札を出て、宇都宮といったらここも餃子だけど、昨日お腹いっぱい食べられたから、
ここではこんな駅弁を買ってみました。ビ−ルも買って、
後はグリ−ン席に落ち着いて、車窓を眺めながら、駅弁タイム♪

朝7時30分に電車に乗ってから、自宅に帰ったのが夜の7時30分。
今日の移動は12時間、JR運賃が8880円ですが、青春18きっぷで6500円もお得になりました。
 

  3月19日(火)    歌舞伎座 ・ 東京国立博物館 中尊寺金色堂

 
6時10分発 自宅最寄り駅ー9:42着 新橋   10:10 歌舞伎座  
 前日ははるばる福島から帰ってきたのに、ひと晩寝て再び青春18きっぷで東京に向かいます。 

 東京行きは乗り換えが一回なので、スム−ズに行けます。3時間30分ほどで新橋に着きました。
歌舞伎座にはしばらく行ってなかったなぁ〜。新橋駅を出て、銀座方面に歩いて歌舞伎座へ〜。
 
11:00開演  歌舞伎座    三月大歌舞伎 午前の部
新しくなってからの歌舞伎座は初めてでした。
外観は今まで通りな感じですが、背後に背の高いビルが出来ていました
早めに着いたので、歌舞伎座の建物の中を散策。東京ならではのお土産もいっぱい見れたし、
後はお弁当を買って、歌舞伎座に入りました。
今回のお目当ては尾上菊之助、美しい佇まいにシビれます。やっぱ、いいわぁ〜(^。^)y-.。o○素敵♪
 
休憩時間には緞帳の紹介もありました。場外にはずらりとみやげもの屋さんが並び、
幕間の時間に買い物したくなっちゃうよ(何も買わなかったけど(^_-)-☆) 

 充実した時間を過ごし、もう一か所行きたい場所があります。
歌舞伎座の地下2階には、木挽町広場があり、そのフロアに地下鉄の駅が出来ていました。
 
 東京国立博物館 
 歌舞伎座の地下直結の東京メトロ日比谷線に乗る事15分。あっという間に上野に着きました。
でもメトロの駅から上野公園の東京国立博物館までは歩いて15分ほどかかったかな?
 
中尊寺金色堂展
天治元年(1124)を建立年ととらえ、中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催する特別展です。
堂内中央に設置された須弥壇に安置される国宝の仏像11体が一堂にそろいました。

2ヶ月ほど前、おときゅう旅の最終日に平泉の中尊寺金色堂に行ってきましたが、中央伽藍はすでに移動中でした。
ここで一体一体ガラスケ−スに収まった仏像11体を間近で拝めるなんて、こんな機会は二度とないでしょう。
 
 金色堂内には3つの須弥壇が設けられており、それぞれの内部に置かれた棺にいまも遺体が納められています。

中央壇内部の棺に眠っているとされるのは、奥州藤原氏初代 にして金色堂を建立した藤原清衡(きよひら)です。
東博では、この最も重要ともいえる中央壇に安置される国宝の仏像11体すべてを展示しています。

会場では、900年のあいだ祈りをささげられてきた黄金に輝く金色堂を8KCGの技術を用い原寸大で再現

 
阿弥陀三尊像(阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩) 、躍動感あふれる増長天・持国天、
六道からの救済を願う地蔵菩薩6体。  すべて国宝です。


午後4時ごろに展示室に入りましたが、閉館の5時近くになると、見物人も少なくなり、
荘厳な時間を過ごせました。
 
自宅最寄り駅ー東京往復はJR普通運賃が7480円。
青春18きっぷで、5070円、お得になりました・
 
 
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